デビュー40周年を迎え
RCA時代のアルバム作品が、
順次リリースされる事になっている
竹内まりやさん
11月21日に1stアルバム『BEGINNING』に続き・・・
本日、12月26日発売となったのが
1979年5月にリリースされた
2ndアルバム『UNIVERSITY STREET』
会社帰りに早速購入して、帰宅いたしました♪
1stアルバム『BEGINNING』が、様々なタイプの曲を盛り込み
方向性を探ったアルバムに対し
2ndアルバム『UNIVERSITY STREET』では、当時学生でもあった
まりやさんの等身大のキャンパス・ライフを題材にした
コンセプト・アルバムとして仕上がっており、学生時代のどこか
キラキラしたラヴソングは、聴者が憧れるような都会の女子大生像を
1970年代中盤~80年代の風景と共に思想する事が出来ます。
アルバム内容は、まりやさんの作詞が3曲、作曲が2曲
他の楽曲を大貫妙子さん・加藤和彦さん・杉真理さん・林哲司さん
そして・・・山下達郎さんといった布陣で手堅く仕上げられており
2ndシングル「ドリーム・オブ・ユー~レモンライムの青い風~」の
スマッシュヒットというタイミングでのリリースを考えると
当時のまりやさんに対しての評価が、ニューミュージック界のアイドルとしての
存在から、一流の作家陣の後押しで、本来の目的であったアーティストへの
方向性を示す準備期間のアルバムと言えるのかも知れません。
後に・・・まりやさんは・・・
河合奈保子さんへの楽曲を提供を含め
公私ともに関係が続いて行きますが
『UNIVERSITY STREET』収録の「涙のワンサイデッド・ラヴ」に用いられている
三連バラードは、奈保子さんの代表曲「けんかをやめて」との共通性が感じられますし
1983年1月にルリースとなった、アルバム「あるばむ」では
この年二十歳を迎える奈保子さんへ、10代のアイドルからの脱却を促し
奈保子さんにとって分岐点となる、大人の女性を意識させる楽曲を提供しています。
この事に関して、後年ルリースされた奈保子さんのCDBOX
「JEWELBOX」のブックレットにおいて
「奈保子ちゃんの年齢に合った詞の世界を探しながら・・・」と・・・
まりあさんが、記されておりますので、『UNIVERSITY STREET』で
音楽の方向性が定まったまりあさんが、奈保子さんへ、
楽曲を提供した際に学園・学校生活をストーリーにした事からも
音楽に対して、積極的に臨む姿勢と
誠意・愛情が並々ならぬものが感じられる
奈保子さんに対して、多分、まりやさんは『UNIVERSITY STREET』の
制作当時の自分と重ね合わせ、今後歩む指針を示しているようにも感じられます。
まりやさんは、奈保子さんの高い音楽性に早くから注目されていたのでしょう。
『UNIVERSITY STREET』
01. オン・ザ・ユニヴァーシティ・ストリート
02. 涙のワンサイデッド・ラヴ
03. 想い出のサマーデイズ
04. イズント・イット・オールウェイズ・ラブ
05. ホールド・オン
06. J-Boy
07. ブルー・ホライズン
08. ドリーム・オブ・ユー~レモンライムの青い風~
09. かえらぬ面影
10. グッドバイ・ユニヴァ-シティ
[ボーナス・トラック]
11:J-Boy(LIVE Ver.)
※1981年8月25日 中野サンプラザ MARIYA POPPING TOUR音源
12:想い出のサマーデイズ(LIVE Ver.)
※1981年8月25日 中野サンプラザ MARIYA POPPING TOUR音源
13:ブルー・ホライズン(LIVE Ver.)
※1981年12月22日 厚生年金ホール SO LONG LIVE音源
14:ドリーム・オブ・ユー~レモンライムの青い風~(シングルVer.)
という事で・・・今宵の奈保子さん動画は・・・
「不思議なピーチパイ」
「けんかをやめて」
「Invitation」
そして・・・文中でご紹介した竹内まりやさんの・・・
「涙のワンサイデッド・ラヴ」を・・・
#NAOKOfanmeeting
Posted at 2018/12/26 23:29:42 | |
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河合奈保子さん | 音楽/映画/テレビ