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2013年10月08日

伊良湖・伊勢の旅 その1

伊良湖・伊勢の旅 その1 月末から月初にかけて、渥美半島・伊勢神宮参詣(内宮・外宮・月讀宮・月夜見宮)や伊勢南部(志摩半島南部)等を満喫してきました。

出発日は富士山が実によく見えました。晴れ男ぶりは健在です。
富士山はまだ夏の面影を残しており、白いものはまだ見えません。
しかし、稜線も心なしか淡く、たなびく雲も夏の入道雲の猛々しさとは異なるものでした。すすきの穂を前景にいれるといかにも秋らしいですね。
東名高速を利用したのですが、由比PAからの富士山もきれいでした。
すっぽりと麓近くまで白いものに覆われているお馴染みの富士山の姿とは異なる魅力がありました。




浜名湖(舘山寺・村櫛)を眺めつつ、西進します。樹木のせいか、雰囲気に南国情緒が漂っています。




渥美半島は全体としてのんびりとしていて私は好きです。時間が緩やかに非直線的に流れているように感じます。
今回は低山登山(標高百メートルもありません・笑)を目指しました。蔵王山などの著名なスポット(オススメですよ!)は今回はパスしました。
地元の人も行くのか定かではない低山ゆえに、山道入口がわからず、結局は伊良湖岬に突出している丘を登ることにしました。まあ、考えてみればここも低山ですね。
天候も良かったので、美しい輝かしい海原を俯瞰的に望することができました。




そして一泊。



翌日は海上国道(文字通り海が国道となっています。国道42号線)を通るために、水陸両用仕様に変更、、というわけにも行かないですし、船が大好きなので、
伊勢湾フェリーに乗船。往路・復路ともに船上の人となりました。
人文的に興味深いのは伊良湖から船で一時間弱の鳥羽側に行くと、人々が話している言葉のイントネーションが関西弁のそれになっていることですね。





鳥羽入りしてからのことは何も考えていませんでしたが(笑)、インスピレーションが湧き、伊勢神宮外宮(げくう)へ。
今年は式年遷宮の年ですが、あまり興味はありません(笑)
ただ、なぜ遷宮の儀式が行われるのかなという関心はあります。
出雲大社もそうですが、神代の時代から続く社に遷宮という発想があることが面白いですね。
伊勢神宮は大きく分けて、外宮と内宮(ないくう)という神域があります。
後者はアマテラスが鎮座まします場所としてあまりにも有名ですが、前者は豊受大神(トヨウケノオオカミ)という丹後出身の神様が鎮座しています。
不思議ですね。
アマテラスが一人ぼっちで寂しいということで、豊受大神を呼び寄せたと伝えられています。しかし、なぜに丹後の神様なのでしょうか。
なお、豊受大神は浦嶋伝説とも関係があると言われています。丹後地方に行くと、浦嶋神社があったり、様々な浦嶋伝説の伝承があります。
謎といえば、イザナミ・イザナギの子供にアマテラス・スサノオともう一人いたのをご存知ですか。
月読(ツクヨミ・ツキヨミ)という神様でおそらくは暦を扱っていた神だったのでしょうか。今でも別宮で伊勢で祀られていますが、参拝客もまばらでした。
スサノオが祀られていないのは、わかりやすいかもしれません。アマテラスが岩戸に隠れてしまうほどに乱暴を働いたと伝説では記されていますから。









内宮に向かう参道はさすがに殷賑を極めていました。道すがらのおかげ横丁で名物の手こね寿司を賞味してから、ご参拝という流れでした(笑)
参拝を済ませて帰ろうかなと思ったところ、参道がざわつき始め、やがて参道脇を通行するように指示されました。たくさんのマスコミもきていました。
式年遷宮での重要な儀式であり、ハイライトともいえる遷御の儀が内宮で開始されるのは翌日のはず。
しかしながら、これも何かの縁だなと思ったので、参道脇で待機していると装束をまとった一群が続々と参道を歩いていきます。
川原大祓(かわらおおはらい)の儀だと思います。その時はなんだかわかりませんでしたが。
傘を指している集団がいますが、異常な程に輝いています。
そして、それが礼厳さを増しています。
やはり、伊勢神宮は神域として類稀な聖地なのでしょう。





いろいろな箇所をもっぱら徒歩で回ったわりには、時間配分が上手にできました。川祓の儀をしばし見てから帰ろうとしたときに、ようやく日が暮れた頃合でした。
この日は南伊勢の旅館で宿泊をし、翌日はいよいよドライブ度が高くなります。
また後日記すことにしましょう。
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Posted at 2013/10/08 06:50:33

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この記事へのコメント

2013年10月8日 8:24
伊勢は僕も7月に行きました♪

見どころ満載ですよね(^o^)
コメントへの返答
2013年10月8日 11:54
コメントをありがとうございます(^-^)
大いに楽しんできました♪

えっと、七月の閣下の伊勢征伐といいますと、北畠顕家公の肖像写真を載せてくださったときでしたっけ?(^^;;

