先週末はGの予定だったのですが、主催者側のご不幸により早々に中止の連絡が。
今回こそ優勝して液晶テレビゲットするつもりだったのに(爆)。
と、無理な妄想はどーでも急に予定がポコリと空いてしまいました。
さてどうすっかと仕事中もグーグル先生睨みながらずっと悪巧みしておったのですが(爆)、とりあえず越後方面へ出かけてみるかと金曜の夜、参号機のキーを引っ掴んで餃子市より出港しました。
奥様もトーキョーへ出張しているので我を止めるものも咎めるものもおりませぬ(爆)。
まずは那須基地に寄港して今夜の経口飲料の補給と保冷剤をアイスボックスに放り込み、シャワーを浴びて禊を済ませたところで再び出発。
まずはR400号を捕まえるべく西那須野方面へ戻り、塩原温泉を抜けてR121へ。
R352への分岐を左折してしばらく夜中の田舎道をH4LED電球頼りに走って、R401の分岐点をさらに桧枝岐村方面へ。
潰れたロッジの脇にきらっと光る目がいっぱい、、、鹿ですね(汗)。
あれが宇宙人だったら完全にさらわれてましたわ(笑)。
七入オートキャンプ場の向かい側にあるデッカイ駐車場が今夜の泊地です。
行先は不鮮明でもなんとなくこれだけは決めていました。
現着0:30。涼しい通り越してかなり寒いです。
ホテルTB外観(笑)。
TD旅館と比べると天井が高くてとても過ごしやすいのです。
移動にかかる費用はどうでも(爆)。
ホテルTBで晩酌兼寝酒。
いつでもどこでも冷えたビールは最高です(笑)。
ヘッドレストの裏側を背もたれ代わりして足を投げ出して寛いでいると、もうこのまま家に帰らなくてもいいんじゃないかと思えてきます(爆)。
コールマンのインフレータブルマットは最近のお気に入りアイテム。
広げてほっとけば膨らむし、そのまま寝転んでも銀マットよりずっと快適。
さらにちょっと空気入れてやればほとんど家で寝てるのと変わりません。
そんなマットのおかげで気が付いたらもう朝(笑)。
羽毛の寝袋と相まってTBホテルは最高の寝心地なのです。
移動にかかる費用はどうでも(笑)。
さて、朝飯は景色のいいところで食いたいので、そろそろ移動しますかとPを抜錨。
舳先を銀山湖へ向けて峠道を登ります。
さすがTB、3速のままグングンとストレスなく駆けあがって行きます。
引き換えに移動にかかる費用が、、、(爆)。
尾瀬への分岐にあるR352魚沼方面通行止めの看板が気になります。
前に奥只見へ抜けた時もこの看板はあったので騙しくれてんじゃねーよと華麗にスルー。
後で泣く羽目になりますがね(笑)。
樹海ロードというだけあって、左右はまあ緑の濃いコト濃いコト。
ヒルや蛇もいっぱい居るんだろうなあ。
自然は大切だけど、蛇が絶滅できるならナパームで焼き払っちゃっても良いかなあ(爆)。
そろそろ銀山湖の一部が見え隠れしてきたところで、まさかの!
