よく”ラテン車”ということで
ひとくくりにされるイタリアと
フランス両国の車たち。
私もドイツ車からフランス車、
さらにはイタリア車と所有。
共通点としてはカラフルで
デザインが凝っている点。
じゃあ違いは・・・???
実際に所有し乗ってみると相当違うと感じています(ぉ
スポーツモデルと実用モデル、エントリーモデルと上級モデルだと当たり前ですが。
同じカテゴリーで比較しても足回り、エンジンの出力特性など明確に違うと思いました。
ざっと個人的な感想を列記すると・・・
【フランス車】
●扱いやすいがもっさりとした回転フィール
●足回りはしっとり柔らかいが非常に粘り、足腰が強い感じ。
【イタリア車】
●フランス車ほど扱いやすくはないが、気持ちよく回るエンジン。とにかく吹けが良い。
●足回りは中庸的な印象。フランス車ほど乗り心地は良くない。
フランス車のスポーツモデルを所有したことがないので比較できないのですが・・・
イタリア車のスポーツモデル(アバルトやアルファロメオの上位モデル(V6エンジン等))は
一気に吹け上がる気持ち良さが凄い。
加えてノーマルマフラーであっても快音を味わえ、踏まずにはいられないモデルが多い。
(どうりで新旧モデルともサーキット走行したり、走り仕様の個体が多いワケです)
実用大衆車のパンダですら弾けるようにエンジンが回り、遅いのに運転が楽しいです♪
逆に言うとのんびり流すにはイタリア車よりフランス車の方が向いていると感じます。
巡航すると楽で気持ち良いのはフランス車ですね。
そして・・・
何より一番の違いを感じたのはメンテナンスとパーツ。
フランス車に乗って国産車やドイツ車と比べるとちゃっちい、耐久性がないと思っていましたが・・・
イタリア車はフランス車の比ではなく脆いと感じました。
うちの4号機で息子が乗っているアバルトグランデプントのタイミングベルトカバーは熱でやられてボロボロでした。
2009年式なのにです。
一方で2003年式のプジョー206CCのタイミングベルトカバーは樹脂製ながら堅牢で、
おそらくエンジンの寿命と同じぐらい持ちそうな感じです。
タイミングベルト交換他、メンテナンスのインターバルもフランス車より短いです(最近はそうでもないようです)
ちなみに日英独仏伊の車を色々と乗ってきたお友達に言わせると、
「フランス車はボロくて壊れるけど原因は分かり易い。
でもイタリア車はいくら原因を探しても分からず仕舞いが多かった」と(汗
それって”工業製品”としては失格ですよね(苦笑
私の数少ないイタリア車歴であっても、もれなく積車のお世話になっていますしね(爆
フランス車はマフラーが折れた306カブぐらい?
あ、BXは初期の時にハイポンプベルトがお亡くなりになって車高が上がらなくなり、走れるけど積車のお世話になったっけ。
意外にBMWやMINIでも積車のお世話になっていますね(苦笑
フランス車、使い倒しても意外に優秀です☆
まぁ、ラテン車とひとくくりにして仲間と思う人も多いですけど・・・
イタリア車はフランス車と比べ、維持して乗っていくにはより覚悟が必要だと思いました。
その分、イタリア車の刺激や面白さは比較にならないと感じています。
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車 | 日記
Posted at
2023/06/22 23:17:52