いったい政府は国民をどうしたいんだい?と激しく疑問な政府主導のGOTOキャンペーンが始まりましたが、皆さまはお出かけされましたでしょうか?
ワタシは連休とはいえいくら何でも泊りで出掛ける気にはなれないので、サファリDX号でいくGOTO奥福島只見の旅へ行ってきました。日帰りは必須です。
まあ旅と言っても殆ど椅子に座ってワッパ回して左手で棒を掻き交ぜていただけですがね(笑)。
日帰りとはいえ一応旅ですから、ぼんやりでも目標が無いとマズイということで天然炭酸水が湧く大塩を目指します。
一度行っているので行程は無問題ですが、今回は奥様も同行されると言うことで何かグルメ的なモノも挟まなきゃなりません。
ワタシ一人だったら走りながらのコンビニの握り飯&サンドイッチのフルコースで十分なんですがね(笑)。
栃木県内もその”感染拡大キャンペーン”(爆)に乗っかってか、なんと最近は祝日と土日は有料道路が無料なのです。
このあたりでは日光宇都宮道路全線やその周辺の有料道路がタダになってます。
これは何が何でも利用せねばなるまいと無理矢理行程に盛り込んでの道中となりましたが、地元の有料道路なんて土着民は殆ど使わないので意外と新鮮(笑)。
時短にもなるしけっこう便利だったんだと改めて気づく次第なのです。
外出を控えてるはずの都内ナンバー車に行く手を阻まれつつ(爆)、只見へは餃子基地から約3時間で到着。
知らない道が不安なのは解りますが、ゆっくり走りたいならば後続へ先を譲っても良いのではないでしょうか?
田舎道なので左側に待機できる場所はたくさんあるのに、、、。
そんなに大名行列の先頭がお好きなのでしょうか?
約3時間ほどで只見へ。意外と遠かった、、、(笑)。
まずは大塩炭酸井戸の前座(爆)、滝沢天然炭酸泉へ到着です。
ココには初めて来ましたが、で、炭酸水湧いてるのはドコ?
我がサファリで隠れていました(笑)。
その案内棒(笑)の先、ザ・自然な斜面を降りるようです。
「サンダルなんでヤだなあ、ヤツがニュロっと出てきたらドーすんだよ」と思っていたら、ちゃんと運動靴を履いてきた奥様がスタスタと行ってしまわれまして、日本男子たるものもはや後には引けません(笑)。
一瞬、我が目を疑いました。
排水、かと(爆)。
さすがにこのご時世、備え付けコップは使う気になれず、持参の両手マイハンドですくって飲んでみます。
かなり仄かに炭酸が感じられます。超微炭酸ですね。
限りなく”水”ですが、かなり円やかな味で六甲も安曇野も平伏すに違いありません(笑)。
で、滝沢からちょいと走って真打の大塩炭酸井戸へ。
ココは2度目なので”参拝”の方法はバッチリだったのですが、落下事故と昨今の新型コロナの影響で金網が張られ鍵付きの蓋が閉められて、直接井戸から汲み上げることが出来なくなっていました。
我が両手に抱えた大量の空のペットボトルの用途はナニ?(笑)
一瞬目の前が真っ暗になりましたが、隣接の岩に祠のような流水ポイントがありましたのでそちらで何とか補うことに。
しかし、以前井戸から直接汲み上げたモノとはかなりシュワシュワが弱い気がします。
さっきの
排水滝沢より僅かに勝ってるかな?程度ですね。
100リッターのクーラーボックスにペットボトルを詰め込んで第一目的遂行完了。
これで連休中は美味しいハイボールを飲むんだという淡い夢は、見事一瞬で水割りと化しました(笑)。
再びR252を北上して柳津というトコロまで走ってきました。
第2目的のソースかつ丼を食すのです(笑)。
つきみが丘町民センターという場末感丸出しの施設に辿り着きましたが、ここにレストランがあると知らなければ間違いなくUターンしていることでしょう。
実はあのケンミンショーでも紹介された美味しいソースかつ丼があるのです。
半ば脊髄反射で生きている奥様は迷わずそのソースかつ丼を注文。
頭脳派のワタシは少し悩んでから、ノーマルのカツ丼を。
ソースか煮カツか葛藤がありましたが、奥様と同じものを食っても拡がりはないと判断。これがホントに大アタリでした。
半分ずつシェアしましたが、さすがTV物件のソースかつ丼は今まで食ったことの無い素晴らしいテイスト。キャベツの量と刻み大きさと良い、ソースのくせに軽く玉子で綴じてあるイデタチと良い、ちょっと、いやかなりのカルチャーショックです。
ワタシが選んだ煮カツ(いわゆるノーマルカツ丼)も玉ねぎと玉子綴じのオーソドックス系ですが、ノーマルカツ丼世界史の中では断トツの1位間違いなし。
しかしやはりココはTV物件を信じてソースかつ丼を食すのが正しいでしょう。
写真ではビッグに見えるかもですけど、量はまあまあ普通。
”むらい”さん等の暴力的な量と比べると見劣りしますけど、一般的な胃袋標準装備の初老ならギリ致死量に至らない満足レベルです(笑)。
胃にも歯が生えている腹ヘリコプタ星人はラーメンとセットで食うと宜しいかと。
ラーメンも正調会津醤油系で美味しいらしいですよ。
ヒトの贅沢はやはり食だよと満足のまま再びサファリ制御装置の一部に組み込まれつつ、会津坂下町の糸桜の湯ばんげで日帰り入浴。
こちらはハズレ。公営なのにお湯は汚ねえし塩素臭いし600円も取られるし。
しかしそれなりにスッキリしたところで帰路に付くことにして、R49から会津南を経由してR121へ。
途中289へ抜けて白河経由で帰ろうかとも思いましたが、結局曲がるところを忘れてそのまま南会津町へ来てしまいました。
そうなるともう寄り道&遠回りの気力も失せてきて、来た道を逆トレースしながら無料開放中の有料道路を堪能して餃子基地へ無事帰港。
300km以上走りましたが、燃料計の針がまだ半分近くなのが嬉しいTDライドです(笑)。
しかし我が家の優等生ベンちゃんE350のほうが燃費も良くて疲労も少ないのでしょう。
が、ナニやら湧いてくるこの「やった感」はベンちゃんでは味わえません。
暫くTD42エンヂンの音が脳裏から消えませんでしたが(笑)。