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くみちようのブログ一覧

2012年10月24日 イイね!

弐号機

先日腑分けをして皆のY60へ”魂分配”を済ませた弐号機ですが、今度は福島の地でさらに下半身を抽出されていよいよドンガラの道へと荼毘伏すようです。
なんせコレから語るようにイロイロと思い出の詰まったサファリです。
ドンガラだけでも利用しようかと、”イナバ”と法名を付けて物置に活用しようかと思いましたが(笑)、サファリショートはあまりにスペース効率が悪いのでやはり処分する方向で考えます。

弐号機は平成2年生まれのサファリショートADになります。
TD42生エンジン+5MTで、純製リアデフロック付きというレア物です。
これは当時(H4年頃だったかな?)我が旧い友人の@アツギ君が中古で購入したモノで、とにかく探しまくってやっと見つかって入手できたというシロモノ。
走行距離もほとんど新車と言えるようなもんで、一般的なクルマとしてもかなりのバリモノでした。

その頃ワタシはT車が誇る陸船80GX観音ナロー、前後デフロック+メカウインチという言わば”敵性車”に乗っておったワケで(笑)、@アツギ君は向こうを張ってサファリにしたというカンジです。
ショートと言う選択がかなり反則ですが(笑)。

この2台で今は亡きM谷の通称”ボルネオ”に毎週のように出没し、泥遊びの限りを尽くしていたのです(笑)。
ハチマルの前後デフロックも確かに良く走りましたが、こーいうヌタ場では走り抜けられてもフロントの操舵が効かず、抜けた先で難儀するというカンジも多々ありでしたが、サファリはリアデフロックのみで飄々と走り、ちゃんと良い位置に抜けられるのです。なので試しに同じ場所をリアのみで抜けようとしたのですが、ハチマルは見事にズッポリ埋まってしまうのですね(笑)。

そんなこんなでハチマルを降りてしばらくジープに浮気したりVR161に陶酔していた頃、@アツギ君の住む地域では例のディーゼル規制の関係でY60は今後登録が出来ないという事態が発覚し、それならばと栃木へ迎え入れたのが平成9年(だったかな?)の頃でした。
もう既に歴戦の勇者的なイデタチとなっていたY60だったので、まさに実戦で「すぐ乗れます」仕様車でありました。
VR161を友人に譲り名実ともにY60がワタシの看板となり、当時発足したばかりの「6年2組」旗艦として長きにわたり君臨してきたのです。と言っても特に実績はないのですが(笑)。

ハチマル時代に散々煮え湯を飲まされたり飲ませたりした(笑)あのサファリが、今度は自分の愛機として手足になるのです。縁と言うのはどこで繋がってるか解りません。

まず161と違うのは圧倒的に低速で扱いやすいのと、後ろ脚がとにかく良く動くという点でした。161もよく出来たリーフなのですが、5リンクコイルには敵いません。
3リンクフロントも動的にはきちんと追従してくれるのですがリアには及ばないので、ストローク的に前後バランスの良い161から見れば当然乗り方が違いますが、トータルのクロカン性能で言えばY60はVR161を完全に凌駕していました。

あの頃はそうやって毎週のようにヤマで走り込み、大会にも出たりしてのクロカン三昧の日々を弐号機とともに過ごしたのです。
ついでに経済的な理由からセカンドカーを廃止していた時期でもあり、ナニをするにもどこへ行くにも弐号機と一緒でした。
今の奥様と知り合ったのもこの頃(だったかな?)で、当時は文句も言わず喜々として弐号機と一緒に全国あちこちと出掛けたもんです(笑)。
モチロン、東京だって行っちゃいます。皇居もお台場も表参道もみんな黒煙まみれにしてやったもんです(爆)。

ワタシは当時ちょっとモノカキみたいな副職をしておりまして、たまたま呼ばれた出版社のパーティがなんとホテルニューオータニだったのです。
モチロン何も臆せず、漁船サウンド高らかに弐号機をボボボンッとフロントに乗り付けたのですが、ドアを開けた瞬間、警棒を構えた警備員に囲まれるという”事件”が(笑)。
その話を当日の会場で挨拶代わりにしたところ、ホテル側から多大なる陳謝とお土産まで頂いてしまって恐縮&ラッキーだった思い出があります(爆)。

