世間様よりちょいとズレた夏休み満喫の報告です。
参号機TB号と静岡中部の旅、真夏のエアコン付き戦車で一般道を往くツアー(笑)と題打ちまして、日も明けやらぬ早朝に餃子基地を抜錨。
アシカガーからサイターマへ突入しまして、チチブーよりワープトンネルに突入するルートです。
このルートは18年ほど前に弐号機でも経験済みですが、ボンネット含めの景色は記憶と一緒でも、今回は軽油じゃなくてガソリンを焚き、二人じゃなくて一人での行脚となっているのが違いです。
別に離婚したわけではありませんが(爆)。
サイターマ内はバイパスが開通してて気味が悪いぐらいに順調。
ワープトンネルを抜け、山梨に躍り出てもさらに順調は続きます。
中部横断自動車道には乗らず、R52を南下。
身延を過ぎてまだ真新しい道の駅で半舷休息及び、今回ランデブーしてくれるのうさぎ号を待ちます。
18年前はもっと手前から右に入り早川町~雨畑林道を通って井川湖まで行けたのですが、今は通行止めとのこと。事前に役場㏋等で確認していたので無理せず南下する次第なのです。
実はお会いするのは初めてだった荒野のうさぎ様、実際に目の前にするコンクールコンディションY60はまさにタイムマシンで昭和から来たような”新車”のサファリでした。
荒野のうさぎ様はみん友なのですが、もうずっと以前から普通に知っているような既視感に気持ちが和みます。
2台でR52をさらに南下。ついに海まで出てきました。
港湾作業従事者専用の食堂のようなトコロで食事を頂きます。
ここまで来てもお昼にカレーは基本(笑)。
サバの味噌煮とカレー、つまりサバカレー(笑)。
大変おいしゅうございました。
働くSUVと一緒に。
全く働かない上に高価な餌を大量に要求するゴクツブシCCVが一台混ざってます(笑)。
陸を走る漁船の雄姿。波止場が似合うねえ~。
ガソリン駆動のほうは鉄屑船に積み込まれちゃうのかな?(爆)。
ここから今度は一転して山の中を目指します。
R1号バイパスを西へ向かい、島田あたりで蒸気機関車運転で有名な大井川鉄道沿いに地方国道を山方面へ切りあがります。
線路は見え隠れしているのですが、残念ながらSLも電車も見受けられません。
学校は夏休みとはいえ平日ですからね(笑)。
のうさぎ号の後ろを走っていると気が付きますが、ホントに運転が巧い方なのです。
速度調整でブレーキを踏むのは簡単なことですが、前車のブレーキランプというのは実は後続車にとっては微妙にストレスでもあったりします。
のうさぎ号は路面の傾斜やカーブの抵抗、ごく軽いエンブレなどで速度を調整しておられるのでブレーキランプが不用意に光ることはありません。
ワタシの戦車とはギア比が全然違うはずなのですが、上記の理由で同調して走れるので気持ちが良いのです。
恐竜にも程よい山道を駆け抜け、千頭に到着。
ちょうどSLが出発するところでした。
平日なのに家族連れ満載。オトウサンお仕事は?(爆)。
顔色の悪い機関車(笑)も発見。
カメラが顔認識するのが気持ち悪いとゆーかなんとゆーか、、。
原作はどうあれ、もうちょっと血色のいい色で塗れなかったんだろうか?(爆)。
こちらの機関車もいつしかレプリカが作られる時代がくるのでしょうか?(笑)。
この後、さらに山奥の接阻峡まで進撃。
静かな山間の駐車場で日が暮れるまでサファリ談義と、素晴らしい時間を頂きました。
明日はお仕事というコトで荒野のうさぎ様とはここでお別れですが、ワタシはこの地にて一泊の予定です。
まだ時間帯は夜の入り口なのですが、さすがに早朝よりの一般道戦車移動は疲れます(笑)。
のうさぎ号を見送って公園備え付けの水道で冷水シャワー(爆)。
こんな時の為にシャワーノズル付ホースを積んでいるのもどうかと思うのですが、足洗栓もあるのだから身体を洗っても良しとしましょう(爆)。人類は洗浄しないと寝床に入ってはいけません(笑)。
