サントロペでSL63AMG、シュツットガルトでG63AMGやE300 BlueTEC hybrid GLKの試乗をしたあと、シチリアのパレルモ近郊でBMW6グランクーペに乗りました。
で、このふたつのブランドの異なるフィロソフィをリアルに感じたことを報告します。
それは、車線から逸脱したことをドライバーに知らせるレーンキープシステム。
メルセデスはトラクションコントロールを介入させクルマが逸脱を防ぐのに対し、BMWは「ワーニング」という名前のとおり逸脱したことをステアリングをふるわせてドライバーに知らせますが軌道修正はしません。
これはまさにそれぞれの考え方の違いを表していると思います。みなさんはどう感じますか?「らしい」ですよね。メルセデスは安全を第一に考えていますし、BMWはあくまでもドライバーがクルマをコントロールすることを優先しています。そういえば、「CAR EX」の編集部時代そんな2つのブランドの考え方の違いをよく誌面で展開してました。ひとつひとつのシステムを検証していくとその違いがよくわかるんですよね。
選ぶのは乗る人の好み次第ってところでしょうか。
Posted at 2012/05/12 16:55:21 | |
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