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ワルめーら@Terryのブログ一覧

2022年05月31日 イイね!

チバラギオフ・房総の昭和・R‐2試乗 

チバラギオフ・房総の昭和・R‐2試乗 ユーラシア大陸の古代の遊牧民族の例を参照するまでもなく、日本人は移動が主であった。
定住された農民がほとんどであるという知見はいまだに有効ではあるものの、網野氏善彦が華麗に歴史学会に登場して以来、移動・漂泊する民という存在もクローズアップされてきた。早死にしたけれども、隆家一郎の小説もこれら、「みちみちのもの」に焦点を当ててきた意欲的な作であった。

註文通りの富士山 太宰治を偲ぶという名目で走り回り

ゆえに、夜まで山梨にいたからといってチバラギには来ないだろうという予想は、明治維新以降、近代的な歴史観に呪縛されたと言わざるを得ない。
まあ、フツーに八時に都内を出発したので、個人的には楽勝でしたが(笑)

近頃のチバラギオフは洗練・上品な感じに変貌しており、下衆な民の私が行ってもいいものかとは思うものの、そこは階級差なき共産主義的コミューンであるチバラギオフゆえに、遠慮なく行きましたぜ(はい、遠慮してません・笑)

この記事は、チバラギ!今日は一段とアツかった!☀️💦について書いているものを私がうまい具合に引用したものです。

エコタイヤながらスイスポの走行テストも兼ねました(近々にタイヤはもうちょいハイグリップのものに変えます)。高速域でも安定していますね。この間の印象とはだいぶ異なります。
欧州仕様とは公表されていない箇所でも違いはあるとにらんでいますが、背も高いし、スペック的には非常に地味なクルマながら、がちがちに固める系のスポーツとは異なるスポーツ性能を感じさせてくれます。
インパネはインプ以上に地味ですが、これも欧州やインド風味だと思えば良し(笑)
スイスポの速度計は220キロスケールだったと思いますが、たぶん、それに近い速度は出ると思います。欧州ならば、大衆車クラスでも200キロ近くは出すはずですし。
もっとも、私は法を墨守する人間ですし、フェラー〇300キロ越えと異なり、ビデオ撮影しても売れ無さそうなので、やりませんが(笑)

チバラギでの模様は中2さんのブログにほぼアウトソーシングすることにしました。一つだけ述べるならば、シトロエンSMが二台並ぶ光景というのは、いうなれば、森高千〇にこくられてしまうくらいに甘美でレアなものであるということです。むろん、チバラギオフに参加する車両は大黒でも見ないようなものも多いのですが、そんななかでスイスポが参加している様が面白いのです。
以前にも記したように、クルマに対する価値観の軸は人それぞれなので、その軸を見ることも愉しみだったりします。
チバラギはワインディングも楽しいですし、そういう意味でも、週に一回は来訪したいと思います。あれ、月一だっけ?


































































千葉組が東金のクルマのイベントにいかれるということなので、私も同行させていただきました。14時閉幕なのに、間に合うのだろうか(笑)
車種構成がバラバラ(スマートロードスター・R2・バイク二台・スイスポ)で当然、速度差もでるわけですが、先頭を走り快調に飛ばすSSAWSさん。さすがに千葉から遠路はるばるバイクでヤビツ峠までいらしただけありますね。いい走りをされています。ストライクな走りです。
道もよく知っていらっしゃると感心していたところ、後でお聞きするに、「途中でスマホの画面が黒くなり、勘で走りました」とのことでした。マジすかっ(笑)



※固定ビデオより抽出


イベントに出展されていたと思われる車両と数台すれ違いましたし、会場にもほんの少し車両が残されていました。コークボトルのフロンテ(後期型だそうです)やおそらく本物のハコスカR(S20の音なのだそうです。これだけでも判断材料の決め手にはなりませんが)、沖縄仕様かもしれないホンダ(車種なんだっけ)など、印象的なクルマが多かったですが、イベントはパチンコ屋の駐車場を借りて開催していたんですね。

































その後、遅い昼食に赴くわけですが、メンバー的に必殺昭和縛りがかかっており(笑)、必然的に昭和の名残りを残したドライブイン定食系のお店に向かうことにしました。おお、活気がありますね。盛んにかつおの刺身を本日のお奨めとして訴求されるので、注文してみました。そしてまたちょうど、シル〇ニアのメンバーの方もお近くにいらしたようですが(笑)
この辺りは昭和好きの面々の方でさえも、感嘆するくらいに昭和なお店がたくさんあるようですので、今度、ご一緒させていただければと思います。