弐号機にて初の駐車違反をした時は、雪の降る夜の餃子市内でした。
路肩に弐号機を停めて向かいのビルで雑誌の仕事の打ち合わせをしていたのですが、5分で終わる予定が白熱して2時間に(笑)。
気が付くと我がサファリがありません。
ありゃ?と言うカンジで辺りを見回しますが、電柱に「移動しました。栃木県警」の貼り紙が。
そこに書いてあった電話番号に連絡をして弐号機を引き取りに行ったのですが、よくよく考えると雪が降ってるので四駆に入れっぱなしだった筈なんです。
なのでお巡りさんに、
「四駆に入れてたハズなのによく牽引出来ましたね?」
と聞くと、
「おまえなあ、あの戦車キーが付けっ放しだったんだよ!」
と怒られてしまいました。
駐車違反よりも何よりも、盗難防止で保護されたという方が正解かも知れません(笑)。

暴走族(?)と戦った事もありました。
真夜中なのにミョーに渋滞してるのでおかしいなあと思い前を見ると、数台のバイクと2台の車が交差点を堰き止めているのです。
コッチはもうすぐにでも帰って寝たいのにピクリとも動きません。
信号が青になっても一向に行こうとしない先頭車を反対車線からちょっと失礼して抜き去り、交差点内で芸なくブンブンと回って楽しんでいるバイクを尻目に弐号機を進めますと、二ケツした段付きシートのバイクが蛇行運転で行く手を遮ります。
”多分、こいつはオレがビビって減速するんだろうと思ってるんだろうなあ、、”なんてぼんやり考えてましたが、メンドクサイのでそのまま加速(爆)。
見事段付きシートは宙を舞い、左の路肩にヨコになって着地しました。
このままにしちゃうとさすがにイロイロと厄介かもと思い、サファリを鬼バックさせて着地の場所と思われる現場に戻ると、ちょうど段付きシートを起こして追撃に移ろうとしている若者と遭遇。
元気に生きてるのが解って何よりですが、心配して戻ってきてやったのにナゼか逃げ出す二人なのです。
既に隣の車線ではワタシの後に続いた一般車が通行を始めており、避けるのも危ないし、つまりはメンドクサイのでそのバイクをバックで踏み潰してしまいました(爆)。
取り敢えず謝ろうかと距離をとって見ている仲間に近づこうとして、さらにサファリをバックさせたところ、こちらもなぜか散り散りに去っていく始末。
ん~完全にヤバい人だと思われたか?(笑)。
そして賑やかに赤色回転灯が数え切れないほど到着して、ワタシはその場で”確保”されてしまったのです。
その後、朝まで警察署でお巡りさんに何時間も同じ供述を何度も繰り返され、気持ちは解るが的な説教を食らい、定番である筈のかつ丼も出ないまま釈放(笑)。深く反省すべき一晩となってしまいました。


かのように弐号機での出来事は様々であり、これ以上数々のエピソードもありますがそろそろ紙面が尽きたようです(笑)。
いろんな車両に乗ってきましたが、このサファリほどモンダイを起こしてくれたヤツもいません(爆)。
もちろんその倍以上の楽しい出来事も嬉しい思い出もあります。
そして一番の宝は、弐号機に乗っていたからこそ参号機に繋がる系譜になり、その過程で知り得た多くの仲間たちだと思うのです。
なのでワタシは弐号機には深く感謝せねばなりませんね。
と言う割には晩年は完全放置でカビプレイでしたけど(笑)。

参号機にも弐号機の部品がたくさん使われてます。コレからも大物が移植を待ってます。
この前の腑分け大会で持って行って貰った部品も使って戴けるようで何よりです。こーいうのは感じ方かも知れませんが、趣味のノリモノの最期としてはかなり幸せな部類だと思われます。
どうか弐号機の”魂”を引き継いでやってくださいませ。


















Posted at 2012/10/24 16:49:47 | コメント(8) | トラックバック(0) | サファリなんだよ人生は | 日記
2012年10月18日 イイね!

