話は昨年あたりの深夜にぽーっとアニメを見ていたところから始まる。
少女漫画臭い絵柄ながら、笑いのセンスが図抜けている。
これは!絶対原作があるはずだと。
タイトルは「海月姫」。
早速、全巻揃えました。ゲラゲラ!!。最新刊まで読むと、この人の全作品を読みたくなりオクで落札しまくりましたよ。俺は男だ!というか50目前のおっさんなんだけど、少女漫画は小学生のころから仲間の影響で名作?のみ読んでいた。だから抵抗はない。
傑作だったのは、ごっちゃん。それからラストが綺麗にまとまった「ひまわり」。
問題はひまわりの第7巻にあった。「チキン南蛮」なんだそれ?と関東もんの俺は思ったが、妻が強烈に食べたくなったもよう。
ある日、船橋駅近くのやっすいラーメン屋に入るとチキン南蛮もあった。
注文すると唐揚げにタルタルソースがかかっている。
特に美味しくはないので、これは違うな。とますます本物が食べたくなりました。
そこで7巻に記載されているレシピどおりにやってみる計画が浮上した。
ただし、タレだけは現地のものを是が非でも入手しようと。
昔高松の全日空ホテルに滞在していたとき1階のレストランで食べたうどんが驚異的にうまいのでシェフを呼んで、聞いたらなんのことはないホテルの売店でも売っているカトキチの冷凍うどんだった。
4箱も買って当時住んでた江東区に送った。
それを食べ尽くしたころ、地元江東区の活き活き生鮮市場で同じものを発見。
大喜びで作ってみると、まるで味が違う!ただの関東のうどんなのだ。
加ト吉本社に迷惑ながら問い合わせると、驚愕の事実。似て非なる物であった。
四国のとは別物だったのだ。
その記憶から、どんなに本物を作ろうとしても現地の秘伝がなければダメなのだという料理におけるルールを知っているのだ。
下町育ちの俺は、もんじゃなんかガキのころの日常食だった。
さいきん馬鹿みたいにおしゃれなもんじゃ屋が流行っているから入ってみたのよ。
なんだこれ?オヤジを呼ぶと「美味しいでしょ!うちのもんじゃ」とか言い出すのよ。
こんなの美味しくもないし似てるけどまるで別の食べもんじゃ~!と昔読んだヤングジャンプの「オタフクじゃな~!」で大暴れした人みたいに暴れようと思ったがやめました。
それから月島とか美味しいと人気のあるもんじゃ屋に行ってみたが全て違う!
みなさんは本当のもんじゃを味わうことができないのです。
つまりそういう事なんですよ。
チキン南蛮も肝心の何かを入手しなければ宮崎県民に申し訳ないのですよ。
そこで、調べてあちこちでかの国の人に質問して3本のタレに行き着いたとです。
量とか送料など都合の良さで注文したのがこれ。
宮崎 南国堂さんで注文しました。宣伝するつもりは更々ないけど凄い親切な店で4回もメールをくれたよ。 それから かに風味さん、ありがとうね!
さて本番は明日。妻がタルタルソースをどこまで上手に作ってくれるのか楽しみだなぁ。
ビール買っておかなきゃね!
Posted at 2012/05/31 23:40:06 | |
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