ここで一旦解散し、三台で酒々井方面まで戻ります(笑)
SSAWSさんから素敵なお土産を頂戴し、ここでお別れします。
ここで、のっぽみにいかさんにスイスポを乗っていただくことにしました。
かいつまんでいえば、「プジョーのようだ」とのことでした。博識なみにいかさんのご評価なので、今後はプジョーに乗っている気分で、205のステッカーなんかも貼ってみたいと思います。
私めも二度目の初代R2に乗せていただきました。うーん、やはり慣れないと特にブレーキが怖いですね。スマートロードスターはブレーキが深いだけだと思うのですが、こちらはかなり強く踏まないと止まりません。そして素早くシフトアップするのがコツのようです。が、トップギアまで入れても40キロ程度(笑)
茨城から東金までの旧車の軽自動車のスペックを無視した走行(戦犯は私とSSAWSさん・笑)にもめげずにスッとついてきていらっしゃるのはさすがだなと
思いました。他にもあんなことやこんなことをお話させていただきました。ありがとうございました。



※固定ビデオより抽出






















帰路は爆安スーパーを巡り、佐倉でアカスリと温泉を堪能。首都高の主要パーキングはこの日も閉鎖でした。だからといって、大黒に行ったわけではありませんが、多少、リルートしたような記憶もあるような、ないような(笑)
アカスリのお姉さんとの会話の一つ。

「最近は韓国の方が豊かなんじゃないですか」
「最近はね、昔よ、昔」
「日本のどこが好きなんですか」
「日本のすべてが好き」
「それじゃあ、日本人の私のアレもアカスリしてください」
「アレってなに」
「なにはナニです」
「なに?」








盛っていますが、下ネタも許容されるのが、日本の歴史的な系譜なわけです。
たとえば、赤松啓介の「夜這いの民俗学・夜這いの性愛論」をご照覧あれ。
「ああ、これがつい最近までの日本だ」と思いますし、30年くらい前までの自動車雑誌をお読みいただくのもおススメです。
大らかな精神が誌面全体に見受けられます。当時はそれが普通だったのですが。
最近はテレビも新聞も視たり読んだりしませんが、夕刊某氏も小生ウハウハたまらず昇天コーナーが無いと聞いたことがあります。

そんな鬱屈した閉塞した日本社会からの逸脱を図るのには、チバラギに行くのがいいと思っています。今度こそ成田デビューするか。


Posted at 2022/05/31 08:44:59 | コメント(5) | トラックバック(0) | オフ会 | クルマ
2022年05月30日 イイね!

註文通りの富士山 太宰治を偲ぶという名目で走り回り

註文通りの富士山 太宰治を偲ぶという名目で走り回り土曜日の話です。

「まるで風呂屋のペンキ画だ~どうにも註文どほりの景色で、私は、恥づかしくてならかつた」

太宰治の「富嶽百景」って短編エッセイを知ってます?
小説の類をあまり読まない私でもサクッと30分もあれば読めてしまう本です。
著作権も切れているのでネットでも読めるはずです。できれば新刊書店で購入して欲しいですが。

もともと津軽出身だった太宰は井伏鱒二(教科書で出てくるレベルの作家さん)の紹介で、御坂峠(山梨県)にある天下茶屋にしばらく逗留することになります。














河口湖を見守るようにして、ものすごく、それはもう圧倒的に具体的に富士山の山容が様をみて、思わず、上のようなセリフを口にしていました。
そのときのあからさまな心情が「富岳百景」に描かれているので、ちょっとだけ知的な暇つぶしにどうぞ。



























ところで、日本は山がちなためにくっきりと山容がわかる山というのはあまりなく、したがって違和感や時に羞恥の心さえも生じるのかのしれません。
私はアメリカの広大な大草原の小さな家に住んでいたので(母国語はフランス語なんですけどね)、この日本人のメンタリティはわかるようでわかりません。「菊と刀」のルース・ベネディクト女史も日本の山並みについてまで考察されておられたかどうか。果たして、恥の文化と関係があるのかどうか。






