なにほどかのものを書いて、束の間に若干、消費されて終わるような気がする。
このブログのことだ。
たしかに、指輪には輝いている部分もあれば、錆びついている箇所もある。
物事にも人間にも両面性があるのだ。
人生の良きことや悪しきことのすべてを受け入れた(永劫回帰)ときに、人間は超人となる。ニーチェ曰く。
もっとも、彼も鬱状態に陥ったわけで、そういう苦悶を味わったからこそ、生じた思想だと思う。あらゆるものを受け入れるという発想の人って、例外なくそうした過去やしがらみを持っている人がいると思う。
ニーチェは「駱駝」「獅子」「幼子」の三つの存在を比喩化した。
駱駝とは義務を背負うべきもの。
獅子とは「~すべき」に否といい自由を獲得するもの。
そして、幼子とは、遊ぶように生き、新しい価値を生み出すものの象徴であるという。
まあ、人間が幼子の境遇になったときって、いわゆる放蕩して「遊ぶ」とは異なる意味だと思う。だから、辛いことはなくならない。しかし、それを意識しないくらいに世の中を遊んでいるからこそ奔放であり、獅子よりもまた自由なのだと思う。
さて、土曜日は箱根や伊豆の函南、三島を愉しみ、日曜日はおなじみの〇〇〇ギで、最終的には往年の夕刊フ〇の記者みたいなことをしてきたのだけれど、おそらく絶好調なGDBインプで出動。コーナリングは結局のところはBコースなのかな(笑)
スイスポはお休み。理由は以下。
この左コーナーをどう攻略したらいかんと思う?
スイスポがときおり、走行中にギアがニュートラルの位置にすっぽ抜けてしまうという現象が生じ、ギヤ関係の消耗だなと思いつつも、保証との兼ね合いで、日産で診てもらう約束をした(軽整備以外は保証専門事務局等と絡めて結局はスズキで診ることになるのだろうけれど)。ともあれ、日産にはとてもよくしてくださっています。プリメーラがあれば買います(笑)
で、本日、自信満々で来店したところ、点検予約は来週だという。あれ?
しまった(汗)
とはいえ、症状的にはギアが毎回毎回すぐに跳ね返ってくるというほどではなく、時折、ニュートラルの位置に戻る段階に過ぎない。
とはいえ、早めに動いておきたいと思ったので、昨年、CVTのスイフトでお世話になったメカニックさんが異動されたお店にご挨拶を兼ねて来店することに。
日産の担当者の方にはその旨を伝えて了解を得ています。
それにしても、スズキのディーラーって、いつ来てもほほえましい。まず、車高の低いクルマは入れないし、非常に狭い(地方はわからないけれど、都心のスズキディーラーはほとんど駐車場に確保するくらいに狭い)し、建物が古い。
来客スペースが無い場所も多い。
業販店系も多いとはいえ、設備投資をせずに背伸びしないスズキ(ディーラーや業販店だから、本社とは異なるとはいえ)にほほえましさを感じるけれども、反面で安っぽいという印象も植え付けてしまったのもまた事実。
ジムニーは別格だけれど、スズキ自体も安売り路線を続けてきたから無理もないかなとも思う。実はとてつもなくでかい企業だったりするんだけれど。
閑話休題。
今回の症例ではすぐに来店して整備というわけにはいかないのだけれども、メカニックさんが数キロ運転してくださった。私はといえば助手席(笑)
あっ、こんなに楽なシートだったんだ。運転をしていないので余計に思ってしまった。そしてかなり愉しい(笑)
18歳になる前に教習所に通っていち早く免許を取ろうとされたお話とか、かなりいじったインプを持っていたスタッフさんがいたとか、スズキの営業車があるときから軽自動車ではなく普通自動車になったとき、皆がアルトから初代スイフト(スズキはなぜか初代スイフトを認めていない。その理由は??)のHT51、いわゆる標準グレードの廉価版に乗り換えた等、面白いお話も伺うことができた。
33スイスポ(現行)も密かに乗ったことがあるそうで、相当の走り好きだということがわかって、面白かったが、肝心の問題解決はされていない(笑)
愉しいドライブから帰宅(違)
おそらく、トランスミッションのギアの摩耗だろうということで、ギア抜け症状が出ているとのことだけれど、ドライブ中(笑)に現象が現れなかった。
いつもより都心が混んでおり、検証点をするべき条件を有する区間が無かったことも(後述)かもしれない。