本当に見所満載ですね~
神宮で柏手を打って、歴史を偲んだり、静謐な風景を感じるのもいいですし、志摩や南伊勢など、近辺のドライブもまたいいなと思います(^-^)

ドライブといえば、参拝翌日にワインディングや、超地元道、酷道に突撃しました。あっ、いつも通りの行動でした(^_^;)
2013年10月8日 12:29
渥美半島に志摩半島に行かれていたんですか~^^ なかなかいい所をチョイスされました様でヽ(゚д゚ゞ)
渥美は1回しか行った事ありませんので、又いつか再訪してみたいです(・∀・)スンスンス-ン♪

伊勢神宮もいい感じですねヽ(´エ`★))((☆´エ`)ノ
コメントへの返答
2013年10月8日 13:03
コメントをありがとうございます~

今回はまずフェリーに乗りたいなと思ったんですよ。そうすると渥美半島から鳥羽・伊勢・志摩へのルートは最適な旅路になるんですよ(^-^)
東京湾フェリーに乗船するという手もありますが、今思いつきました(^_^;)

渥美半島へはフェリーでどうぞ~~
海中トンネルができるかもしれない前に是非(笑)
割引チケットを持ってますので、差し上げます^^v

伊勢神宮はいいときに行きました。潜在的に引き寄せられるものがあったのかもしれませんね~

天候に恵まれました。参拝翌日は絶景の連続でした☆彡
まさしく比類無き絶景を堪能したのでした(^-^)
2013年10月8日 19:18
川原大祓(かわらおおはらい)の儀ですか、イイ時期に行かれましたね。

写真を拝見するだけで、傘を指している集団が、砂利音を鳴らしながら、神々しく進む様が感じとれますね。( ̄O ̄;)
コメントへの返答
2013年10月9日 7:50
コメントをありがとうございます(^-^)

たぶん、川原大祓の儀だと思います。時間的にも周囲にいた人の話(「いま、川で身体を清めているらしいわ」等)から判断して(笑)
突っ込んで聞いても良かったですね。お隣の人とそれなりにお話もしましたので。
地元の人は伊勢神宮はむろん、式年遷宮に纏わる儀の数々に詳しいようにも思えました。

仰るとおりの情景が現出され、そして神々しさを感じました(^-^)
実は神宮へはあまり行く気が無かったのですが、まるでお呼ばれしたかの如く、気付いたら社を参詣し、儀を立ち会って眺めているという按配で、神々にお呼ばれされたかのようです(^-^)
2013年10月8日 23:11
伊勢志摩→伊良湖行きでフェリーに乗ったことがあります。
フェリー自体は良かったんですが、伊良湖から東名に乗るまでに結構時間がかかった記憶があります。
船旅も良いものですよね。
コメントへの返答
2013年10月9日 8:00
コメントをありがとうございます!

船旅の良さは四方が海で、普段とは逆の視点で景色を見られることでしょうか。それと船が生み出した波の軌跡や豪快に吹け上がる波を見るのも好きです。
デッキで寛いだり、船内で快適に過ごすのもいいですね。
また、伊勢湾フェリーの場合、時間短縮という点でも有効ですね(^-^)

伊良湖から浜松IC付近まで100キロは無かったと思います。今は静岡や愛知のバイパスがどんどん伸びて整備されており、のんびりとしていながらも快走路が続く渥美半島の道路と組み合わせれば、
あっという間に東名に乗れる感覚がすると思いますよ(^-^)
ちなみに、M3なら時間がかかるという感覚なんてないと思うのですが。。(笑)
2013年10月9日 1:01
あらま、神秘のパワーを浴びに行ってらっしゃったんですか。
なにやら全てのスケールが大きく見えますね。

圧倒されるのではなく、引き込まれる大きさとでも言いましょうか。

こういうのを見ると、日本の伝統って良いなぁと思いますね!
コメントへの返答
2013年10月9日 8:15
どうも、コメントをありがとうございます(^-^)

流石に伊勢神宮のパワーは強烈ですね。神域全体の波動がとても細やかで高いような気がします。

なるほど、とてもいい表現ですね!
圧倒されるのではなく、引き込まれる大きさを感じるようなスケールとは言い得て妙かと思います。
その感じは現場にいた私にとっては、大いに共感できることです。

儀式の列のときに、周囲の神々が細かい粒子となって列や社殿を覆っているという感覚がしました。
私という存在そのものがその場に引き込まれる感覚もしました。

式年遷宮だけでも千年以上は行われているわけですから、伝統というからにはそれが継続されるほどの魅力と光芒を放っているということなのでしょうね。日本で生まれ育って良かったです(^-^)

2013年10月25日 12:41
ハイキーな傘の表現が幻想的ですな。
コメントへの返答
2013年10月27日 21:35
こんばんは。
なんとも幻想的な一幕でした。
傘の持ち方や位置なども幻想性を高めているのかもしれません。

山陰・北陸紀行の模様は懐かしみも込めて拝見させていただきました。お写真も雑誌に掲載できるくらいに素晴らしく撮られていますね。

うーん、そろそろ旅がしたくなってきました(笑)
なかなか23万キロの大台を越えられない今日この頃です(笑)

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