昔、「BMWとアルファロメオで行く山梨ドライブの会」(企画は私)でクルマのオーナーさんとヒッチハイクで知り合った女性との三人で向かう私には非常に都合のいい会)で、よく行きました。
昨年は八月の最終日に行ってきたのですが、インプでガンガンに走りたい、いや、太宰治の足跡を偲びたいと思い、御坂峠に向かったわけですが、東京砂漠の土曜日は大渋滞でして、高速道路に乗るのに二時間ほどかかりました(笑)
首都機能移転論争の再燃を期待するものです。
東京は片田舎でいいと思うんです。建物が朽ち果てていまにもお陀仏しそうな雰囲気の街並みでいいと思うのです。モダンである必要はございません。私見です。

河口湖畔におしゃれスポットができていたので、観光客にまじって散策してみました。自身を特権視しているわけではありません。普通に観光地に行くのも好きです。上の天下茶屋も観光地ですからね。
ここで頼んだマスカットのアイスクリームコーンが500円。茨城の鉾田のメロンと同額です。ですが、旅は雰囲気を愉しむものですので、稀に見る太宰に恥ずかしさを与えた富士の山容を眺めておりました。












































八ヶ岳もきれいに形を表していて写真に収めたいと思ったのですが、三菱の珍しいクルマに目を奪われてしまい、八ヶ岳がうまく撮影できませんでした(笑)








太宰は甲府にも住んでいました。当地でお見合いをして結婚をしたんです。
執筆を終えると、風呂無しの家に住んでいた太宰はいつも喜久乃湯という銭湯(冷泉の温泉)に通っていたそうです。
何度か訪問したことがあり、太宰を偲ぶというよりは、なぜだかとても身体が癒されるので、甲府に来たときにたまに立ち寄るようにしています。
同様に静岡の函南の畑毛温泉も好きなのですが、温泉レポはユノコさんにお任せします(笑)
詳細な調査はみつびんさんに(笑)

さて、さらに喜久乃湯について記してみましょう。
昭和感といいますか、まんま昭和が息づいています。
SSAWSさんの用語を越えた新語を使用します。
「スーパードストライク」です。
少なくとも、私が覚えている80年代の頃の銭湯のまんまです、刺繍をいれた方々もいらっしゃいますし、脱衣所の天井高いところに掲げられている看板も懐かしいですね。いくらくらい手数料(広告掲載料)を払っていた(いる)のか気になるところです。
私は高校卒業したあと、住み込みで新聞配達をしておりまして、風呂無しの部屋だったために、銭湯に通い、それから外風呂が好きになりました。
余談ですが、銭湯には思い入れがあるんですね。
で、目覚めて大学に進学して、サークルで目覚めて自動車を所有したいと思ったわけです(小学五年から東京の人間だったので、自動車を所有することは考えていなかったんです)。大草原の小さな家にいたって?
まあね。
それとあるあるだとは思いますが、
私が今は断絶せし父親(家族と縁を切ってますが、それと思い出や感謝の思いとは別です。人間関係ってそんなに狭隘なものではないと思いますから)
と銭湯に行ったときに、
「おじさんにはなんで体に派手なもの(要は入れ墨です)が付いているの?」
「あっ、どうもすみませんね」(親父)
「ぼうや、お父さんの言うことを聞くんだぞ」(入れ墨氏)
(小声で)「ああいう人に声をかけるんじゃないぞ」(親父)
(大声で)「どうして派手なものを付けている人に声を掛けちゃいけないの」


だいたい昔の日本人、少なくとも、博多湾辺りの人たちは入れ墨をしているとチャイナ人が書き起こしているわけですから(「三国志」いわゆる「魏志倭人伝」に記載あり)、別にあからさまに入れ墨に対して一義的に何事かを思ってしまう反応に違和感を感じていました。
「裏社会の日本史」(フィリップ・ポンス)をお勧めしておきましょう。
















風呂上り後、武田神社に聳え立つ峠道をいくつか走ってみました。
なるほど、インプだと力があるので気が付かなかったのですが、かなりの勾配で、武田信玄などは城を作らなかったとは言われていますが、要害山城もあるわけですし、平時が躑躅が埼の館(現武田神社)で政務をとり、いざとなれば、山岳地帯に籠る準備はしていたのだなといまさらながら思いました。













