• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

peteru10のブログ一覧

2023年11月18日 イイね!

軍艦島へ新婚旅行

コロナ禍の頃、結婚した我々夫婦。
当時会社からは新婚旅行は延期してくれとの指示を受け旅行は行けずじまいだった。ようやくコロナウイルスによる規制が解除されたので公休をもらい新婚旅行に行くことにした。

旅行の行き先なのだが私も嫁さんも廃墟マニアで九州は長崎県にある
廃墟マニアの聖地「軍艦島」(世界遺産)に行くことに満場一致で決定。
3泊4日の旅となる。車で移動するので途中、広島県呉にある大和ミュージアム、
原爆ドーム、色々な観光地にもよっていくことにした。
ラパンの各部点検、メンテナンスを行っておいた。
ハブの状態を確認しやすいようにホイールキャップは撤去

ラパンにはスペアタイヤが無く万が一パンクして動け無くなったときも考えてラパンとタイヤサイズが一緒のワゴンR用のスペアタイヤも購入した。
搭載するスペースが無いので助手席と後部座席の間に置いた。
今までも数回パンク経験があるし持っておいて損は無いだろう。

宿泊に関しては一人だったらいつも車中泊で済ましちゃうけど今回はちゃんとホテルの予約を取った。

撮影機材はかなり迷った。軍艦島クルーズのスケジュールを調べると30~40分程(自由時間は15分程)と短時間での上陸作戦となる。軍艦島現地でもたもたレンズ交換をする余裕は無い。
でも一生に一度の思い出に画質には拘りたい。

ペンタックス K-1に24-70mmレンズの広角~標準域
sony α6000に28-200mmレンズで標準~望遠域をカバー
同じくsony nex3nに19mm単焦点レンズで旅先の記録やスナップ撮影。あと嫁さん用カメラの軽いペンタックスQ10を持っていった。
他にも小型三脚と何本か広角や望遠レンズを持っていった。



夜に出発し、高速道路のPAで休憩を取りながら翌朝大和ミュージアムに到着しました。戦艦大和の巨大な模型(1/10スケール)が展示されています。

この大和の模型は映画「男たちのYAMATO」でも撮影に使用されました。

特攻兵器「回天」十型(試作型)
人間魚雷です。この魚雷を考案した技師もこの魚雷の試運転で若くして亡くなっています。

零式艦上戦闘機六二型
戦闘爆撃機と一部は特攻機として使われていました。
量産されたゼロ戦では最終のモデルとなります。


火星二一型エンジンのクランクピストン
この時代は直列エンジンのクランクシャフトを製造するのが難しく
放射状にピストンを配置した星型のエンジンが主流でした。
それでもこの展示されているエンジンを見ると
まともな工作機械や測定機器や材料が無かった時代によくここまで作れたなと思います。ベアリングを見ると職人がかなり苦労して作ったのが解ります。


大和ミュージアムの展望台から道路を挟んで対向側に海上自衛隊呉史料館があります。見えるのは海上自衛隊の潜水艦「あきしお」です。
1985年から2004年まで現役でした。

大和ミュージアムの係員から記念写真を撮影してもらいました。
そういえば沈黙の艦隊って映画化されるんですね。
海上自衛隊呉史料館「てつのくじら館」に入ってみることにしました。
日本で唯一、潜水艦の中を見学できる場所です!これは行かねばッ!!
ちなみに入館無料なのでこちらの地方に来たときは絶対に見学をお勧めします。

潜水艦あきしおの内部に入りました。当然ながら狭いです。
作戦司令室です。潜水艦の運用に必要なさまざまな機器が並びます。

館内にあった隊員用のベッド。実際に入って体験することができます。
狭いです。頭打ちます。当然プライバシーもありません。
でも私にはなんか快適に感じてしまった(汗)

潜水艦の水密扉。潜水艦映画Uボートとかで見たまさにそのままです。

航空機のような操縦席。係員の方が説明してくれました。
操縦も航空機と同じように操作します。ただ外の景色は見ることができないので
海図を元に操縦します。操縦桿真ん中の画面で船の姿勢や予測位置がどのようになっているのかを把握できるようになっています。

潜行に必要な空気や水を調整制御するバラスト制御盤


館内にあった潜望鏡。ニコン製
軍事関係の光学機器は戦艦大和の頃からニコン(日本光学工業)が多いですね。


これはあきしお内の潜望鏡。同じくニコン製

人生初の潜望鏡を覗いてみました。
結構望遠の距離もありはっきりと見えます。流石ニコン。

広島市内に到着しました。
まずは腹ごしらえだ。浪漫座という食堂でカキフライ定食を食べました。
美味いっ!!!しかもこちらの地方(三重県)よりも全体的にお値段も安いです。

焼き牡蠣も注文。広島といえばやっぱ牡蠣でしょう


原爆ドーム(広島県産業奨励館)に到着しました。
嫁さんが今回の旅行でどうしても行きたかった場所のひとつです。

破壊された建屋や曲がった鉄骨が原子爆弾の威力を物語ります。
爆心地から200メートル程の場所となります。


原爆資料館の方は修学旅行の学生が多すぎて入れませんでした。

夜の広島市に遊びに行きました。

旅行前に会社の同僚から絶対にお勧めなお店と教えてくれた
お好み焼き横丁というお好み焼き屋がいくつも入った店があり、
入ってみました。広島焼き+牡蠣の広島グルメのコンボです。
これまた美味いっ!!

