![スニーカーヲタの目線で「AIR」を観た。 ネタバレ無し スニーカーヲタの目線で「AIR」を観た。 ネタバレ無し](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/047/572/184/47572184/p1m.jpg?ct=e9a780887be8)
amazonオリジナルの作品〝AIR〟
監督はベン・アフレック
俳優時代は作品に恵まれつつも、いっつも同じ顔(しかもデカい)と演技で伸び悩んでいましたね。
しかし監督をやるようになってから、
ゴーン・ベイビー・ゴーン
ザ・タウン
夜に生きる
アルゴ
などの素晴らしい作品を撮ってます。
自信もつき活躍の場を広げますが、演技は相変わらずですけど。
「演技に奥行きが無い、こういうスタイルの役者なんだ」と認識出来れば
変に出しゃばることもなく観やすい役者だと思います。
ジミーちゃんことマット・デイモンとも幼少期からの友だち。
そのジミーちゃん、今回は主演です。
だらしなく太った営業マン役ですけど、すごくリアリティあります。
ストーリーはNIKE黎明期
ランニングシューズはバカ売れしてるものの、バスケットシューズはまったく...
そんな時にマイケル・ジョーダンと契約をする話
80年代のヒットチャート
80年代の美術セット
80年代の文化
これらが溢れんばかり出てきます。
キャスティングも素晴らしかったです。
マイケル・ジョーダンの母は凄かったです。
ヲタの中では割と有名なNIKEの蘊蓄話もたくさん。
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JUMP MANのロゴの元
作品には出てこなかった日本でのNIKE蘊蓄話を
AIR MAX 95
ファッション業界では有名なモデルでしたが、
docomoのCMで広末涼子が履いたことで、一般に広く知られるようになりました。
スニーカー狩りが流行ったのもコレがきっかけ。
以前の居酒屋の座敷はみんな玄関に靴を脱いで上がるスタイルでしたが、スニーカー👟の盗難が相次いだことにより。
コンビニ袋を渡され、自分の席まで靴を持っていく方式が取られました。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/067/960/166/38be9e3cfe.jpg?ct=2b2bf3c67e63)
イエローグラデから神話は始まりました。
個人的にはブルーグラデ
とにかくアホほど売れたAIR MAX95
ここでNIKEジャパンは勘違いしちゃいました。
スタイリストたちに手紙を送りました。
文面は「NIKEはアスリートのための商品を作っています、以後ファッション雑誌のストリートコーディネートに使用される場合は貸出禁止とさせていただきますことをご了承願います。 かしこ」
街は渋谷カジの流行も落ち着きつつも、アメカジはそれなりに人気でした。
「借りれないなら他のブランドで借りればいいじゃん」と負けず嫌いなスタイリストたちは
様々なブランドからスニーカーを借ります。
5年後、売上が急落したNIKEはスタイリストたちに少しずつ貸出を解禁してきたのですが、
そこでノコノコと借りに行くスタイリストは皆無。
そこでNIKEは天王洲に倉庫型のプレスルームを作りました。
その辺のアウトレットモールサイズのプレスです。
当然、一般の方々は入れないのですが
そこでスタイリストは買い物カゴに借りたい商品を入れてレジに行き、レシートみたいな貸出伝票をもらいます。
撮影終了後に借りたモノは返却するのですが、
なんとNIKEは使用分はすべてプレゼントという作戦に変更。
当然なようにウワサを聞きつけたスタイリストたちは、まったく関係の無い仕事でもNIKEにリースに行くようになり。
無事平和が戻りました。
完全にしょーもない話にシフトしちゃいましたが、〝AIR〟とてもオススメです。
そして観終わった後にNIKEが欲しくなります。
ちなみに僕が好きなモデルはAIR MAX90
今回はこのチープでノー天気なカラーのゴアテックスモデルをポチっといきました✨
Posted at 2024/03/05 17:21:57 | |
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