てことを峠でお声がけされた富士市からお越しになったという中学教師の方に関心され、「私も歴史を学びたいです」とみつびんさんと同じようなことをおっしゃっておりました(笑)
教科書は豊富にありそうですが、理科の一分野がご専門とのことなので、融通はできるのでしょうか。
クルマ好きですが、家庭訪問のときなども考えて、八年間フリードに乗られているそうです。

最近は週に一度くらい走るマシンになっていますが、インプはいいですよ。それは男らしい視座で語られる速いとかパフォーマンスが優れているとか、いかついリアスポのでかさやエアインテークの巨大さではありません。
若い女性に人気があるからなんです。ライン交換をするのにこれほど容易なクルマは無く、札束の入った浴槽でウハウハしている人みたいな気分にもなれます。
子どもにも年配の方にも人気がありますが。
ということで、皆さんもインプを買ってみてください。女性オーナーが多いのも特徴です。出会いの場を提供してくれます。

一旦、江戸に戻り、就寝。
日曜日も壮大なるドラマツルギーが始まるわけですが、それは後程。
日産に行く用向きもございまして(笑)

※近日、各地漫遊記を記したサイトを開設させる予定です。ある程度のご賛同者がいたら、運用させます。
Posted at 2022/05/30 11:35:46 | コメント(4) | トラックバック(0) | 愛車インプ | クルマ
2022年05月26日 イイね!

試乗会 EK9、80スープラRZ、ヴィッツGRMN

試乗会 EK9、80スープラRZ、ヴィッツGRMN過日、久し振りの公道試乗会と乗り込み会に行ってきました。
大統領が来る前でよかったです(笑)

千人斬り 俺はこんなにやってきた Jオフ編
が終わり、少し寝て出発(笑)


では、あまたの国産スポーツカーに乗ってきましたが、すべて取り上げるとキリが無いので、ひとまずは、公道試乗したクルマだけ、書いてみましょう。
今回、公道試乗したクルマは次のとおり。

・EK9 シビックタイプR
・80スープラ RZ
・ヴィッツGRMN


翌日はツーリングに参加するために茨城まで疾走(笑)
朝から晩まで茨城 羊ツーリングからつくばの居酒屋までd

EK9のタイプRは免許を取得して最初に欲しいと思ったクルマでした。が、縁が無く、トレノを購入したという経緯があります。それからときどきは気になっていたのですが、かれこれ20年以上も経ってしまいました(笑)
当時はより鮮明だった気がする赤レカロに乗り込みます。横幅も5ナンバーサイズということもあり、思った以上にタイト感があります。
FDシビックの硬い足の印象が強いせいか、かなりマイルドに感じます。ホンダのエンジンは回してナンボなので、一般公道だと限界があるのですが、車体が軽いですし、シャシ―もそれなりにしっかりしているように思えました。峠攻めで上位モデルを喰っていた理由の一端がわかりました。
ホンダは初代と二代目のインテグラも乗り込んできました。





















続いては80スープラです。戦闘機のようなコックピットに乗り込むだけで、300馬力くらいありそうな雰囲気を出してくれるのですが、この個体は見た目とは相違して、案外とノーマルに近い味付けで乗りやすかったですね。特にトルクが40キロを超えているので、楽ちんとさえ思いました。前回はかなりチューンされた個体に乗っていたために、これは意外でした。三菱GTOもそうですが、見た目とは裏腹に乗りやすかったり、扱いやすい大きさだったりします。この時代のクルマの美質ではないかと思われます。















続いて、RX-7に乗ろうと思ったのですが、ヴィッツGRMNを発見。欧州生産のホモロゲモデルで、ウィンカーとワイパーレバーの位置があちらさんの国と同じです(笑)

Vitz GRMN|パフォーマンス (toyotagazooracing.com)

げっ、かなりホットなクルマだったんですね(笑)
ただ、GRMNは「ニュルからコンビニへ」をモットーにしていたらしく、過酷な走行から安楽な運転までを網羅したクルマ造りをしていたようです。
ゆえに、乗りやすかったです。ただ、それは大衆車的な乗り味とは一味異なり、例えば、
スーパーチャージャーを付けた伸びのある走りや収束するバネ等がうまく仕事をしているような気がしました。パワーのある31スイスポみたいな感じでしょうか。
ちなみに、インプに乗っていると特に加速に関する速度感覚がマヒしてしまいますので、こんな風に感じたんだなという程度に思ってください(笑)
現行のGRヤリスもいいのですが、こちらの方がスイーパー感が半端ないですよね(笑)
敢えて、こういうモデルを選択するのもアリだと思いました。リセールも高そうですし、この個体は走行4,000キロ程度のもので、いわば新車を乗ったようなものでした(笑)