夜の原爆ドームを見てホテルに戻ることにした。




広島を出るときにお土産にPAにあった広島電鉄651号のトミカの模型を購入。被爆して破壊されても修復されまだ2023年現在でも稼動し続ける路面電車です。日本は戦争や災害、困難な国だけど何度でも復活して頑張れる。


本州と九州をつなぐ橋、関門海峡に到着しました。

てっちんホイールが渋く感じてきた




子供の頃、何回か連れてきてもらったことがありますが、大人になってから見ても迫力あります。




嫁さんお勧めのなんたら??(名称不明)というアイスクリーム。
高速道路のPAやSAでしか売ってないらしいです。お値段も600円もしますが濃厚なクリームでメチャ美味いです。


展望台で見物していたら見覚えのあるでかい客船がやってきました。

豪華客船ダイヤモンドプリンセスです!!
私たちも狙って来たわけじゃないですが凄いタイミングだ。
でかいッ!!!!!デッキに乗客が居ます。
手を振ってみましたが私の視力では反応が見えない。
手持ちのスナップ撮影用のカメラも19ミリじゃ広角すぎてちょっと距離足りない

車に戻って望遠レンズもってこようかと思いましたが、意外と速度が速くてあっという間に通り過ぎてしまいました。良い航海を。


長崎のPAで夕食。
長崎ちゃんぽんです。野菜たっぷりで濃い目の味付けで疲れが取れます。

ホテルで一泊し翌日の朝、ついに軍艦島上陸の日を迎えました。
朝の長崎港を撮影します。



あまり荷物を持って行けないので軍艦島ではK-1とα6000のこの2台
に撮影を任せた。



乗り込むのは軍艦島クルーズの船「ブラックダイヤモンド号」です。
200人乗りの双胴船です。石炭のことをブラックダイヤモンドと呼びます。
なかなか良い船名だ。午前と午後のクルーズがあります。私たちは午前のクルーズを選びました。他にも軍艦島クルーズを行っている会社は数社ありサービス等は会社によって違うみたいです。
準備が整い出航!!

クルーズ船は途中、高島という島に立ち寄ります。
ここで軍艦島の模型や展示物を参考に説明を受けます。

この高島も炭鉱の島で廃墟となっている箇所がいくつかあります。
高島の廃墟も訪問してみたいですが立ち寄れる時間が無く忙しいです。

島には猫がたくさん居ました。


そして高島を出航してすぐ、軍艦島(端島)が見えてきました。

係員から軍艦島の周りを一周するのでできるだけ写真撮りまくってくださいとのこと。風は強くなかったのに船は結構揺れます。2階席でも水しぶきが
結構かかります。手すりにつかまっていないと姿勢を崩してしまいます。

ついに廃墟マニアの聖地、軍艦島をみることができて感激です。

島に近づいていきます。高層アパート郡がみえてきました。

この付近は上陸しても見学は不可能です。上陸ポイントは島の反対側なので船から写真を撮るしかできません。

逆光と距離もあり大気で霞んでしまいますがシャッターチャンスは今しかないので写真撮りまくりました。



凄い迫力だ。圧倒されます。

頂上の建物は当時の三菱社員の幹部の住居です。

窓ガラスとかは高波を受けて失われています。


その姿、まさに軍艦

桟橋付近に船が近づき、船長が上陸の可否を決定します。
波や風力や危険性によってどうするか判断します。
運よく上陸できる状態でした!
上陸できる確立はそれほど高くなく、我々の後、午後のクルーズでは上陸はできなかったみたいです。この桟橋も何年か前に高波で消失して作り直しているみたいです。



ついに来た・・・感激です。
この巨大な石の岸壁が本来の端島の姿です。
島は埋め立てられて拡張されています。






ガイドさんはすごく説明が上手かったです。洒落の利いた解り易い説明と誘導でプロを感じさせてくれました。

写真の階段から炭鉱の坑道へ下っていきます。
地下1000mの深さまであり、気温35度湿度95%と壮絶な環境の掘削現場です。

世界遺産と登録されているので自由に移動できる場所は限られています。自分の足で見ることができるのは桟橋から島の南部の僅かなポイントのみです。
この建物(30号棟)は日本最古のコンクリート建造物となります。
1916年(大正5年)に建てられています。
何気に凄い場所です。




写真のレンガの壁は特徴あってみんな撮影するけどガイドさん曰くただの倉庫の壁とのこと(笑)それより後ろの階段の入坑するエレベーターや山頂の三菱幹部の社宅の方が歴史的価値があるとのことです。