どうやら、トルクの変動により、たとえば、加速中であれば、ギアに一定方向に力がかかり、トルクが抜ければふわっとするという按配が理由で、ギア抜けという現象は発生しやすいらしい。おおざっぱにいえば、加減速の激しい運転をするとギア抜けしやすいということにもなる。
「スイスポで加減速をしないのはちょっと無理です」とお答えしておきました(笑)
ともあれ、トヨタや日産のように経理的な面もいい意味でアバウト(スバルも多少そういう面があるかもしれない)で、お金をもらおうとする気配すらないので、お伝えしたところ、2,200円の点検料と相成った。
この瞬間がスズキだなと(笑)
さすがにここまでしてくださったのだから、タダというのはねぇ。。
しかも、折しもスズキ愛車無料点検中とのことで、一通り、無料で診てくださったりもする。来店してよかった。ティッシュも頂いたぞ。
でも、販促をしない点が、スズキらしい。やる気あるのかな(笑)
リピーターさんがほとんどなんだろうな。この点が変わり、利幅の大きなクルマも作れば(技術はある)、トヨタばりの規模にはなりそうだけれど、スズキらしさは無くなりますわな。
ちなみに、昔は総合職採用されると一年目は出身地以外の都府県のディーラーで仕事をするしきたりになっていたのだけれど、今はどうなのだろう。
さて、原因がギアだとして、ギアをフルに交換するとなると、おおよそ10万程度とのこと。今後がどうなるのか楽しみです(笑)
リバースも固くて入らないことも多いので(スイフトの持病とも聞きますが
、そうとっかえがいいのかなと。
保証が効かなかったら、断食か托鉢する方向で(笑)
インプと車検時期がかぶっているので、その時はマジで断食と托鉢します(笑)
ともあれ、交差点で気を遣ったシフトワークをするのは難儀なので(ニュートラル以外のギアに入ってしまうというわけではないから、車体が大きく動くことはないだろうけれど)、そういう意味ではまだ特定はされていないものの、安全面の観点からも解決してほしいなと思う。だから、すぐにスズキに駆け込んで、ある程度の動き(進展)を付けようとしたのだった。
さて、先ほどトルク変動について学んだ。詳しくはわからないけれど。
トルク変動を抑えるのであれば、アクセル開度を一定にするのがいいのかな
と思った。
ものの、速度レンジはあげたいと思い(回転数とはあまり関係ないとのこと)、結局、首都高に乗って大黒までドライブ(笑)
けれど、レッドスレスレみたいな運転とは縁が遠く、随分と抑えました(笑)
スイスポって、軽さとギア比を活かした加速も魅力(前期型のギア比だと加速がだめらしい)なのだけれど、たとえるならば、サルーンみたいに走ってみたのだけれど、寂しかった。このクルマのキャラではない。
よほど悪化しない限りは、今後も週5くらいは乗り続けるので(久しぶりに税金還付でバスに乗った。そういう東京23区民的な生活は縮小することに決めた)、しばらくはキャラではないとはいえ、サルーンのように滑らかに一定の速度で運転したいと、、まあ、無理だな(笑)
退屈過ぎて乗る気にならなくなると予想。まあ、バランスを取りながら大切に乗ります。
ちなみに、しっかり奥までクラッチを踏むことも大切らしく、この点は意識していたと思うのだけれど、より意識して操作するようにした。あまり強く踏むのってどうかなとは思うのだけれど。
対称的に土曜日は箱根・伊豆方面、日曜日は〇〇〇ギ方面で、加減速をたくさんしていたけれど、32万キロを超えてもまったく平気コパ来年。
ターボでの怒涛の加速があるから、案外とアクセルワークでは加減速していないのかもしれないけれど、下のトルクが弱いので、意外と最初は踏んで、それからラリー譲りの加速がついていく(エンジン自体も鋭くなる)という具合。
だから、あの世代(GD系)に乗っている人って、次世代のインプに乗り換えないんじゃないかな。WRCのイメージもGD系までだろうし、次世代にな
るとSIドライブが搭載されたりして、性格がかなり異なってくる。
まあ、初代インプ(GC系)の乗っている方も、GD以降について同じようなことを考えていらっしゃるのかもしれないけれど。
ということで、日産さんもスズキさんもありがとうございました(笑)
今後ともよろしくお願いします。
さすがに、クネクネ道はしばらくは自粛ですな(笑)
いいタイミングだったと思う。