20221008 カートのメンテ

6月に開催されたつま恋でのスポーツカート耐久でシートステーが折れたりするトラブルがありましたが、リアシャフトにも歪みが出ていました
カートの駆動軸は1本のパイプになっていて、剛性と"しなり"でカートの動きが変わってきます
軽微な曲がり(歪み)なら走行するのに気にならないものの3つのベリアングで支えているので回転抵抗になってしまいます
放置しておくとベアリング自体もダメになってしまうので余計な出費が増えることに…

いつもお世話になっているメカさんが場所を提供してくれるというので片道100kmほど走って整備作業をしてきました

「基本的に作業は自分でやること」で現場(コース)で何かあった時に何もできず右往左往しないように経験積んでおけ、という趣旨

ひとまず問題のあるシャフトを外したいのでスプロケットハブとブレーキローターハブのボルトを緩めて片側からショックレスハンマーでぶっ叩けば抜ける…ハズがやはり歪みのせいで数cm動いたところでビクともしなくなった
スライドハンマーでもダメなので、ベアリングホルダーごとシャフトを外してからべリングを1個ずつハンマーで叩き落とすという感じ
ベアリングにはガタがなかったので洗浄して再利用です

リアシャフトは7月に注文してあったものの国内在庫無しのため本国から取り寄せ
3ヶ月経った現在でも入荷してないので、ひとまず中古のシャフトを入れました
ダイヤルゲージで測ると右約0.1mm/左0.05mmの振れが出ていたけど許容範囲でしょう
どのみち他にシャフトがないので新品が届くまで使うしかないのですが
シャフトの芯出しはメカさんが手本を見せてくれたけど「これは経験積むしかないからなぁ」と

ステアリングシャフトコラムブラケット(長い…)を通常の樹脂成形のものからアルミ(削りだし?)のベアリング内蔵のもの(通称：パワステくん)に交換
無負荷の状態ではほぼ変化ない感じでしたが、ターンインでフレームがしなった時に効果があるらしい

あとはフロントのアライメントにズレがないことをチェックして完了
できれば全バラしたかったところですが、リアシャフトの対応に手間取って時間がなくなってしまったのでした

大きな問題だったシャフトの交換はできたし、フリクションは下がったはずなので次の週末(10/15or16)に走行チェックしてみたいと思います

整備が終わった後でメカさん御用達の中古工具の店に行ってみました
マキタの純正バッテリーの良さげなのがないかと思ったものの今回は空振り
たまにほぼ新品状態のものが激安で出るもののタイミングによるから仕方がないですね
ちょっと大きめのゴムハンマー(550円)と作業手袋(110円)だけ買って帰りました