以前から行きたかった内部観覧の予約が運良く取れたので、年休を使って「万博記念公園」に出掛けました。
さて、2025年の万国博覧会の大阪開催が決まりましたね。まずはおめでとうございます。^_^
万博会場 (万博記念公園)を訪れるのは48年ぶりになります。当時私は、小学一年生でした。
当時のメイン会場は「自然文化園」と呼ばれる公園になっています。
「太陽の塔」には顔が4つあります。
未来を象徴する「金色顔」
現在を象徴する「太陽の顔」
過去を象徴する「過去の顔」
そして今回訪れる塔の地下にある「地底の太陽」‥
当時の写真を確認すると、「太陽の塔」が「巨大な彫刻」ではないことがわかります。
大阪万博のテーマ「人類の進歩と調和」を表現する「パビリオン」だったのですね。
「太陽の塔」の右は「青春の塔」、左は「母の塔」、こちらも岡本太郎氏の作品。
「太陽の塔」が突き出ていた「大屋根」は、「お祭り広場」にその一部が残されていました。
「大屋根」は屋根だけではなく、近未来の展示スペースがありました。
内部は写真撮影禁止になります。
先程の「地底の太陽」の展示スペースを抜けると、生物進化のプロセスを表現した「生命の樹」があります。バクテリアからクロマニヨン人まで33種の生き物が展示されています。
「パンフレット」より‥
当時はエスカレーターで上がりましたが、現在は階段になります。
「太陽の塔」の右腕は「大屋根」に移動する通路でした。「大屋根」からは「母の塔」にエスカレーターで降ります。
生命は「母から生まれる」‥と言う流れになっていたのでしょうか?
「太陽の塔」の内部は、視覚的な展示物ばかりではなく、壁一面に貼り巡らされた「反響板」による音響演出がされています。
岡本太郎氏が「太陽の塔」の原案創作から完成まで僅か2年半(工事着工から完成までは1年4ヶ月)と非常に短い期間でしたが、50年近く経っても全く色褪せることのない「太陽の塔」は、岡本太郎氏が考えていた「人類の過去、現在、未来が一体となって輪廻している‥」ことの代弁者かもしれません。
次回は「EXPO’70パビリオン」の展示物の紹介です。
↓「イサム・ノグチ」の逆さに噴き出す噴水も残っていました。
Posted at 2018/11/28 23:43:23 | |
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