恐怖の車椅子スペース

週末に近所の某県内チェーンスーパーによく買い物に行く(行かされる)のですが、当然近所と言っても一週間分の食料ですから自転車で積みきれるもんでもなく、クルマでの出撃となります。
帰還時には小運搬も配慮しなければならぬので、当然一番近い駐車場に停めてあるベンちゃんで行くのが通例なのですが、別にメルセデスの性能が必要な事は何一つありません(笑)。

ワタシが行くといつも駐車場がごった返して混んでおるのですが、店先には結構な確率で車椅子の方の専用スペースが空いてたりします。
当然それを横目で見ながら他の空きを探すのですが、雨が降っていたりして大変な時はワイルドを身上とするワタシ(笑)でも店から遠くに停めたくはありません。

先日、どう見ても健常者がその車いすスペースに停めてスタスタ買い物へ歩いていくのを目撃してしまいました。
クルマは懐かしのセルシオ。ローダウンに扁平タイヤ、金エンブレムの低偏差値仕様。
出てきたニンゲンも全く解り易い”仕様”で、背中にバカ模様の入ったジャージ上下の金首輪30代オスと、全く眩しくないのにデカサングラスとパフェの様な髪型のメス、犬よりも明らかに知能指数が劣っている幼稚園児の計3体です。

まあその時は奥にベンちゃんを停められるスペースがすぐに見つかったのでチラ見して「常識ねえなあ」ぐらいで済ませていたのです。
店で買い物をしていると車いす使いの知り合いと遭遇。このヒトはやたらアクティブな車いすラーで、ほぼフルチューニング済70スープラとホンダのエリシオンとかいうミニバンを所有。しかもそのミニバン、我がWGY60もビックリの前席から後ろはスッポンポン(笑)で、趣味のラジコン飛行機とパーツ、遊び用?の車いす2台で常に満タンなのです。


とりあえず雨も降ってるので彼の膝の上にドッサドサ買い物袋を載せ(ビール1箱含む、非道)、ワタシは傘を差しつつ車椅子を押すという分業にて表へ出てみると、先程のセルシオ3体が丁度クルマに乗りこんで発進するところでした。

「クルマ停めて文句付けたろか?」
とワタシが言うと、
「見ててごらん」と車椅子の彼は穏やかに言うのです。

そうするとセルシオがいきなりドガガガ!!」と激しい音を立てたと思ったら急停止。
ナニかに引っ掛かって止まった風です。
よく見るとコインパークにあるような車止めが下からせり上がってる状態ではありませんか!。

「いつの間にあんなの付いたんだ?」
とワタシが呆れたようにしてると、車いすの彼が、
「アレちょっと前にうちの会社で付けたんだよクックック」
と黒い笑いを漏らしておりました(爆)。


彼の勤める会社はそーいうコイン駐車場関係の機器を扱っているトコロで、彼はソコの設計エンジニアです。ワタシの仕事上でも付き合いがあります。
一向に減らないメーワクな車椅子専用駐車場の一般車利用防止策の一環と言う事で、まずは試験的にこの店で設置して効果を見てる、との事。
お店のインフォメーションセンターで「車いす駐車利用してます」と言えば解除される仕組みのようです。


ナニがナンだか解らずバカ3体はクルマから降りてオロオロ。
そのうち屈強な警備員さんがワラワラと集まり、ガッチリ腕を掴まれて3体とも店の奥へ連行されて行きました(笑)。
なんだか少しだけ可哀想な気も、、。


この記事を読むような紳士淑女な方(爆)に於かれましてはまず誰一人もいないとは思いますが、最近の車いす専用駐車スペースにはワナが仕掛けられてますので、その必要の無い方は絶対に停めてはいけませんよ(笑)。





Posted at 2012/10/18 16:00:08 | コメント(9) | トラックバック(0) | 乱記 | 日記
2012年10月17日 イイね!