※ターボ付きのGRMNもあったのでしょうか。それともスーパーチャージャーのことをひっくるめてターボと述べているのでしょうか。つくばの方に調査依頼したいと思います(笑)





















試乗後は天気もよくなってきたので、ヤード内を散策。
今回はロードスター女子も三菱シャリオの若者もいないようなので、
数々のネオクラスポーツカーに乗り込みます。
例のランエボⅩもいました。ちゃんと乗り込んですりすりしてきましたので、安心してください(笑)


















ここで、ヤード内でのクルマをすべてご紹介すると長くなりすぎるので、今回はウチのとまったく同じ仕様(GDBインプレッサ C型)をご紹介しましょう。
まず、思ったのがクラッチの重さです。こんなに重かったっけ?まあ、この辺りは個体差もあるでしょうし、強化は入っていないとは思うのですが、隣のS203(限定モデル)と比べても重いのが印象的でした。
が、その後、スイスポを運転する距離が長くなり、過日、インプに乗った時に重いと感じたので、やはり一般的にインプのクラッチは重いのだなということがようやくわかりました(笑)
もっとも、スイスポが軽いわけでもなく、重い方だとは思いますが。


















閑話休題。
その人によって、自動車に関する(自動車に限りませんが)価値観はそれぞれです。
自分自身の価値観も刻々と微細に変化し、長い年月を経れば、価値観が大きく変わっている
ことに気付くこともあります。一方で価値観にそぐわない自動車というのもあります。
これは仕方ないと思うんです。環境的要因や経済的要因その他で、好みが形成されてしまう以上、生じうるものです。ただ、価値観にそぐわないといって、己の殻だけに閉じこもる
ことは心地よいのかもしれませんが、私はできるだけいろいろな価値観のクルマを体験したいと思っています。好みでもないクルマに乗る人の特質を想像したり、そのクルマの良さを発見したり、やはり気にくわない点を見出すことが好きですし、自動車という枠で括れば、
皆、仲間だと思うのです。私が車種バラバラの集まりに好むのもそのためですが、一方で、車種バラバラといいながらも、偏りがあるのも事実です。
















































































































































まあ、それでいいのだと思います。他者に寛容に。しかし、自分の座標軸も大切に。
そんなわけで、今後とも、試乗会のような機会にもじゃんじゃん恵まれていますし、この幸運を活かしてカーライフを過ごしていくと思います。
と、優等生的な〆。



Posted at 2022/05/26 13:16:04 | コメント(4) | トラックバック(0) | 自動車 | クルマ
2022年05月24日 イイね!

【ちょっといい話】ヤビツ峠・バラ・ペコちゃん

【ちょっといい話】ヤビツ峠・バラ・ペコちゃん今は江戸の中心部に大統領が滞在されているようで、実際に昨夜は首都高都心環状の一部区間が閉鎖されていました。公共交通機関の利用を促進させています。
閉鎖させるなんてさすがですね。
「よっ、大統領!」と声でも掛けてあげたいところです。
が、いつの間にか死語になっちゃった表現の一つですね。ガビーン!

まあ、大統領との握手会があるわけでもないので、都心からディアスポラして、夕方からのドライブに向かいます。
インプレッサ(GDB)の出動です。
今回は車内でもガーガー、、スヤスヤ眠る家人を助手席に乗せて左右の重量配分の適正化を図ります。

うっ、クラッチが重い(笑)
GDB(二代目インプレッサのトップモデル)のクラッチってこんなに重かったんだ。土曜日に国産ネオクラスポーツカーの試乗会をしたとき(気が向いたら書いてみます)に、同型のGDBが置いてあって、そのときにも重く感じたのですが、逆に限定車のS203は軽く感じたのです。重いことはたしかですが、個体差かなとその時は思ったのです。
スイスポも軽くはないです。が、逆にスイスポで慣れてくると重さが際立つんですね。そして、スイスポのクラッチミートに適合させたせいか、エンスト数回(汗)

が、そのうちにだいぶ慣れてきて、怒涛の加速力の魅力とも相俟って、東名に加えて新東名新規開業区間を通って、一気に神奈川西部まで来ちゃいました。
そして、その勢いでヤビツ峠に向かいます(笑)