まぢか!(泣)。
看板情報に嘘偽りなしだったようですが、通行止め期間”とうぶんの間”って何?。
ココいちおう国道だよね?(爆)。
バリケードの脇がチェーンになってるので、もしかしたら行けるかと思いましたがしっかりと南京錠が掛かっておりました。
ワタシのワルニャン基準(爆)としては、単にチェーンやロープが引っかけてあるだけならば外して入り込んでから元に戻しますが(良い子は真似してはいけません)、錠前が掛かっている場合は絶対に入りません。触りもしません。
鍵がない→何があっても全て自己責任。死んでも文句言わない。なので行かせていただきます(爆)。
施錠→作業に支障があるので入るな、もしくは相当な事情があるから来るな、と解釈できるので絶対入りません。
今回は後者なので、涙をぬぐってUターン(笑)。
この辺りで餃子市より200km走ったことになります。
ガソリン残量に傾注!。
この指針を「素晴らしい!」と思うか「ヒデエ落ちっぷりだ」と思うかは貴方次第(笑)。
桧枝岐道の駅まで戻ってきました。
銀山湖展望台で食うはずだった朝飯をモソモソともぐもぐタイムしていると、大学生と思しきお兄ちゃんが近寄ってきて「あのう、会津方面って行きませんか?」というではありませんか。
お世辞にも知らない人が近寄りやすいとは思えないこの参号機のイデタチ+丸刈りのオッサンの組み合わせに、よくぞフツーに声を掛けられるものだと感心してしまいました(笑)。
ワタシなら絶対に近寄りませんよ(爆)。
この時点ではまだ只見から魚沼へ行こうかと思っていたので一度は断ったのですけど、バスも当分来ないだろうな時間なので、まあ途中までならいっかと乗せることにしました。
彼はやはり大学生だったようで香川県出身足立区在住。聞けば昨日群馬側より尾瀬に入ってバスとヒッチハイクでここまで来たのだとか。
おいおい夜に登山かよ。いやあ若いって無茶苦茶だなあ(笑)。
結構話の面白いヤツで真面目にいろいろと将来を考えているようでしたので、「四駆乗りになるな」「建築絡みの仕事はするな」「公務員との結婚はやめろ」等、的確なアドバイスをしておきました(爆)。
途中R289分岐で「目的地は?どこまで行く?」と聞いたのですが、「決めてないんです」というもんだからそのままR289を走って只見駅で降ろしました。
なんとなくバス停よりも鉄道の駅のほうが拡がりがあるだろうと思ったのですが、後で考えたらあまりよくなかったかもですね(後述)。
只見線と絡みつつそのままR252を魚沼に向かってるつもりが、ハッと気が付いたら逆方向(笑)。
参号機は実はナビがありませんで、脳内地図と看板が頼りの超アナログ走法なのです。
よし、Uターンしようと思ったときに偶然にも左に駐車場が。
「天然炭酸」のノボリが旗めいてまして、なんじゃそら?と興味がわいて見学してみることに。
よく仕組みが理解できませんが、とにかく天然で炭酸水が湧いているようなのです。
ほうほう、なるほど。
これは飲んでみなければなるまい。
その井戸にはヤカンがぶら下がっておりまして、これに水を満たして引き上げろというシステムのよう。
飲んでると、ちょっと金臭いけどなるほどシュワシュワっと炭酸そのものなのです。
おお、ここでキャンプすればハイボール飲み放題やないかい!(笑)。
ウイスキーはどうすんだ?天然に湧いてるところはないのか?
オッサンはいくつになってもバカなのです。
炭酸水が地下から勝手に湧いて出てくるとは、なんと面白いことなんでしょう。
愛媛はポンジュースが蛇口から出るというけれど(嘘)、福島は炭酸が井戸からですからね。
トーホクだってやるときはやるんですよ。
宇都宮はそのうち蛇口からラー油とか酢が出てくるようになるかも(笑)。
地図で改めて確認するとかなりの距離を逆走してきてしまったことに気づきまして、魚沼への興味が完全に薄れて(爆)そのまま会津若松方面へ走ることにしました。
高速道路の逆走は老人の得意技ですが、オッサン一人旅のこーいう逆走はアリなのです(笑)。
先ほど載せた大学生の「どこに行くかは決めてません」の言葉がリアルに蘇ります。
大学生の行先未定は微笑ましいですが、オッサンのソレは問題発言でもあります(笑)。
で、このまま走り続ければ喜多方でちょうどいい時間に昼飯になるなあと気付きまして、もう我が茶色の脳みそは一気にラーメン一色に(笑)。
ホント、セルフでも単純なのです(爆)。
しかし先ほどからずっと只見線とクンズホグレツしながら走っているのですが、一両も列車と会いません。ひょっとすると、、、廃線?。
只見駅で降ろしてきた大学生はもしやまた路頭に迷ってる??、、、(爆)。
ちょっと不安になったので最寄りの駅に寄ってみることに。
我が”魚雷”のほうも装填完了でそろそろ射出せねばなりませんし、人類ヒト科としてもぐもぐタイムの後はブリブリタイム(爆)が必要なのです。
思いの他きれいなトイレで無事に射出完了しまして駅の時刻表を見てみると、、、あれ?