ビターラ

ビターラというクルマをご存知でしょうか?
知っていればかなりのヨンク通、もしくはスズキ自動車に精通したヒトだと思われます。



実はインドネシアの現地スズキで生産されたエスクードの名称なのです。
上の写真、まさにビターラなのですが、実はワタシの過去車でございました。

当時入手した時は既に国内エスクは新型に移行してまして、この初期スタイルは完全に生産が終わっていたのです。
しかし以前よりこのエスクのカタチがとても好きだったので、中古でもいいから無いかなあと探していたところ、”モンスター田嶋”で有名なスズキスポーツにてビターラ逆輸入(現地生産なので正式には輸入車)販売の記事を発見。
なんと新車であのエスクが買える!しかも国内中古より安い!V6の2000cc!とラッキー3本柱ですぐに購入を決定しました。

初期エスクはもっともっと評価されるべき四駆です。
ナニかとT社のRAV4と比べられ、専門誌でも狭いだ重いだ古いだと散々の酷評を浴びてましたが、中身はラダーフレームにリアAアーム、パートタイムトランスファーにローレンジを備えた本格四駆でもあったのです。
もっともAアームは短く、フロントはストラットの頼りない構成でしたけど、RAV4なんてローレンジもないような玩具からみれば随分とマッチョな乗り物なのです。
狭さもヒト4名が移動するには丁度良くて、オーバーフェンダー付けても5ナンバー枠に収まる車巾が林道等にはピッタリです。もちろん排気量があるのでジムニーのように高速で苦しむ事もなく、4速のATにはちゃんとロックアップまで備わってました。

またビターラに搭載されていたV6エンジンですが、国内販売時にはノマドの上級車種に設定がありました。これもまた酷評されていたシロモノで、トルクがない燃費悪いと散々叩かれ、併売されていた1600の4気筒の方が好評価されていたものです。
確かにこのG16Aという1600はよく出来たエンジンで、排気量が?と思える低速トルクもあり吹け上がりも良好。シティコミューター的使われ方の2ドアエスクにはピッタリの性格だったのでしょう。
対してH20AというV6は排気量が逆に?な線の細さで、なのに燃費はきちんと排気量並みと言うシロモノ。しかし吹け上がりとレスポンスと音は異様に素晴らしく、なぜにコレを重たいエスクに積むかなあと疑問も湧くような右足が嬉しくなる系のエンジンなのです。
きっとマツダロードスターに積まれたら最高の評価を得たことでしょう。

で、ほぼ確信犯的にビターラを買ったワケですが、用途としては当時の奥様の通勤用でした。スタイルと雪の降る時期は申し分なしなのですが、頑張ってもリッター8キロの燃費にちょっと疑問も(笑)。
そのうちにガソリン代がシャレにならんと言う事で奥様はインサイト(初代)に乗り換え、ビターラはワタシの普段履きになったのです。

当時から局地戦闘機だったY60サファリは当然オデカケには向かず(爆)、インサイトも初代は潔いほどとても狭いクルマなので荷物は載せられず、バカンスはおのずとビターラの出番となっていました。
ヨンクと言う事で足元が緩い場所でも安心感があり、なるほどこーいうのがフツーのヒトの四駆ライフなのかと初めて悟った瞬間でもあります(笑)。
砂浜に入り込む以外ローレンジは無用の長物でしたが、忌まわしきオートハブも特に不都合はなく、踏めばスポーツカーのような心臓が答えてくれるチグハグなビターラ、、、改めて所有している喜びを噛みしめておったあの頃なのです。







ところがそんな蜜月は長くは続かず、ワタシの浮気心から破綻は急激に訪れました(笑)。
その頃なぜか小さくて速いクルマが気になっていて、なんとなく寄ったスバルのディーラーでプレオというスーパーチャージャー付きの軽自動車に一目惚れ。
無理言って試乗させて貰ったのは一昨日納車されたばかりと言う若い営業マンの個人所有車(笑)。乗っても結構速くて(当時としては)ますます気になって夜も8時間しか眠れない生活が続いたのでした(笑)。
ソレを見かねた奥様より、サファリやビターラの代わりになら買ってもよいという許可がおり、彼女的にはかなりの確率であのボロサファリを処分するんだろう的な目測があったのだろうですが、既にサファリ乗りの「くみちょう」だったワタシにそんなチョイスで悩むはずはありません(笑)。
あっさりビターラを買い取り専門業者に売ってしまったのです(爆)。