が、ステイステイ。その前にバスの折り返し場のある場所に駐車し、犬と戯れます。そういえば、昔もいたよなあ。当時の犬だとすればかなりのご長寿だと思うんだけれど、どうなんだろう。




















昔は鳥居をくぐって、ここの折り返し場を過ぎると勝負が始まる、なんてことを思っていたものです。
昔は主にトレノやカリーナで夜間に走りに来ていました場所なので、景色をまともに見たのは初めてかもしれません(笑)
のどかなところですね。





狭いうえにタイトなコーナーが続く峠という印象が強く、今でも間違えではないのですが、通称表ヤビツに関しては、2速と3速だけで、割合とラクに登坂しました。裏ヤビツとの境界線は菜の花展望台だと思っているのですが、裏ヤビツでも、旧国民宿舎までの道はまあそこそこでしょうか。たしかに裏ヤビツはタイトですね(その奥は拡幅工事が進んでいたような気がしますが、昔はでかいクルマは通れませんでした)。クルマの素性もいいのでしょうし、まだ日が明るいというのも要因としてあるのでしょう。
さらには昔、小田原から津久井に抜けるのにヤビツを使っていましたし、とても縁のある場所でもあります。

展望台からコーナー一つで消えてドリフトの音とマフラーからの咆哮だけが夜空にこだましていた鉄チンホイールのランエボ。モンスターのマッドフラップを装着していたような気がします。忘れがたい風景の一コマなのですが、今回の弾丸ドライブで完全に過去のものになったような気がしています。
一方で、eKワゴンが往復して走っていたようですが、そういう営み自体が懐かしい。











今回は展望台からの眺望を愉しむことにします。展望台にある展望台にも初めて登りました(笑)あそこ夜になると見えないじゃないですか。
絶景ですね。三浦半島から江の島、真鶴、伊豆半島までを一望できるスポットなのでした。うん十年後に知る真実というやつですね。また来よう。

































下界の秦野市はタバコ栽培や産業で有名になった地でその歴史は古いです。
秦帝国の末裔の人たちが移住したという言い伝えもあります。それが波多野氏になったというわけです。
水無川沿いにある公園に立ち寄ってみました。

あっ、HP10プリメーラだ(初代プリメーラの2リッターモデル)。
二台乗り継いできたくらいなので、好きなんですよ(笑)
しかも、オーテックバージョンでした。ノーマルの2リッターに30馬力が加わったモデルででかいリアスポが特徴なのですが、インプと比べるとそんなにでかくもないですね(笑)
オーテックのリアスポは十年くらい前まではかなり流通しており、さほどに珍しくもありませんでしたが、近頃はたまにHP10を見たとしても、オーテックのリアスポを見なくなりましたね。通常の1.8リッターや2リッターにオーテックのリアスポを装着する人がかなりいたのですが。
ライトカバーがアンバーなので通称2型以降(1型はクリアですが、2型以降の仕様にする人も多かったです。例えば、私とか・笑)ですね。レイズのホイールが懐かしいですね。11や12のプリメーラの頃を思い出します。
というわけで、本物のオーテックバージョンだと思います。
はい、長くなりました(笑)









ちょうど、種々のバラの花が咲き誇っており、家人がとても喜んでいました。
ウチはしょっちゅう一緒にいるわけではありませんし、家にいてもそれぞれ違うことをしていることも多いです。なので仲良し夫婦の良き一コマではないのですが、素直に良かったなと思いました。




















ここの公園になぜか、ペコちゃんがいるんですよ。不二家とのかかわりを知りたいところでもありますが、敢えて不問にしておきます。そのうちにわかることでしょう。
厚木まで下道を走り、東名に乗り、港北パーキングで夕食。
帰宅してからは鉾田で買ったメロンを食べて、そのうちに、いつのまにか就寝していました。

























たまにはこういうドライブもいいですね。
どうせ音がうるさくても寝ちゃう人だし。寝ると右側に寄りかかるクセがあるので、その点は補正してもらいたいですが(笑)






Posted at 2022/05/24 08:14:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | 愛車インプ | クルマ
2022年05月23日 イイね!