下り線がないんですけど、、??。
駅員に聞いてみると、大学生を降ろした只見駅からこの駅までなんと不通となっているようなのです。いつぞやの台風で橋が落ちてるとかで。
ええ~!??ソレ、しらんかったんてんちんとんしゃん(←わかる人は昭和残念系)。
しかし代替え輸送でバスが走ってると聞いて安心。
大学生、元気でどっかにたどり着いててくれよ(笑)。
300キロ走りました。燃料計は半分きっかりです。何を思うかはあなた次第です(笑)。
10:45喜多方町役場駐車場到着。
昼飯には早いけど腹のほうは完全に準備オッケー(笑)。
いつも行列が致死の量で並んでいて横目で見ながら諦めている坂内食堂に、なんと今日は行ってみることにします。決死の覚悟なのです(笑)。
10:50に並び始めたときではワタシの前は外側5人ぐらい。
無造作に置かれた灰皿に苛立ちます。不特定多数の人が並ぶところになぜ灰皿?。
蹴り倒そうかと思ったら店内へどうぞと案内が。命拾いしたな灰皿よ(笑)。
店の中もさらにずらりと行列が続いてます。気が遠くなってきます。
先にオーダーを取るシステムなのでもう引き返せません。
ネギチャーシューを注文。有名店はメニューで一番高いものこそ神が宿るのです(爆)。
11:45分でようやく注文のネギチャーシューと邂逅。おいおいラーメン一杯食うのに小一時間かよ。
これで美味くなかったら暴れるぞオレはもう、とタレタレ文句思いながらも顔がニヤけてます(笑)。
立ち上るスープの香りがあまりに良いのです。富山方式にて麺も具も天地返ししてから実食。
店内撮影禁止なので写真はありませんが、確かにこれは美味い!。
行列ができるだけのことはあるんですねえ。大衆の判断侮りがたしです(爆)。
大盛りを注文しなかったことに激しく後悔しつつ店を出ると、さらなる意識不明の大行列が出現しておりました。
まあ、頑張ってね(爆)。
腹も満足して気分も満たされ、今回のゴールはここで良いかな?なんて思い始めたので(笑)、あとは帰路に付きつつの温泉としましょう。
R294で一気に白河も良いのですが、R289には今回とても世話になった(笑)ので敬意を表する意味でR118を南下。R289甲子道路経由で那須基地へ向かうこととします。
途中、ワタシの大好きな弥五郎温泉郷の湯にも立ち寄れます。
400km走りました。TBサファリはこの針の位置になると不安TOドライブが加速します(笑)。
予定通り弥五郎温泉の回復魔法で復活。一回300円は格安(笑)。
そのまま甲子道路で白河方面に向かいますが、途中で右折して分譲地の中を走り回って謎ルートで県道68号に躍り出ます。
あとは勝手知ったる庭先の道路(爆)。
地元民が家の近所で那須の渋滞にハマるの図(笑)。
抜け道が工事してやがって入れなかったんだよ、、、(泣)。
その後、那須基地到着にてとりあえずは一周完了。
荷を解いて寝袋とインフレーターマットを干しつつ、今回不具合だった参号機の外気温度計のセンサー位置を直したり、絶賛放置プレイ中の瀬戸君を洗って安置したりして一人遊びしていたら仕事用の電話にいや~なメールが、、、。
この後総務部ちょーの様子でも見に行こうかと思ったけど、とりあえず日曜に変な案件を残すのもイヤなんで、ザっとシャワーを浴び終えたら再び参号機に火を入れていざ餃子市へ。
500kmになっちゃったよ。TBが500も走ったよ。今夜はお祝いだねおかあさん(爆)。
会社に着いて5分で案件を片付け(笑)、餃子基地にてようやく本当のゴールです。
いやあ、ビールが美味い!。
結局当初の予定とはずいぶんとかけ離れてしまいましたが、まあ満足です。
手段の為には目的を選んではいけません(笑)。
255/85R16+ブラVXの組み合わせは思ったよりも長距離燃費が良くて、235/85とそれほど大差ありませんでした。
TBの燃料計がこんなに落ちたのも久しぶりです。
次の満タンがお財布的に怖いです(笑)。