てつ師匠のブログ一覧

バラバラにしたところで
まずはフレームから…



ギトギトの油を落として…






浮き錆を磨く


足付けと脱脂を兼ねて洗う




サビキラーで下処理


ズークを色々調べてみると
フレームが折れるという事例があるらしい
華奢なフレームがライダーの重量で
折れるのかと思いきや
ガゼットの上側からクラックが入るという
加速時のトルクに負けてガゼットが
への字に折れるように割れてくるようだ


ということでそこら辺にあった単管パイプを…


フレームに沿うようにカット


ガゼット部まで掛かるようにして…


溶接


さらに錆止めをして…


塗装
フレームは本来グレーだが余ってたシルバーで
カウルを被せてしまえばここは見えなくなるので(笑)


続いてマフラー


錆びてはいるが穴は開いてなさそうなので
砂遊び…


錆を落としたら…


穴が開いちゃった…


溶接してみたものの腐って薄くなってるので
余計な所に穴が開いたりして上手くいかない…
とりあえず塞いではみたものの
水を入れてみると滲んでくるので…


マフラーパテで盛ってみる


排圧でパテが飛ばなきゃいいのだが…

続く。

あいにくの雨ですが…
行ってきました日本平



例によって機材車で…(笑)


霧に煙る日本平に10＋2台が集結


本日の参加車














日本平初参加が4台

若いのにいきなりSVXという猛者が登場






しばらく見ないうちにずいぶんワルそな顔つきに…


本人曰くヤカラ仕様だって…(笑)


天気が悪くて帰りが混みそうな予感がしたので
さわやかはパスしようかと思ったのだが
開店一巡目に入れるというので
食欲に負ける…


それでもいつもより1時間は早く出発


しかし案の定ちょっと混む


明るいうちには帰ってこれたけど
大量に譲り受けた品々の整理はまた後日…。

しばらく乗らなかったら
不動になったというチョイノリ
途中までバラしたところで諦めたようだ…





あー、お約束ですねぇ～




悉く詰まっているので…


キャブクリーナーに漬け込み


全ての穴を開通させて…


エンジン始動


夕方から始めたから日が暮れちまった…(笑)

バラしてます



サビサビのタンク
一応液体の入っている音がする


開けてみるともっとヒドイ


負圧コックは錆で詰まって使い物にならない


錆で全く透明度がなくなった
ガソリンであったと思われる液体


オイルタンクもギトギト
しかしオイルはちゃんと入っていたので
割れや漏れはなさそう


駆動系もバラしてみると…


プーリーもサビサビ…
錆取りして使えるのか？


エンジンとハーネスを摘出


フレームは錆びてはいるが
致命的な腐りは無い


とりあえずは全バラ完了


サビサビだった駆動系
クラッチまわりもバラしてみたら
センタースプリングが折れてる…


クラッチシューの溝が残っているので
走行距離は少ないと思われるが…


この錆はいかんともし難い


一応錆取りしてみたが
腐食でベルトの接触面がなかり荒れてる…
このまま使ってもベルトがもたなそうなので
駆動系は交換しないとダメかも？
(もちろん部品は出ない)

とあるベトナム料理屋の前に
数台の原付が何故か並べてあった
カブを探している仲間と見に行ってみたら…




ついうっかり衝動買い(笑)


持って帰って点検してみると
レベルゲージにオイルが着かない…


抜いてみるとほとんど出てこない


100cc出てきたかどうか…？


キャブもギトギト


コネクティングチューブもぱっくり…


カブ90用の手持ちがあったので交換


オイルを入れて…


エンジンを掛けてみると
間違ってホンダエクスプレスを
買ってきたかと見紛う程の白煙…
距離4万にしてもこんなに煙吐くかなぁ？


暖まっても消えない
こりゃオイル食ってるな…


3～40km走ってくると
もうオイルが無い


シリンダーの刻印の字体に違和感を覚えたので…


ウチのカブから降ろした
純正エンジンと比べて見ると…


やっぱり違う
社外シリンダー？
もしやボアアップ？


どっちにしろオイル上がりっぽいので開けてみる
ピストンリング固着かな？


開けてみると汚れはそれなり
ノーマルボアのようなので
社外補修用のシリンダーか


シリンダーを外して見るとピストンがガリガリ…
白煙の原因はこれか…？


ピストンを外そうとしたら
ピストンピンが抜けてこない
コンロッドとピンが固着しているようだ


どうやっても抜けないので最後の手段に出る
グラインダーでギリギリまで切れ目を入れて
ピストンを割る


ピストンは取れたが
ピンがガッチリ食い付いてて抜けない


なんとか抜くために
リューターでピンを内側から薄く削って…


薄皮一枚残したところで
ピンをプライヤーで潰してようやく抜けた
コンロッドのオイル穴から異物が入って
それが原因で焼き付いたようだ
コンロッドの穴にも傷がある…


とりあえず復旧させるために
自分のカブに4速を組むのにドナーにした
エンジンからピストンを拝借


コンロッドの傷に引っ掛かって
ピンが入らなかったので
磨いてピンが入るまで傷を均す




なんとかピストンがついた


シリンダーも線傷が入っていたので…


軽くホーニング
まぁやらないよりはマシだろう


エンジンは復旧


ギトギトだったキャブも
バラして煮込み洗い


日が暮れる頃にやっと終了
近所を一回りして試運転
白煙も治まったようだ


翌日は白井まで長距離テスト
万が一の為にサンバーにラダーを積んで追走(笑)
往復130キロ程走っても異常ナシ
しばらくはこのままいけるかな？