島の建造物の崩壊具合いはリアルタイムで監視されています。

















自由に撮影できる時間は15分程で夢中になって写真撮っていると
あっという間に時間が着てしまいました。
もっとこの場所に居たかったけど仕方ない。

さらば・・・軍艦島・・・・



帰り編
船は長崎港に戻ってきました。
行きは反対方向で見ることができなかった三菱重工長崎造船所があります。
海上自衛隊の護衛艦がメンテナンスを受けています。


緑色の大型クレーン、ジャイアント・カンチレバークレーンです。
これも世界遺産として登録されていて100年以上現役で稼動しているクレーンです。普段は非公開なのでこの姿を近くで見るのは船からしか見ることが出来ません。
そういえば中学生の頃、このクレーンの1/700スケールのプラモデル作ったことがあります。戦艦と並べると精密なジオラマになります。


船を降りてから暫く長崎市内を散策することにしました。

レトロな路面電車がかわいいです。


普段路面電車が走っていない地方に住んでいるので
長崎の公道は異文化感ありました。

特に夜間の路面電車と並走している右折レーンとか交通量が多い上に
道路のレーン中心に路面電車の駅があり対向車がうまく見えません。
地元民は路面電車のあるところでは極力右折を避けているようでした。


長崎港から暫く歩き「軍艦島デジタルミュージアム」に着きました
ここには軍艦島関係の展示物やお土産があります。
軍艦島の模型を購入しました。

なかなかリアルにできています。

グラバー園。修学旅行生でいっぱいでした。

近くの中華街でウニいくら丼を食べました。3000円したけど
美味いっ!!

帰りの関門海峡。
フェンスより三脚の高さが足りなかった・・・・

PAのフードコートでふぐのフライを食べました。
あさりの味噌汁もしっかりと出汁が出てておすすめ。

嫁さんが気にっていた博多にわかのグッズをお土産として購入。

広島のPAでは広島名物がんすを購入。
はんぺんを揚げたような食感です。


岡山のPAではデミカツ(とんかつにデミグラスソースをかけたもの)を食べました。意外と味もマッチしてます。

三泊4日の旅、もっとあちこちの観光地を訪れて見たかったのですが、今後の予定もあり早めに帰ってきました。軍艦島に行けたのも一生の思い出でした。次に訪問するときは更に崩壊が進んでいるかもしれません。またいつか遊びに行きます。
Posted at 2023/11/21 11:11:36 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2023年11月09日 イイね!

レーシングカート部

会社の別の部署の方から車でサーキットとか走られていたのですよね?
レーシングカート部に参加してみませんか?とのお誘いを受けた。
私も会社にカート部があったのは初めて知ったのであった(汗)

ヘルメットは昔、インプレッサでサーキット走っていたときのを持っているのですが、レーシングスーツは持っていなく大丈夫かな?と思いましたがカート部にあるものを貸出ししてくれるみたいで良かったです。
近くのレインボースポーツサーキットで走ってみることになりました。

部で所有しているレーシングカートは数台あり今回搭乗するのは写真の4サイクルエンジンを積んだモデルです。レンタルカートに近い仕様みたいです。
2サイクルエンジンのカートよりはパワーは劣りますがそれでも乗ると結構なスピード感があります。


自ら実際にサーキットを走るのは超久しぶりです。
コックピットに座り手に汗にぎる緊張感、エンジンの爆音、強烈な横G、
この感覚・・・・
たまらねえ!



東コースでベストタイムは42秒7でした。アベレージでは43秒台でした。
もっと煮詰められるところが多いのでまた走りたいです。

久しぶりにリアルモータースポーツの世界を楽しませてもらいました。
カート部の皆様ありがとうございました。
今年は休日のスケジュールがほとんど埋まっていてなかなか走りに行けないですが近々、部に参加したいです。(お小遣いの範囲で)
Posted at 2023/11/10 20:52:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「[整備] #ヴィヴィオ 216000㎞時エンジンオイル、オイルフィルター交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/325646/car/528852/7461916/note.aspx
何シテル?   08/17 22:08
車ヲタです。 遅いのでお先にどうぞ⇒ 当局は「いなべ福王ラリー」を応援しています。 http://www.staff-on.com/motorspor...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2023/11 >>

   1234
5678 91011
121314151617 18
19202122232425
2627282930  

リンク・クリップ

古時計 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/07/08 10:31:45
GW 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/05/19 18:48:20
ここ最近の動向 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/11/16 13:25:01

愛車一覧

スズキ アルトラパン スズキ アルトラパン
スズキアルトラパン(HE33S)Gグレード 2023年5月納車 AT限定免許の嫁さんが乗 ...
スバル ヴィヴィオ スバル ヴィヴィオ
RX-R前輪駆動 A型。通勤型です。軽ラリーカーです。 SC付きで軽としてはトルクが厚く ...
ホンダ スーパーカブ50 ホンダ スーパーカブ50
スーパーカブスタンダードです。世界最強のバイクです。 50CC キャブレター、3速リター ...
その他 その他 その他 その他
TREK4300 MTBです。 走破性、耐久性、軽さを兼ね備えたMTBです。 24段変 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation