注意!!以下の文章は個人の感想であり、ロードスターオーナーの風上にも置けないケシカラン内容が含まれています。しかも、長文です。
平成最後の日に、「ロードスターと私」の歴史を振り返ってみます。
あらためて見ると30年って長いですよね。・・・とはいっても私のロードスター歴は20年ですが・・。
・平成元年2月
ロードスターデビューですが、正直言うと最初はあまり興味が無かったのです。オープンカーってRX-7カブリオレがあるのに、どうしてもう一台作るのかとか、意味がよくわからなかったのです。その頃の私は「マツダは混沌としているなあ・・」と思っていました。実際混沌としていたのですが・・。
・平成元年9月
このころはR32GT-Rの衝撃が強くて、ロードスターどころではなかったです。
しかし結構早い時期(9月初旬ごろ?)に若い女性が乗っているロードスターを見たのが初めてでした。「カッコい~!」と思いましたが、それは車がカッコいいのではなく、その女性がカッコいいと思ったのでした。まさに、「セクレタリーカーとしてのロードスター」を実感したのです。
・平成4年春
私の弟の友人がロードスター(黒のNA6CE Sスペシャル)を買ったので助手席に乗せてもらいました。これが初めてのロードスターでした。
オープンエアーの開放感を初めて味わいました。
・平成6年冬
私の友人が銀のNA6CEを購入したので運転させてもらいました。初めてロードスターを運転しましたが、その車は、運転席のシートのアンコが取り払ってあり、バスマットが敷いてありました。目線が下がるのは良いですが、明らかに下がりすぎでした。おまけに機械式LSDが入っていたため、ゴキゴキ言うしで、あまり印象が良くありませんでした。
・平成10年夏
就職した年の夏、中古車店の前にJリミテッドが売ってました。試乗させてもらったら、その開放感とサンバーストイエローの非日常感に、日常のクヨクヨしていることから解き放たれるような気がして、購入してしまいました。
そして、この車でいろんなところにドライブしました。日常通勤する道も、オープンにするだけで非日常になるのです。
そして冬にRCOJに入会しました。
購入当初ついていたヨコハマRADIAL221はすでに8年が経過していました。本当はスーパーラップを買うつもりでしたが、その頃はすでに生産中止していました。幸か不幸か、このころはまだ純正タイヤであるダンロップSP SPORTS D89は売られていました。どうせ買うなら純正タイヤを買おうという事で購入したのが今につながっております。
そして、RCOJ入会時の愛車のアピールポイントで、「全くのノーマルでタイヤも純正です」と書いたことが、10周年MTGで展示車に選ばれるきっかけにもなりました。
・平成11年秋
ロードスター10周年MTGの展示車に選ばれるという栄誉をいただきました。
平井主査や、貴島主査にもお会いすることが出来て、感謝の言葉を伝えた記憶があります。
天下のカーグラフィックにも掲載され(ほんの少しね)、本当に楽しかった思い出です。
・平成15年
このころは通勤に使用していました。それまでは休日専用でしたが、日常使用になるとオープンにしなくなっていました。NB NR-Aが出たころだったので、試乗しましたが、ボディー剛性の違いが体感でき、思わず買い替えそうになってしまいました。思えば、「中だるみ」の時代でした。
・平成16年
このころ、奥さんの車を購入したため、それまで奥さんが乗っていた車を私が通勤車として使用することにしました。Jリミテッドは実家に置いておきましたが、その時に父が勝手にNB布幌に交換してしまったのです!