そして吟味に吟味を重ねたSTiのパーツで武装したプレオネスタRGというかわゆい軽自動車を買いました。こちらのハナシはまた後ほどゆっくりとしましょうか。


今更ビターラに未練はありませんが、今でも初期型エスクを見るとハッとします。
もう随分と数は減りましたけど、四駆が必要な山里では今も昔もベストサイズである事には変わりはなく、ロングのノマドは5ドアでヒトも乗せられて、JBジムニーにもない優れた汎用性が大切に乗られている何よりの証拠ですね。
Posted at 2012/10/17 14:28:42 | コメント(3) | トラックバック(0) | 乱記 | 日記
2012年10月15日 イイね!

マロニエオートストーリー

マロニエオートストーリー宇都宮基地からさほど遠くない郊外に「ろまんちっく村」というフザケタ名称の施設があります(爆)。
名称はアレでも中身は結構しっかりしてて、日帰り温泉やお泊まりロッジ設備、レストラン、各種イベント工房などがあり、まあ県内の施設にしてはわりと頑張ってる方じゃねーかと思うのです。
最近は怪しい若者が怪しい姿で写真を撮り合うという怪しい趣味の方の集う場所にもなっておるようで、怪しいオジサンにも理解が及ばない世界が繰り広げていたりもします。
コスプレ?元ネタがサッパリ解りません。レイヤー?冷麺なら知ってますが?(爆)。

まあそんな近年はヒジョーに多目的なトコロですが、いつかここのロッジとイベント広場を借りて1泊2日で「サファリの”大”昨日美展」をやってみたいですね(笑)。

と、そのイベント広場で10/14は表題の「マロニエオートストーリー」という催しが開催されていたのです。
いわゆるクラッシックカー系のミーティングでココがスタート&ゴール地点となってまして、ワタシ達はお昼のゴールの後の展示を見に行った次第でゴザイマス。
朝のスタートは7:30とか言ってましたから、「宇宙兄弟」が終わった直後でそりゃ無理(笑)。
8:00から仮面ライダーだって見なければならないのに(爆)。
とゆーわけで、ノコノコとお昼過ぎにボリボリ股間を掻きながら来てみたら、あらびっくりすんごいクルマたちが集結してるではありませんか!。
























ステージも生ジャズで雰囲気盛り上げます。





いったい部品はどうしてるのだろう?
純正なんてとっくに出ないんだろうし、ナニか壊れたら大変なんだろうなあ。
コレだけ古いと車検はザルだろうけど(爆)、ソレにしても維持費は掛かるだろーなあ。





などと庶民はゲスに勘ぐったりもするんです(笑)。


そう言えば我がサファリも生誕20年。
十分クラッシックカーですね。
ココに並ぶ日も近い?(笑)。


来場者の駐車場もまた面白かったのですが、特に気を引いたのがこの2CV。
いいなあ、こーいう飾らないカンジ。






秋晴れの下、素晴らしいビンテージカーを目前に出来てたいへん目の保養になりました。
なかには新しいクルマもありましたが、それでもヒトヒネリあったりで興味は尽きません。
こーいうの主催するのはホントに大変だと思いますが、栃木には珍しく続けて頂きたい貴重なイベントでございます。
ナニトゾ宜しくお願いします。




P・S
マロニエオートストリートの参加資格を調べてみました。
1984年以前であればバッチリ資格はあるようです。昭和で言えば59年です。
160系はイケそうですが、Y60ではまだまだヒヨッコですね(笑)。


Posted at 2012/10/15 11:37:32 | コメント(3) | トラックバック(0) | 乱記 | 日記
2012年10月12日 イイね!

