昔から思うんですが、自分のわからない分野に傾倒している人であっても、その存在を認めなければいけないと。
そして、なんでも会話に参加するのではなく、分からないことには下手なことは言ってはいけないこと。
ビッグサイトを見下ろせる15階で夜間にとある電力会社の不始末のデーター打込みをしていた時。
休憩時間、といっても深夜1時。何げにビッグサイトを見下ろすともの凄い群衆。
なんでもアニメの同人誌だかの集いらしい。
それを見ていた他の奴らが「ああいうのだけは理解できないよね」「2次元てやつ?惨めだよね」「キャハハ!ちょーキモいんですけど死んでクレってかんじ」とかほざいてるんですよ。
いやいや、こんな深夜にバカ会社の不始末のデーター打ち込みを朝までやってる俺たちよりも趣味で場所取りをしている彼らの方が遥かに、上なんじゃねーの?リア充ってやつ。
いやいや、あんたの巨体とどう見ても30後半のツインテールの方が不愉快極まりないんだけどなーと眺めておりました。
アニメとか特撮とか学生時代から好きでしたから、それは今だに見ますよ。ただ、深いのとか軽すぎるのとかは見れない。絵がマニアック過ぎるのも顔をしかめてしまう。
昔、再開発前の秋葉原のとあるビル(ソフマップ)へLDを女性と買いに行った。
狭いエレベーターの中、所謂オタク達と満員で乗ったとき女性は青ざめてる。「すごい怖い。」と。
ジブリとかピクサーを超えた向こう側の方たちとは正直、私もきついです。
だが、認めなければいけない。宗教と違い、誰に迷惑をかける文化でない限り。
前の会社に50すぎの皆にあいつには気をつけな、と言われている爺さんがいてなんでも張り合ってきました。私のカングーに対して「これ幾らしたの。」
子供の頃から、自分が入手したものについて、いきなり値段を聞いてくる奴は大嫌いでした。
「さもしい親に育てられたんだね。」とその場で諭してきたり。
「乗り出しで230くらい。」「うへ!なんでこんなの買ったの??」
・・・なんでしょうか、男社会で生きてくれば、ある一線を超えた言葉を発せれば、殴られちゃうとかわからない位置で生きて来たのかなこの爺さんはー?とか思いながら大人ですから流すことにしました。
大山先生の言うところの円の力ですね。極真なんてやったことないけども。
昔、イタ車のオープンを会社に乗っていった時も、わざわざ下に潜り込んで「錆びてるよ!ダメだよ変なの買ったら!」と指摘してくれた人がいた。その時は、逆にこいつイイやつと思い込みましたね。
皆と同じは嫌だけど皆と同じでいたい。特別なことをしている奴は気に入らない。
そんなひねくれ者は、かなりの確率で存在する。
外車なんか乗ってる皆さんも、大なり小なり体験してそうですね。
敵意のある発言を受けたときは、倍達先生ですら敗北した円の動きを心の中で。
極真なんか知らなくても。
Posted at 2012/12/21 00:14:29 | |
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カングー | 日記