・平成20年夏
ニッタさんのお掃除ブログに触発され、お掃除を開始、中間MTGに出席したくて、みんカラ始めました。
綺麗なロードスターに感動しました。
・平成21年冬
ダンロップSP SPORTS D89も8年を過ぎクラックの入ったタイヤでは走行にも不安があったため、新たなタイヤを探しましたが、満足のいくものが見つからず、マツダのお客様相談センターに問い合わせるという暴挙に出ました。しかし再生産するはずもなく、仕方なくエコタイヤを購入しました。
・平成22年秋
10周年MTGに続き20周年MTGの展示車に選ばれるという栄誉を再びいただきました。
お掃除アピールもしましたが、大変好評だったようで、雑誌掲載のきっかけにもなりました。
・平成23年
純正タイヤを購入できなかった悔しさから、オークションで純正タイヤを買い集めることになりました。購入しすぎて一時期私が純正タイヤの相場を左右していました。
・平成23年夏
ツルデフ購入してしまいました!平井主査の作ったものが欲しかったのです。しかも、パワステもついてない標準車が欲しかったのです。あのときはどうかしてました!
当時NA6CEの相場が20-30万円程度でしたが、50万円超で購入。ネットは騒然、一時2chのスターでした。
しばらくはシコシコとお掃除をしていました。ナンバーを取得できたのは平成25年でした。
・平成23年秋
トヨタ博物館に常設展示されていたユーノスロードスターのタイヤが納得いかなくて、私のコレクションの一部を寄贈させていただきました。
純正タイヤを履いたその姿は、シャキッとキリッとしていて大変よろしい!
・平成26年春
25周年でNDシャーシが展示されるとの事で、初めて軽井沢MTGに参加しました。その頃は純正タイヤよりも車台番号に興味が移っていましたが、思えばあの時に復刻純正タイヤの道が出来たような気がしていると妄想しています。
・平成30年冬
ついに、ついに夢にまで見た純正タイヤの復刻が実現しました。
10年越しの夢です。
この感動がいろんな人につながると良いなあと思っています。
・平成31年春
万難を排して行った甲斐がありました。
私はクラブレーサーというよりも車台番号マニアとして、おそらく最古に近いと思われるロードスターを見たのでした。
自分史なので面白いところが一つも無くて申し訳ないです。
令和元年は30周年MTGがあります。こちらも何として参加したいですね~。
注意!!例によって自慢ブログであり、嫉妬深い方は「ズルい!」と思ってしまう内容であるため、閲覧はご遠慮ください。
ロードスターにはヨコハマ製のテンパータイヤとブリジストン製(以下BS製)のテンパータイヤが存在します。今回はBS製のテンパータイヤの話です。
BS製テンパータイヤはトラコンパ2と、トラコンパ3の2種類存在します。
↑トラコンパ2は、平成元年式に搭載されていることを確認しています。
↑一方、トラコンパ3は平成2年以降の車両に搭載されています。
↑こちらはトラコンパ2のトレッドパターン。
↑こちらはトラコンパ3のトレッドパターン。
↑ちなみにこちらはヨコハマのトレッドパターンです。厳密にいうとヨコハマ製も2種類存在するのですが、NA6CEの間は1種類のため詳しく調べておりません(スミマセン・・)。
いろんな方にお聞きして、ご迷惑もかけながら、調べているのですが、現在のところ、トラコンパ2から3への変更点はどうやら89年11月から90年5月にあるようです。
でもね・・・まったくお友達でもない人から「テンパータイヤの製造年月日をおしえてくれ」とメッセージが来たら、怪しすぎて教えたくないですよね・・。
私はやってしまったのですよ。私を知らない人にも片っ端からメッセージを送ってみましたが、完全に怪しまれてしまいました。
何とか私の真意が伝わるように、このブログを改めて出してみたのでした。
さて、いったいどこが「自慢ブログ」だったのか?と思っているかもしれません。トラコンパ2は初期生産車にしか搭載されてないテンパータイヤです。実際ヨコハマ製テンパータイヤもあるため、その数はおそらく平成元年式の生産台数約1万台よりも少ない数です(実際私の元年式はヨコハマ製)。すでに30年以上経過していますから、オークションにもなかなか出てきません。・・・という事を踏まえて以下の画像をご覧ください。
羨ましいでしょ?