それにワタシの愛用するシャンプー兼ボディソープは100%オリーブ油製なので自然にも優しいのです。
山のほうでガサゴソと質量のある生き物の気配がしますが、その時はそれほど気にしませんでした。
夜になってもちょっと蒸し暑いのでサッシ用網戸の取替網580円をリアドアに挟んで閉めますと、簡易的な網戸が出来上がり。
隙間が空いてしまうトコロは養生テープで目張りすれば完璧です。
インフレータブルマットを敷いて横になっていたらいつの間にか寝落ち。
サーっという雨の音で一度目が覚めますが、浸水がないを確認して窓全開のまま再び睡眠。
網戸仕様にすると少々の雨ではそんなに室内に入ってこないので便利なのです。
次に目が覚めたのは、なにか湿った獣の臭いとサファリの揺れ。
ハッと目を覚ますと、その網戸に顔を突っ込んできやがる誰かがいるではありませんか!。
「うおあ!?」と飛び起きてメガネを掛ければ、テヘペロ的な鹿の横顔がまさにわが足元に(笑)。
慌てて手持ちライトを点灯するとテヘペロ鹿は頭を引っ込めましたが、周りは無数(今思うと実際はそんなに多くはなかったかも)の鹿の光る目が。
しかも体当たり(身体を擦り付けてるのか?)してきやがるのでなんだか結構揺れております(笑)。
煌々とルームランプを付けても逃げないのですけど、エンジンを掛けてTBの最初の一吼えをくれてやると一目散にいなくなりました。
さてどうしましょう。
再びここで就寝するほど豪胆ではないので、とりあえず移動することに。
外に出してある荷物はありませんが、サファリをハイビームにしてそお~っと一周、車内から忘れ物確認したのち、ビバーグ地を後に。
取り敢えずLEDが照らす範囲には鹿はいないようです。
さらに井川方面へ上がるか、それとも下るか迷いましたが人恋しさが勝り下ることに(笑)。
ちょっとは人工的な光があったほうが鹿も動物も来ないだろうと、長島ダムを目指します。
が、どこでどう間違ったかライトアップされたダム堤体を左に見ながら華麗にスルー。
あれよあれよと日のあるうちに訪れた千頭の駅まで来てしまいました。
道の駅があるので今日はソコを第2キャンプ地とする宣言をして、奥のほうの駐車場へ投錨。
走行中パタパタとはためいていた網戸を再び養生テープで貼りなおして、気を取り直して再び就寝。
大きな建物も近くにあるし、なんせ駅はすぐそこだし、まあ一応街だし(爆)。
なんかに襲われても確実に助かるだろうと考えていたら再び寝落ち。
自分の寝つきの良さには感服します(笑)。
途中ドサ~ッと雨音が強くなったので目が覚めて、窓をバイザーの線まで閉めた以外はすっかりぐっすり朝まで寝てしまいました。
トイレで用を足して顔を洗い、6:30に抜錨。
本日まずはこの恐竜戦車に飯を食わすべく、下界の街に降りて給油が最初のミッションです。
昨晩アタリを付けていた藤枝市内が良さそうです。
既に結構な朝タイムになってしまいましたが、無事に藤枝市内で給油完了。
ガソリン大排気量は単価が10円違うと死活問題。人間の一食分はかるく浮いてしまうほどの差が。
なので出先では事前のスタンドリサーチが重要なのです。
ついでに近所で朝風呂をやってるトコロがあったので、操縦者の徹底クリーニングを実施(笑)。
昨日不法占拠シャワー(爆)をやったとはいえ、やはり真裸にはなれないのでパンツの中には洗い残し(笑)もあるし、夜も雨が降って気温が下がったとはいえ決して涼しくはなかったので、これは有難い発見と寄り道でした。
きれいさっぱりなったところで、朝から殺人光線を浴びせかけている静岡の太陽に対抗するようにエアコンをビシッと効かせて次の目的地、御殿場のWMG(ウオーターメインガレージ)に向かいます。
んが、お時間が来てしまいましたのでこちらのお話はまた次回とゆーことで。
次怪も魅てね(笑)。