朝から晩まで茨城 羊ツーリングからつくばの居酒屋まで

朝から晩まで茨城 羊ツーリングからつくばの居酒屋まで千人斬り 俺はこんなにやってきた Jオフ編

の翌日は県外で試乗会(トヨタ車二台・ホンダ車一台、その他数十台の内外装チェックと某三菱車の安否確認・笑)をしてきたので、そのことを書こうとも思ったけれど、筆が進まず。言い換えれば、天気もいいし面倒になってきたので(笑)、
これは取り敢えずペンディングして、さらに翌日のことを先にお伝えしよう。
舞台はまたもや茨城である(笑)
売電が本格的に上陸する前に現地入りしておいてよかったかも(笑)












前日、県外某所の試乗会から移動。茨城の鹿島臨海工業地帯付近のホテルに宿泊。
推定保有台数不明のロータスの羊さん主催のプチツーリングに参加。

ロータスの羊さんのブログ


前日は久しぶりにビールを飲んだり、部屋に備え付けられたマッサージ機で足をほぐして、明日に備えたりと相変わらずのストイックぶりを発揮(笑)












サーキットの狼ミュージアムが今回の集合場所。基本的に平坦な道が多いだろうから、クネクネ道通過がデフォルトの羊ツーリングでも、今回はエコタイヤ装着のスイスポ(タイヤは交換します)でも充分と判断。






館内を見学。私はアニバが出る前のカウンタックに憧れていた時代に幼児期を過ごしたものの、スーパーカー世代には到達しておらず、詳しくはありません(ここからは「ですます調」)。
なんとなくミウラやカウンタック(LP400ですよ)が好きだった気がします。ランボ派だったわけですね。ポルシェも好きでしたが、フェラーリやロータスには興味の方向が向いていませんでした。
まだ天上天下唯我独尊を唱えてから、さほどの時間を経ていないので、衆生の動きがわからなかったのでしょう。
某思わずラインを教えてしまう好男子のゴロンさんは、54Bのスカイラインにご執心のご様子。あとは、BMWのCSIやストラトス、ミウラという辺りが好みだそうで、
私と似ていますね。私たちはきっとうまくやっていけると思いますので、M2をください。象牙はご返却いたします(笑)



















































































パンサーが充電・給油したのちに、場内走行。パンサーって、全幅が1695ミリのようで、日本の5枠にきっちり納めてきたかのような寸法なんですが、これはたまたまなんでしょうか?












続いて、どストライクで有名なSSAWSさんのスマートロードスターを久しぶりに運転させていただくことになりました。例の大阪城ばりに立派な豊田城近くの某所での乗り比べ会以来でしたね。
あの頃よりも足回りがきちんとしている印象を受け、ブレーキもきっちりと効くんじゃないかと思ったら、やはり深く踏まないとダメでした(笑)
それと発進するまでの操作が独特で、この独特感も魅力なんでしょうね。
もともとメルセデス単独で推し進めたプロジェクトではないので、ラテン的な要素が残っているような気がしました。
ちなみに、助手席はなぜかパンダ4×4オーナーでした(笑)
この場をお借りしてお礼申し上げます。
直近で、山万の路線に乗りに行くので、仕事その他は一切ストライキして、お付き合い願えればと思います。






今回の羊さんのクルマはなんとアトレーワゴン。タイプRよりもびっくりしましたよ(笑)
そのこと自体は別にいいのですが、後ろに控えるクルマたちの先頭にアトレーワゴンが走る光景に対しては可笑しみを感じてしまいます。
結果的にのんびりとドライブできました。

最初の目的地が食事処で、ここのうな重定食がびっくり。でかい鰻が二枚も入っていて、しかも刺身付き。それでいて大味ではなく、うまい。味皇なら銀河系を飛び回ること必然(古)
例の如く、ゴロンさんはギブアップ(笑)
クルマエビさんやみつびんさんの小食勢は初めから勝負に出ませんでした(笑)
まあ、内外観の雰囲気もよく、また来てみたいと思いました。



























続いてはメロンスイーツを食べに来たのですが、表参道の日曜九時ばりに混雑していたため、メロンのアイスクリームを食べて解散。














しかし、寄り道王の私がここで江戸に帰ることはなく、みつびんさんに連れられて、地元の人しかいかないようなメロン即売所へ。安い!
写真を撮ってということだったので、積極的に掲載させておきます。
ゴロンさん、今度はこっちでメロンですよ(笑)



