改造USBメモリーに「通電してみんべ」式電源を導入中です。
ノウハウを記憶できないので記録に残します。
FETやトランジスタやコンデンサ等を取り替えた後に、3回も2SC1216が不良になりました。
対策として、クリップで熱を逃がしながら半田作業をすることにしました。
出力コンデンサに使っているPMLCAPの容量の大きさで、音と安定度(USBメモリーの認識)が大きく変わりました。
クロック用の3.3V定電圧よりもUSBメモリー用の5Vの定電圧の方が、シビアでした。
2個のUSBメモリーでPMLCAPの容量を違わせて比較試聴を繰り返していました。
・10µでは安定度OK 音が暗めで元気がない
・4.7µでは安定度OK キレキレの音に変身
・2.2µでは安定度が、PCとDEH970で不安定 音はキレキレだが筋肉質?
4.7µに決定です! 不安定になったら定電流FETの所の0.1μを増やそう。
クロック用定電圧は10µでもOKみたいです。(4.7µ+2.2µで使用中)
2個のUSBメモリーでPMLCAPの容量を違わせて比較試聴を繰り返していたところ
途中で2個のUSBメモリーの音が違うことに気付きました。
これでは比較試聴になりませんね。
なぜなのか? 結果は、使っていたコンデンサが違っていました。
初心に帰ってクロック基板のパスコンを聴き比べました。
ベストは幅が小さい6.3V47µでした。これだけがハイが抜けました。
10V47µがゆったりで、6.3V47µが少し良くなります。
6.3V22µにすると歪が出て音のレンジが狭い。
「同じ容量なら形状が大きくて、耐圧が高い方が高音質」と刷り込まれていましたが、もろくも崩れました。
最終的な音決めはUSBメモリーのコントローラ内で5Vから3.3Vに降圧され後に付いているコンデンサでした。
手持ちのコンデンサを投入した結果は、6.3v22µでした。
音のバランス的には、33µのポリーマータンタルが良さそうです。
クロックで良かった6.3v47µにすると低音が出過ぎでハイが繊細でした。
昔聴いたタンノイの音のイメージかな。
イメージで行くと6.3v22µは、元気だった時のJBLかも?
一番下の京セラタンタルの22µでは、USBメモリーの認識が出来ませんでした。
ポリマータンタル(超低ESR)とタンタル(低ESR)の違いなのかな?
これで2個とも同じ音になったはずですが、若干違いました。
定電流FETの電流選別まですれば同じ音になるかも?
Posted at 2021/02/24 20:04:53 | |
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