首都高好き

首都高好きなんだかんだ言ってもワタシは首都高が好きです(笑)。
20代の頃イノチを鉈で削って走っていたという黒歴史もありますが、それにしても40代になった今でも首都高に入るとちょっとだけワクワクしてしまいます。

冷静になってみると、こんなに道路計画がヒドイ道もありません(爆)。
分岐は左右お構いなしだし、合流だってブラインド状態から突然で知ってないとビックリするでしょう。
もっとも古いC1なんか河川を埋めて作っちゃったもんだから道路真ん中にイキナリ柱脚が登場してますし、そうかと思えば空中に駆け上がってウネウネとビルを縫って変則カーブが続きます。
なのでマトモな直線なんてほんの僅かです。
そんなワケでアップダウンも激しいなんてもんじゃなく、コレは安全が保障されてない自己責任型ジェットコースター。しかも乗りモノは自前という投げやりな大人の遊園地なのですね(笑)。

ワタシが首都高に出没していた頃は1990年前後ですが、当時はいわゆるバブルの終焉一歩手前で走ってくるクルマもカネの掛かったスゴイのが多かったです。
首都高の王者GT-RはR32がメインで、ぼちぼち33が出てきた頃です。もちろんノーマルなんていません。Rなら掛け値なし600馬力がゴロゴロの世界です。
S13シルビア&180SXもすっかりSR20時代になっていて、カリカリのビックタービンハイブースト仕様があたりまえ。ここまでどうやって走ってきたの?と疑問なぐらいに低速を捨てたスゴイのも居ました。
RX-7はまだFC3S時代でもちろんレギュラーの定番。湾岸有明辺りの路肩でよく燃えてましたね(爆)。
各所のPAにはオプ●ョンやCR●BOYに掲載されていたクルマがそのままそこにある、みたいな感じで見学族(いわゆる雰囲気組)を喜ばせてました。
当時ワタシは駒形PAを根城にしておりまして、有名チューナーやスンゴイのが集まる辰巳や大井とは距離を取ってました。あっちは週末なんかクルマ入れられないほど混んでましたから。

走る日は水曜か木曜の未明、当時埼玉のハズレに家がありましたから夜中2時ぐらいにゴソゴソ起き出して最寄りのインターから首都高に乗り、駒形PAでまずはタバコ一服とお茶(笑)。カンコーヒーじゃなくて「お茶」がワタシ流で、なんか当時それがオマジナイのように流行ってしまって某雑誌に掲載されて焦ったことがあります(笑)。
クルマのチェックとチョーシを見て3時ぐらいからスタート。C1なら内周り2周、湾岸なら中央環状を抜けて大井戻りで1周が基本ルート。当時はハープ橋はあってもレインボーブリッジないですからね(笑)。
もちろんチョーシ悪い時はそのまま箱崎で降りて下道を帰る事も暫し。
今も昔もおカネないですから、クルマ壊したらイチ大事なワケです(笑)。

で、ノルマ終えると向島ICで降りて一緒に走ってた仲間と6国沿いの早朝ファミレスで反省会(笑)。
ワタシは職場が葛飾にあったので、その後ナニゴトもなかったように出勤です。
最盛期で7~8人居たかなあ、そんなバカが(爆)。

ワタシのクルマは白のレガシイRS-Rで、最初は前置きICにTD05Hのタービンで立ち上がりレスポンス狙い仕様。追加2本をレビックで制御という今となっては懐かしい方法でした。そのうちGT-R対策モワパワーでTD06Sになりました。アシは特注で作って貰ったエナペタ車高調ショート加工でF6のR9というオキテ破りのバネレートを使ってアンダーステア対策。当時のフルタイム四駆はフツーに攻めればドアンダーになってしまいます。首都高はエスケープないので高速アンダーは危険極まりないのです。そのあたりアンダーセッティングで踏んで曲げるFCやGT-Rとは違う一面なのです。