今回のブログを作成するにあたり、私の変な質問に丁寧に答えていただいた皆様に深くお礼を申し上げます。
昭和64年はわずか7日間しかなかったので、昭和64年硬貨は希少性があるとか・・・。
昭和64年車は存在するのか?を調べてみました。
皆さんご存知のように、1989年1月に生産されたMX-5は存在しないので、昭和64年式は存在しません・・・残念でした。
マツダのスポーツカーつながりということでFC3S(2代目サバンナRX-7)を調べてみました。
1月6日生産の車両が2台のみ存在しました。
いわゆる前期型のFC3Sでした。1989年1月下旬からは後期型FC3Sが生産開始されますから、本当に最後の前期型FC3Sだったのですね・・・。ちなみに、平成元年式の前期型FC3Sは10台しか存在していないので、こちらも大変貴重です。
<余談>
初期のFC3Sのカタログには試作車が写っているって知ってました?エアスクープと、ウォッシャーノズルの位置が違いますよね。離れているのが試作車で、近いのが生産車だそうです。
FC3Sオーナーには既知の情報でした。
そういう目で当時の雑誌や広告を見てみると面白いですよ!
注意!「半分、青い。」は脚本家北川悦吏子によるオリジナルストーリーであります。したがって以下に記す文章もフィクションであり、特定の団体や車両や人物を特定するものではありません。
「半分、青い。」で朝ドラデビューを果たしたユーノスロードスターですが、先日のオートモビルカウンシル2019で、撮影車両が判明しました。
この車両は1989年式で、30年来所有していたオーナーから寄贈を受けたものです。
寄贈後、この車両が撮影に使用されました。
バックが黒で、ボディーが黄色でしょ。コンデジではなかなか良い写真が撮れず難しかったです。
昭和の時代に広島で生まれたこのロードスターが、30年アメリカで過ごし、平成→令和と日本に帰国しているという事実が素晴らしいです。RS22 Miata MX5 Club Racerをじっくりと観察してみます。
この車は1989年2月のシカゴショーの時に展示された、市販予定のないカスタムカーです。
スタンダードモデルでは弱かったボリュームをアメリカ人好みに仕上げたロードスターと言ってよいでしょう。
この前後のフェンダーのボリュームがすごいです。
このデザインには能の若女をイメージできませんね。
リアフェンダーなんて、ある意味コブラ的なテイストがあると思いました。
下をのぞきこむと、ツルデフですね。マフラーはタイコがありません。直管マフラーです。
解説ではビルシュタインダンパーを装着しているとのことでしたが、いわゆるネジ式車高調でした。
内装はVODの補助メーター(油温&電圧計)がカッコいいです。シフトブーツも生産品とは違いますね。
ドアの内張りはドアノブの位置がまったく違います。このドアノブが使われているのはごく初期のプロトタイプだったので、RS22 Miata MX5 Club Racerはそれをベースにしたと推察されます。
寸足らずなウエザーストリップや・・・
ルーバーの切ってあるカウルトップなど生産車には見られない部品があります。
ちょうどジャッキポイントのあたりには、黄色の下にマリナーブルーの塗色が見えます。エンジンルームはクラシックレッドだったので、この車両は赤→青→黄のボディーカラーの変遷があります。てんとう虫のサンバみたいですね。また、Fフェンダーの端が直にボルト止めというところも驚きです。しかもねじ切れてるし・・。
ここで一つ謎をお知らせします(ピンボケ多謝)。
この車のタイヤの生産日は89年第8週(2/20-2/26)でした。1989年2月10日発表の事実と異なってしまいます。もしかしたらこのタイヤは99年第8週の生産品なのかもしれません。
もっとじっくり観察したいですね。
今年のロードスター展や30周年MTGには来るのでしょうか?
・・・しかし、純正タイヤ再生産といい、クラブレーサーに会いたかった件といい、いま私の願いはどんどん叶っています。某会長の「願えば叶う!」がどんどん実践されていますね!
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