リッピング用パソコンのマザーボードが不調気味でしたので、後釜候補のマザーボードに取り替えました。後で判明したのですが、不調の原因は他に有りました。
とりあえず前進してみます。
GA-C847N miniITX(17㎝×17㎝)の小さなマザーボードです。
省電力設計で、OSにWIN7、XPが使えます。
パラレルATAのハードディスクも使えるのが、最大の特徴です。
現用のマイクロATXとの比較すると、とても小さいですね。
オリジナルで動作テストとリッピングテスト
リッピングした音源を聴いてみたら酷い音です。
先ずはコンデンサを取り替えてみます。
要所にニッケミの導電性高分子アルミ固体電解コンデンサを使っていました。
これは初期のバージョンです。後のバージョンでは、お安いコンデンサに変身しています。
超低ESRのポリマータンタルコンデンサに交換しました。
基板の両面がプラス側で、多層基板の中にマイナス側が有り、スルーホールで
接続されています。
ビビりながら試行錯誤して、最良のコンデンサの取付方法を決めました。
プラス側の半田面を拡張して
コンデンサに新鮮な半田を盛って
半田付けしました
動作テスト
省電力タイプのマザーボードなので、リニア電源のトランジスタの温度が、20℃くらい下がりました
同様にトランスの温度も下がりました
作業段階ごとに、リッピングテストしてみました
4回目のハードディスクの基板をチューンアップした基板に交換した時点から
前のマザーボードの音を超えました。
この写真は、未チューンのオリジナルのハードディスクです。
更に効きそうな3か所のコンデンサを取替て、5回目のリッピング後に車で試聴。
何枚も有るベールの1枚を破ることに成功!
新発見! マザーボードのコンデンサチューンよりも、ハードディスクのコンデンサ&高精度クロックチューンの方が、はるかに効果的でした。
Posted at 2020/06/28 21:53:34 | |
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