※アクションカメラより







いや、茨城ってマジで道がいいですね。スイスポの本領が発揮されました。
久し振りに芹沢の酒屋さんに立ち寄ることにしました。
ここは芹沢という集落で、歴史に詳しい方ならご存じのとおり、新選組の初代局長の芹沢鴨の住んでいた屋敷が今も残されています。
しかし、さすがに放置プレイ文化の茨城で、酒屋さんの女主人(東海村から嫁入り)も家主の近況については存じていないらしく、寂しげな芹沢城跡の碑を見て、オールド軽自動車を見て、再び酒屋に戻り雑談。
茨城の人ってみんな同じことをおっしゃるんですよね。曰く、「なにもない」と。いろいろなものが豊富にありすぎて、気が付かないのだと思います。
たしかに、高層ビル群は皆無ですし、混雑した交差点もないです。しかし、気候も温暖で、昔からの史跡が豊富に残されており(京都とタメをはるかと)、どこのお店に行っても安価でうまいメシが食える。給食もおいしいらしいですし、これは江戸の人間だから抱く感想だけとは思えないんですけれど。
ケンメリGT-Rの動態残存個体の半数以上は茨城にあるようですし、物持ちがよく、気候も温暖なので、放置してしまう。これが茨城文化の特徴なのかなと思いました。で、芹沢鴨という人物は近藤勇や土方歳三らに粛清されて、特に司馬遼太郎の小説では典型的な悪役として描かれていますが、酒屋の店主はそうは思ってはおらず、芹沢鴨の事績を細かく説明してくださったのが、五年ほど前のこと。その後、首都高で冷却水が漏れてオーバーヒートしましたが(笑)
で、東海村から嫁いできた女性は歴史は好きなものの、まさかこのような因縁のあるところとは知らなかったようです。人生とは不思議で面白いものです。
てことで、ぶらり旅グループの皆様、次回は新選組と蕎麦を味わいますよ(笑)




























続いて景色のいい古墳に登ります。前方後円墳で畿内と異なり、自由に登れます。ただし、脚力は必要かもしれません。ここからの霞ヶ浦の眺めが素晴らしいですね。ここもまた貴重な資産だと思うのですが、こじんまりとした公園にしてしまっている点に好ましさを感じます。







数十年ほど前までこの近くに鉄道が走っていたようで、セレナで駅舎跡を見に行ったことがありました。まだ現存しているようでした。
そのときは病院の敷地内に古い鉄道が置いてあるのを目ざとくみつけて、交渉したら車輛内まで入れてくれました。今はどうなっているのでしょう。

さて、ここでS660乗りのみつびんさんにスイスポを乗っていただくことにしました。感想はといえば、「超いい!S660あげるから、代わりにちょうだい
」というものでした。ありがとうございます(笑)
スイスポはコインパーキングでも安心して停められることも考えて購入した面もあるので、車高も純正のままにする予定ですし、せっかくのお申し出ですが、辞退させていただきます。
こういうのを歴史の歪曲っいうんですね(笑)





素晴らしいワインディングを縫って、お馴染みのキャニオンでお茶。またつくばに来ました(笑)
私がお教えさせていただいた売ってくれの声を鎮める方法は想像以上に効果があったようです。








学園都市で昔の自動車雑誌を購入。そのうちの一つがどストライクとして、居酒屋の常連さん(キャニオンのマスターの名前を知っていたので、キャニオンの常連さんでもありますね)とみつびんさんに評価されることとなりました(笑)
ノンアルで零時前くらいまで居座り、常磐道と首都高で駆け抜ける喜びを味わうものの、眠気が襲ってきたので、八潮PAで車中泊しました。米国大統領訪日による交通規制が中枢部で行なわれる前に朝空が美しいコンクリートジャングルを駆け抜けて、都市工学に思いを馳せて、帰宅したのでした。
みつびんさん、お付き合いくださり、ありがとうございました。
今度、コイルの動画をちゃんと観ますので(笑)

















ということで、先週はスイスポ週間だったので、今日辺り、インプに乗ってきます!
クルマが変わっても、満遍なく乗ってあげないとと思うタイプのようです、私。
一夫多妻制の国が向いているのかなあ。






Posted at 2022/05/23 12:55:58 | コメント(6) | トラックバック(0) | ツーリング | クルマ

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何シテル?   04/22 13:54
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