2月も何だかんだと過ぎて
後半戦に突入しております。
三歩進んで二歩下がる気候が続き
日々春に向かって進んでますねっ♪
さて・・・久しぶりのブログ更新は
古の飛行機キット、グンゼ レベルの
メッサーシュミット Me262A-1aであります。
実機については有名な機体なので私如きが説明する事もありませんが
簡単に・・・
メッサーシュミット Me262は、第2次世界大戦末期、ドイツ空軍が投入した
航空機の歴史上、初の実用ジェット戦闘機、アメリカのライト兄弟が
実用的な航空機「ライトフライヤー号」を1903(明治36)年12月17日に
飛行させてから約40年でジェットエンジン推進の航空機を開発するという
目覚ましい進化を遂げた航空機で・・・
戦後は連合軍各国が同機を接収し、
朝鮮戦争において活躍する第1世代ジェット戦闘機
F-86「セイバー」やMiG-15などに大きな影響を及ぼすことになります。
と言う事で・・・キットの話に戻りましょう
今回作るきっかけとなったのが・・・
スケールアヴィエーション2021年11月号で取り上げられた
こちらの作例・・・・
筆塗で再現したテスト段階のMe262、迷彩塗装が多いだけに
やたらとカッコよく見えたので、挑戦してみる事にしました。
作例では、タミヤの1/48スケールが使用されていましたが、手近に無かったので
部屋にあった往年のグンゼレベルの「ファイターシリーズ」1/72
箱なし・説明書無し・デカール無しのジャンクキットをチョイスしました。
レベルから発売されていた「ファイターシリーズ」は1966年の発売で
当時提携していたグンゼからも数多くの機種が発売されており
当時の定価は100円、お気軽にプラモデルを楽しむには十分な内容で
子供が作ってもバツグンに出来が良くこのシリーズに触れてた事で
その後“モデラー”と呼ばれる人たちを育てたという偉大な功績があるシリーズです。
まともな、メッサーシュミット Me262のスケールキットがあまり無く
手ごろな価格から私も何度か作った事があるキットなので、
組むには支障はありません。
ちなみに箱絵はこんな感じ・・・
子供でなくても史上初の実戦配備されたジェット戦闘機を怪しげな雰囲気に
見事描きあげられたワクワクさせる感じが伝わるパッケージです(^^♪
パネルラインの大げさなリベット表現は、今の方には好まれないようですが、
レベルを代表する表現方法なので、そのまま残します。
ただ・・・キットの見栄えを良くするため機関銃の銃口への穴あけや、
脚の収納庫はプラバンで塞ぐなどの多少の加工は行いました。
Me262はm3脚式・・・
そのまま組むとヘビーウェイトになるので・・・
主翼と胴体を固定する前に重りの調整を行います
アンテナ・ピトー管は、レベルのキットでは付いていいないので
適当に自作、摺合せしながら組んでいけば完成です。
今回塗装は、筆塗のみ、ベースにフラットブラックを薄く塗り
銀色は部調整しながら塗分けてみました。
デカールは、在庫のあまりを大きさだけ注意しながら
なんとかごまかして選んでいます。
こうして見るとレベルから発売されていた「ファイターシリーズ」が
しっかりした設計と金型だった事が解ります。
素人作りなので、当然作例には遠く及びませんが
個人的には案外、色を筆で適当に塗ったのですが
案外イイ感じ(^^♪に完成したかなと思っています。
ところで・・・今年に入り幼少期から触れて来た方々の訃報が
今年も相次いでいます・・・😢
丁度、この模型を作っている時に入ってきたニュースが・・・
「銀河鉄道999」などのSF作品で知られ、国民的アニメ「宇宙戦艦ヤマト」の
制作にも深く関わった漫画家の松本零士さんの訃報・・・・
急性心不全のため13日東京都内の病院で死去されました。享年85歳
謹んでご冥福をお祈りいたします(合掌)
松本零士さんの作品には、幼少期から数多く触れてきましたが
代表作品の一つ、第二次世界大戦をベースにした短編漫画集
「戦場まんがシリーズ」では
第三巻収録「ベルリンの黒騎士」と
第六巻「双発の騎士」で、メッサーシュミット Me262が登場します。
戦争の無常感や侘びしさを描いた「戦場まんがシリーズ」は
現在改めて若い方にも触れて頂きたい作品です。
Posted at 2023/02/21 17:27:13 | |
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