正直、今年は無理かな?とも思ってました。
夏はコロナ野郎の影響でキャンプどころではない風潮もあり、秋になってそれが薄らいだと思ったら毎週末の雨攻撃、、(泣)。
それでも何とか行ってしまえと10/10に予定していたのですが、台風の影響とかでキャンプ場から「ねえくみちょうキャンプなんかやめようよキャンセルってゆってよう」と言われる始末(笑)。
まあ台風はキャンプ場遥か手前で逸れちゃったんですがね(爆)。
とゆーわけで、リベンジにリベンジを重ねてようやく行けたのが先週末(笑)。
場所は裏磐梯。ピンポイント予報は雨ですが、ちょっと雲がズレてくれれば晴れになるのじゃと楽観的希望観測でレッツゴウ。
まあ、最終的な軍配は気象庁に上がるんですけどね(笑)。
10/24現着時は曇り。
現地待ち合わせの部ちょーは未だ来ず。
自ら11:00と言ったくせに遅刻とはこれ如何に?ですが、まあ先に管理人に挨拶するかと声を掛けるともう設営して良しとのこと。
しかし、湖畔のサイトは全て埋まっていて持ってきたカヌーはランチ場まで運ばねばなりません。
どーいう予約?と思いながら一抹の不安が垂れ込んできましたが、雲間には青空も見えてきたのでまあ良しとガシガシ設営。
さすがに寒いだろと思ってロケット薪ストーブ(通称ロケマキ)を持ってきたのでいつもよりも設営は少々手間でしたが、昼間の今でもコレが無いと今夜死ぬだろう的な気温です。
そうこうしているうちに某工務店バイト一家が到着。遅れて部ちょーが最後尾。
ヤツのウチナータイムは今日が初めてではないので慣れてしまいましたが、コイツの葬式は全部終わった頃に行ってやろうと思います(笑)。
今回のキャンプはウチの奥様と某バイト一家と部ちょーと5人で遂行です。
2.5m角の自立タープを2連繋いでゆったりとした大本営を作りました。
各自の設営が終わってちょいと遅めの昼食を摂取していると、ついに雲が切れて青空に。ふっ、思った通りだ(笑)とほくそ笑んで急いでカヌーで出港しました。
著者遠影(笑)。
秋じゃのう。風情じゃのう。天晴じゃ(笑)、なんて言ってたのになあ、、。
湖の上は少々の風がありますが、風上へ漕いでもツラくない程度。
見知らぬカヌースクールの集団と挨拶しつつ、秋の曽原湖を満喫です。
部ちょーが珍しく単独出港。なんか食い物でも見つけたか?ウホ(笑)。
まあ結果的に湖上に出たのはコレだけだったですがね(泣)。
カヌー遊びが一通り終わると、急に天気が荒れてきて気象庁の戯言通りとなりました。
いつもはやらない自立タープに風除け壁設置なので濡れネズミにはならずに済んでおりますが、一歩でも庇護下を飛び出すと嬉しくない全身着衣シャワープレイとなりそうです。
雨が弱まるタイミングを見計らって近所の温泉施設で入浴を済ませ、いよいよキャンプお楽しみの夕餉タイムです。
今回のメインディッシュは鮭のちゃんちゃん焼き。
バターを敷いたアルミトレイの上に鮭の半身に予め家で刻んできた野菜各種を無造作に被せ、チューブ入りの味噌をドピュンドピュンと中学生並みの勢いでブチ撒いてアルミホイルで蓋をして少し焦げ臭くなれば完成(笑)。
恐悦至極に極簡単。
今回も美味しく頂きましたが、少々”中学生”の勢いが良すぎて脳卒中一直線の北関東風味でした(笑)。
サイドディッシュはヒガシマル味の具たっぷしウドン。
このままでも優しい味だったのですが、本日圧倒的多数の生れ育ちも北関ヤカラには薄いとのジャッジで再びチューブ味噌投入。
本日の塩分摂取量は致死量と相成りました(笑)。
美味しく食い散らかした後はゆっくりと飲酒タイム。
ロケマキの御蔭で暖も取れてイイカンジに酔えますけど、一歩タープの外に出れば便所行くにも躊躇するような雨が断続的に降り続いております。
くそう、天気予報大ピンポンじゃねーか、、。
フライパンの耐熱ガラス蓋を使って火が見えるようにしてみました。
