でいとなこぶらのブログ一覧

Shelby COBRA 289 FIA/USRRC、 4,173～4,609mileでフロントショックアブソーバのオーバーホール、フロントスタビライザーに横ずれ防止カラー追加、エアクリーナー交換、エアクリーナーカバーボルト交換、ミッションオイル交換、ミッションオイル添加剤注入、バッテリー交換しました。

発端は７月２日、ドライブに出掛けようとして近所の暖気ポイントへ移動中に気付いた違和感（振動）でした。
な～んか足回りがおかしい。
ドライブを止めてすぐに帰宅し下回りを確認すると、少～し右フロントショックアブソーバーから油が漏れています。
８年前、左フロントが同じように漏れた時にオーバーホールしましたが、今度は右側ですか。
でも振動を感じさせるほどには抜けていないようにも思えます。



腑に落ちず、改めて慎重に足回りの様子を窺いながらテストドライブをしますが、振動とガチャガチャ音は小さくなっていき･･･とうとう消えてしまいました。(^^;
前回ショックアブソーバーのオーバーホールを依頼したAdvance Autoの山本社長に相談しようと思っていたのですが、症状が消えてしまってから原因を探すのは難儀です。(^^;;;
どうせPenskeのショックは漏れ出すと早いので、一先ず再度オーバーホールをお願いすることにしました。



オーバーホールに出す為にショックアブソーバーを外そうとジャックアップした時です。
コブラ先生のＫさんが左右のスタビリンクに違いを見つけました。
左はすんなり外れたショックが、右側はなぜかスタビリンクが邪魔でスパナが入らないのです。
あれ？



なんとスタビライザーが左寄りにズレていて、スタビリンクが斜めに傾いていました。
何とな～く思い当たる節があります。(^^;;;;;;;;
走り終えてガレージに入れる際に後進で段差ステップを斜めに進入し、少しフロントタイヤをこじったような記憶がありました･･･。
恐らくその際に右後側からスタビを押してしまい、スタビ全体が左へズレたのでしょう。



スタビライザーを元の位置に戻してマーキングし、ショックをオーバーホールしている間にカラーを作ってスタビがズレないように固定する対策をしました。



無事にショックも帰ってきて組み付け完了。
スタビリンクほか、アームリンクなど摺動部には潤滑剤としてテフロン系のスプレー剤を塗布しておきました。



さて、完治したかどうか？再びテストドライブをすると･･･足回りは若干堅さが残るものの一応違和感はありません。
しかし･･･今度はミッションのトラブルが再発しました。
前回クラッチフルードを交換した際に治ったはずの、全開時４→5速のシフトアップが入らない病です。
これ褒められたスピードではないのでなかなかテストも出来ないのですが、普通のシフトアップでは何の問題も無く入る５速が、全開の時だけシフトノブが前に行かなくなるのです。



幸い家にはペール缶で買ったACDelcoのTypeⅢ(H)AT Fluid GETがタップリと在庫しています。
あ、私のコブラはTREMEC MAGNUM 6MTというミッションが載っていて、このミッションはマニュアルなのにATフルードが標準指定オイルなのです。
ギアオイルとしては柔らかすぎるのではないか？と、心配になりますが、指定オイルだから信頼するしか有りません。(^^;



何度も交換しているので今回もサクッと交換。
抜いたオイルは綺麗な物で、僅かにメタリックな粉を感じるかな？と言う感じですが、まだ新品から7,000km程度のミッションですから違和感はありません。
廃油を裏側から光で照らしてゴミを探りますが皆無。



ミッションオイル交換後、再度テストするものの･･･やはり改善しませんでした。
色々調査しようと、ミッションケースの５速ギア付近に温度計シールを貼ってみたり、



再度交換するオイルに添加剤を加えてみたりしました。



マニュアルギアなのにATフルードを使うオイルにどんな添加剤が使えるのだろう？と、色々調査して見つけたのがこのミッションオイル添加剤「XADO REVITALIZANT EX120」。
ユーザー評価も良かったのですが何とウクライナ製です。
これでロシア製の戦車も治ったとか言う話･･･は聞きませんが、他に良さそうな添加剤が見つからなかったので入れてみました。



何度かテストを繰り返し、500kmほど走り込んだでしょうか？ある時、突然全回時に５速へスルッと入るように治りました。(^^;不思議な物です･･･。
そんなテストドライブの間にも他のトラブルが出てきました。www
真夏のドライブを終えて給油しようとガソリンスタンドへ寄ったときのこと。
エンジン始動のセルモーターが･･･あと数分の一回転回り切らずにピストンを押し上げることが出来ず、点火出来なくなったのです。



色々原因は考えられましたが、結果的にバッテリー交換で直りました。
新車から10年使ったドライバッテリーですが、公称使用期限通りの性能でした。(^^;
同メーカーは既に他社へ変わったようで同じ型番では有りませんでしたが同サイズの物に交換できました。



７月～１０月に掛けてのメンテナンスも終わりが近づきました。
最後に１０年交換しなかったエアフィルターの交換です。
金たわしのようなエレメントのフィルターから、近代的な紙フィルターのK＆N製フィルターへ交換しました。
しかしフィルターの面積･･･というか厚みが増したので、キャブレターに付いているスタッドボルトの長さが数ｍｍ足りなくなってしまい、走行時の振動でネジが外れてフィルターカバーが暴れ出すように･･･。



本日10月22日、取り寄せていたスタッドボルトが届き、長さも調整して交換し、無事にメンテナンスを終えることが出来ました。＼(^^)／

LANDROVER Discovery 4
総走行距離88,888kmに達しました。(*^^*)