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2020年06月13日 イイね!

「リバーサイドホテル」とはどんなところか?

「リバーサイドホテル」とはどんなところか?

 「リバーサイドホテル」と言えば、我々からすると井上陽水でなく、ラブホテルでもなく、岡山市にあるカプセルホテルでもなく、初代ロードスターが創造された場所であるわけです。
今回は「リバーサイドホテル」の精神的な側面ではなく単に建築的な話で有り、私の安易にネットで調べただけの想像、妄想、憶測によるおとぎ話です。


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ロードスターのカタログにも「リバーサイドホテル」の記載がありますが、そこには川沿いのロフトと説明されています。

マツダ100周年のサイトにロードスター誕生秘話には「リバーサイドホテル」の内部の説明の記載があります


チームに与えられた事務所はデザインセンター階の倉庫の片隅。図面を描くのも苦労するほど薄暗く、まともな空調も効かない、コンクリート剥き出しの作業場であった。


また、貴島主査はgazooのインタビューでこのように言われています


当時、『リバーサイドホテル』と命名されたデザインセンターのパーキングスペースが専用オフィス。貴島さんは車両脱落防止のため設置されていたガードレールにもたれ掛かりながら、ドラフター(製図台)でサスペンションを中心とした図面を引いていた。


三樹書房刊 マツダ/ユーノスロードスター 日本製ライトウエイトスポーツカーの開発史では、平井主査は「リバーサイドホテル」を以下のように説明しています。

床はコンクリートの打ちっぱなし、壁面には車庫の証であるガードレールが付いたまま、おまけにクルマの出し入れのためのカー・リフトが付いたわがプロジェクト室は、・・

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Google mapで見るデザインセンターの屋上はまさに
①床はコンクリートの打ちっぱなし
②壁には転落防止用のガードレールが付いている
見学できない現在ではこの写真を見て想像するしかありません。

しかし、こんなところに製図台を置いて、プロジェクトメンバーでない社員が残業時間に手弁当で設計をしているなんて、なんと不遇な開発状況だったのでしょう。

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成功するかわからなかったロータリーエンジンの開発現場でさえこんな立派なプロジェクトルームが与えられ、47人ものメンバーが—与えられたわけですから、ロードスターの置かれた境遇というのがいかに不幸なものであったか予想されます。 (写真はネットから拝借。スミマセン)

まさに「窓際」というか、「川沿い」の仕事が、今ではマツダの精神となっているわけですから、我々オーナーにとっては痛快な話ですな!

注意!ロータリーエンジン搭載車や、そのオーナーを揶揄する内容ではありませんのであしからず。
Posted at 2020/06/21 13:46:13 | コメント(5) | トラックバック(0) | ロードスター論 | 日記

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