タイトル画のソケットの四角い穴ですね。
これ8種類もあるんですよ。
小さいサイズから
①4分の1インチ(6.3ミリ)
②8分の3インチ(9.5ミリ)
③2分の1インチ(12.7ミリ)
④4分の3インチ(19ミリ)
⑤1インチ(25.4ミリ)
⑥1と2分の1インチ(38.1ミリ)
⑦2と2分の1インチ(63.5ミリ)
⑧3と2分の1インチ(88.9ミリ)
自動車整備を自分ではじめるときに個別に工具を揃えると割高なので、ツールセットを買う事が多いとおもいます。
これに入っているのが、8分の3インチだと思います。
自動車整備でよく使うのは①1/4②3/8③1/2ですので、ツールセットには真ん中の②3/8が丁度いいサイズとして入ってるんですね。
ソケットサイズでラチェットやスイベルなど、柄の部分の大きさが大凡決まります。柄の大きさで加える事ができる力も決まってきます。
②3/8だとソケットは合っていてもホイールボルトは緩みません。満身の力を込めたらできるかもしれませんが…
大きな力が必要なときは差し込み角を大きくして、柄も大きくします。③1/2の出番です。
難儀していたボルトが嘘のように簡単に緩みます。
異形の長い柄を使えば、もっと楽ができます。
大きな力が必要な箇所は多くないので、必要なサイズのソケットを単体で買い揃えることになります。
そしてふと気がつきます。
狭いエンジンルームや車内だと3/8は使いにくいんじゃ?
整備工場のスタッフが使ってるオモチャみたいなソケットはなんだ?
①1/4の守備範囲は4mmから14mmくらいのソケットです。これ軽整備のほぼ全てをカバーしちゃうんです。小さくて取り回しも楽、軽いので持ち運びも楽です。
ディープソケットなど特殊な場合を除いて、うちでは②3/8の出番がなくなりました。
①1/4バンザイです。
あくまで主観ですが、ガレージに増えすぎた工具の整理を考える場合のヒントになれば幸いです。
Posted at 2024/03/07 09:15:38 | |
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