炎が見えて何とも優雅で焚火の醍醐味も味わえるのですが、さすがに炎の直撃には耐えられないのか、この後に見事粉砕してしまいます(笑)。
焚火をやって全身が煙臭くなるのを防ぐにもキャンプでの薪ストーブは有効技なんですけど、今回とても煙臭くなったのは某バイトが持ち込んだ小型2次燃焼ストーブのせい(爆)。やっぱり猫砂は燃料じゃねーよ(笑)。
風雨に耐えられず22:00にはサファリホテルで就寝。
やはり平屋根(標準ルーフ)は天井が低くて着替えするにもマットのセッティングも大変です。ベッドそのものはTB号と共通使いまわしなので低くすることが出来ないのですが、今後はその考え方を改めて専用品としたほうが良さそうです。
割と疲れていたのかスッと寝入ってしまったのですが、夜中に雨がルーフを叩く音で目が覚めてしまいました。
ついでにそこはかとなく冥王星付近で生まれた微細な便意を観測、まだ相当に遠いので朝までモツだろうと再び寝に入ります。
んが、外から連続してボソボソした人の話し声がするので寝付けません。
結露で水滴だらけの窓を拭ってみると、ウンコ座りした二人組が我がサファリをみながら語り合っているようなのです。
雨も降るのに傘も差さねえでなあ、と思いつつ、「クマじゃねーよな?」ともう一度見ると既に消えておりました。
なんだったんだろうか?
他のサイトのキャンプ客だったらメーワクな話ですが、よく考えればどっから来たか知らないがこんなところまで来て同じ風雨に晒された仲じゃねーかと思えばそれ程怒りも湧きません(笑)。
なんとなく寝付けずにいると、することも無いので身体の奥底の問題が気になります。思いの他速度が速く木星衛星軌道付近まで近づいてきたようです。
ここで重力を利用してフライバイされると短時間で地球に最接近となり、さらに魚雷戦闘水域まで距離のあるこの状態だと相当に危険な事態に陥ってしまうは明白(笑)。
隣で軽快に寝ている奥様を起こさずにソロ~リソロ~リと蠢き回り、ゆっくり静かに車外へ出てキャンプ場のトイレへ。
夜中かつ出先にしては見事な魚雷を2~3本射出して無事お勤め完了。
我が動く城に戻ろうすると先程のボソボソ二人組の影が見えたので少し速足で近づいたのですが、フッと掻き消すようにサイトの奥へ消えていってしまいました。
「マジでクマじゃねーよな?野生動物しては人型が過ぎるなあ」とヒトリゴトを言いつつ再びソロ~リと寝床へ第3匍匐。
魚雷戦が功を奏したのかいつの間にか眠ってしまって気が付けば時刻はチュンチュンタイムですが、雨がバシバシとルーフを叩いてなかなか起きだせません。
スマフォで雨雲レーダーを睨んでいても雨は止まず、今後も勝ち目はないと判断して全員起床の即撤退準備号令を発布しました。
レーダーでは7~9時の間、雲が切れるような兆候を見せたからです。
某バイト夫を除く4名が必死の撤退戦を挑みます。
濡れたものは仕舞えないのでビニール袋に放り込み、ロケマキの灰を捨て椅子などをサファリへ押し込んいるとちょいちょいと晴れ間が。
いやコレに昨日から何度騙されたことかとココロをオニにしてカヌーを積んで、慌ただしくキャンプ場を後にしました。
ホントは朝霧の中モーニングコーシーを飲みながらトーストとバター多めのスクランブルエッグで優雅にティファニーが逃げるような朝食を、と思っていたのですが(笑)。
バイバイキーン(笑)。
著者車近影(笑)。そして夜逃げ並の積載(笑々)。
秋キャンはこのようにして終わりましたが、僕たちはとても楽しく過ごすことが出来ました。
天気なんか悪くてもへっちゃらです。
帰って来てから疲れた身体に鞭打って、ずぶ濡れになったタープやテント、何となくじめっとした寝袋やマットを干すのなんか全然苦じゃありません。
ちくしょう(泣)。
取り敢えず冬までには雨男(もしくは女)を炙り出して裁判に掛けたいと思います(爆)。
にしても、あの夜中の二人組はなんだったんだろうか???
人?獣?それとも??(爆)