あの頃本気で(と本人が思っている)走っていたヤツは皆、自分のしてる事の愚かさと危険極まりなさを理解してました。一般車にメーワク掛けてるなあという思いもありました。自覚しながらひどい事をしていたのですからホントの大バカモノです。
ソレだけ首都高はスリルとコーフンに充ち溢れていたといえばそれまでですが、そんな事は正当化する理由になりません。
なので本当に親しい友人とは走りませんし誘いもしなかったです。自分のやってることが馬鹿げているのが解っていてもヤメラレナイのですから、絶対他人になんか勧められませんよね(笑)。
(ホントはワタシの友人はとても速いので誘うと自分の立場が危ういから)

一緒に走っていたヤツも首都高以外で会う事はなく、一人減り二人減りとしていくうちに何となくワタシも遠ざかってしまって、その頃手に入れたジムニーでM谷に行くのが面白くて面白くてどーしようもなかったようになってしまったという顛末でした。
まさに「道を踏み外した」ワケですね(笑)。



先日、「湾岸ミッドナイトC1ランナー」という漫画が終わりました。
なのでこんなカミングアウト的昔話記事を書く気になったんですけど(笑)。
前作の湾岸ミッドナイトからずっと愛読してましたが、正直本気で走っていたヒトにすればアレ、「おとぎ話」ですよね(爆)。
現実はもっとエグくてどーしよーもない無法で無謀な世界です。
一般車への強引な割り込みもスレスレのすり抜けも当然で、正直知ったこっちゃありません。わざと遅いクルマを使って相手の行く手を阻んだり、一車線合流で飛び込んでビビった一般車を利用して追手との差を広げたりとまさにヤリタイ放題(爆)で、とにかく優劣を付けるには相手より前に出てること。
一度走り出してしまえばそんな観念の世界や解ったふうでは終われないのです。

あのままもし走り続けていたら、結構な確率で死んでたかもしれません。
妻の顔も見ず今の仲間とも会えず、一人大迷惑掛けて散って行ったかもと思うと、ココでバカ文を書いてる自分の現実に胸を撫で下ろしてます(笑)。
道を踏み外して「極道」の世界に行ったことはワタシにとってイイことだったのです(爆)。




今、首都高に入るとそんな昔を思い出しながらゆっくりと左側を走ってます。
ランサーでもC200でもサファリでも一緒です。
特にサファリは見晴らしが良いので、東京の移り変わりを眺めながらのドライブは気持ちがイイですね。渋滞してなければ(笑)。
同乗者からは「スムーズだね」とはよく言われますが、それは身体が分岐合流を覚えてるので事前に車線を無意識に変えてるだけです。
一応、あんな経験も多少は役に立ってるのかと思うと、少しだけ気が楽になりますね(笑)。

当時から比べていろんな道が出来て、環状ルートも随分と選択肢が広がりました。
天気に左右されずに踏める山手通りの中央環状トンネルやその出口のラセングルグル。5号池袋線でもループ出来るようになって中速コーナーで面白そうなトコロが増えました。湾岸線も空港中央が抜けてからはこっちが踏み切りゾーンにいいようなカンジです。
まさに世の中のカーブの大半はココにありますね(笑)。道的には恵まれてて良い時代だと思います。

今本気で首都高を走ってる輩がどれだけ居るのかは解りませんが、バカOBとしてヒトコト。
ワタシの免許が痛むわけでもないのでいくら捕まっても構いませんが(爆)、ホントに事故には気を付けて頂きたいものです。
当たり前ですが自分も他人のもイノチは大切にして頂きたいのと、空いてる筈の時間帯での事故渋滞、ほんとにオジサン怒っちゃうよ(爆)。




Posted at 2012/10/12 16:18:04 | コメント(3) | トラックバック(0) | 乱記 | 日記

プロフィール

「JB 23生活してると、どんな道でも広くて楽だなと(笑)。これだけで良いって人の気持ちよく分かる。」
何シテル?   01/09 11:30
くみちょうです。よろしくお願いします。 物騒なネームですけど、比較的穏やかなおっちゃんです。 サファリY60に乗っております。 メインはTB42Eのキング...
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