本日プレゼントを発送いたしました。
該当者の方は到着まで今しばらくお待ちください。
ハンセンさんとミツルさんは発送先の連絡待ちになっておりますのでメッセージをご確認ください。
なお、作業的には10度以下の気温であれば作業しない方が良いです。
これはカーボンシートは熱を入れて馴染ませますが、気温が低すぎると素材が固くなり「割れ」が発生しやすくなるためです。
その他常温で馴染ませ辛い、調整がしにくいなどの理由もありますが、今の季節ですと割れが一番厄介です。
カーボンシートの種類にもよりますが、今回発送した3M1080カーボン調などは3Dタイプに分類されますが、立体感のある凹凸があるため、その凹凸に沿って裂ける、割れる等が考えられます。
そのため、出来れば気温10度以上、風が無い日、晴れの日が良いかと思います。
貼り付け前に汚れを拭き取り、シリコンオフ等で脱脂をしてください。
(慣れた方であればあえて脱脂しないという事も出来ますが、少なくとも貼り付け面にテープなどを貼って、剥がした際に何の抵抗もなく剥がれてしまう様であれば油分が多すぎるため脱脂は必ず必要です。)
カウルトップカバーの貼り付け説明
先ず、貼り付け面だけでなくボンネット、窓などは必ず汚れを拭き取ってください。
これはシートが長いため予想せず貼り付ける場所以外の部分に糊面を接触させてしまう可能性があるためです。
シートはこの部分の実寸よりも若干ですがあえて短く調整しています。
これは実寸にしてしまうと気持ち引っ張りながら貼り付けるため、最後の部分が伸びて余ってしまうためです。
画像と同じ車両の左(向かって右)から貼り付ける場合、台紙からシートを剥がしたら、右手はシートの端、左手はシートの中ほどを持つと作業しやすいかと思います。
グリーンの部分の角から合わせますが、端の丸まった部分を避け平面部分から貼り付けます。
横のラインは窓側のパネル端から若干内側、パネルの色が僅かに見える程度の部分に合わせて下さい。
(端過ぎると剥がれやすいためです。)
イエローのラインがありますが、この部分で面が折れています。
先ずは面の折れている部分までを密着させて貼り付けて下さい。
イエローのラインの右側面を貼り付け終わったのち、一番長い真ん中の面を貼っていきますが、イエローのラインの面の折れによりシートの角度が狂うかと思います。
これを気持ち引っ張りながら窓側のラインに合わせて貼り付け、逆側も面の折れあら引っ張り切り身で角度調整してください。
なお、冬季のため想定以上にシートが伸びない可能性があり、逆側の貼り付け位置によっては多少足りなくなる可能性があります。
その場合はドライヤー等で温めると素材は簡単に伸びますので調整してください。
ワイパーベースカバーの貼り付け説明
貼り付けはグリーンのライン、ボンネットのヒンジを避けるラインから合わせます。
この時、この部分だけを見ていると角度等がズレる可能性があるため、同時にイエローのラインの大まかに角度が合っていることを確認します。
貼り付けはグリーンのラインがある面から、その内側の壁面、穴のある面と順番に馴染ませていきます。
この時、特に壁面と穴のある面への面の切り替えの部分に空気がたまらないようにしてください。
ある程度の角度のズレはシートの引っ張りにより解消できますが、ズレすぎる場合は貼り付け位置や角度を見直した方が良いかと思います。
Bピラーカバーの貼り付け説明
実は画像は発送した物とは異なります。
と言うのも私自身はこの部分はラッピングした方が楽なのでカット済みは用いないためです。
カット済み版との違いは内側に折り込まない事、上部を曲面がキツイ部分はオミットしてる事となります。
貼り付けはグリーンのラインの下側後方の角から合わせ、イエローのラインを合わせながら上側へと貼り付けます。
この時、イエローのラインですが、端過ぎると剥がれやすくなるため丸まった面を避けてパネル色がわずかに見える程度の部分から貼り付けて下さい。
上側は曲面を避けるために若干短めです。
お好みやスキルにより温めながら伸ばして調整してください。
オレンジの面は最後に貼り付けますので先ずは後方側の平面から貼り付けます。
オレンジの面は曲面になっているため、ドライヤー等で温めながら徐々に曲面に馴染ませて下さい。
上記全ての商品を貼り付け終わったのち、ドライヤー、ヒートガン等で熱入れ圧着して馴染ませます。
ドライヤーの場合、今の季節だと外気でかなり温度が下がってしまうため至近距離1cmくらいで長めの熱入れを、ヒートガンの場合は至近距離だと1秒ほどで必要熱が入ってしまうため逆に熱の入れ過ぎにご注意ください。
熱を入れながら曲面はシートの端を特に入念に圧着して完成となります。
Posted at 2019/12/27 17:24:01 | |
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