燃料ポンプ交換を週末に予定していたので,タンクを空にしないといけなかったのですが,予定していた走行会がキャンセルとなった事で,フルタンク状態で預ける日を迎えてしまったOXです(どうしよう・・・).
さて,予定では1ヵ月前に申し込んだ日光の走行会に参加する事になっていたのですが,雪で中止となってしまいました.この1ヵ月,この走行会に向けて失火の原因究明に奔走し,ようやく
1週間前に特定,「何とか間に合った!」と安堵していたのですが,結局,走れないとなるとガックリきますね(苦笑).
例年通り,この時期の日光は新路面となり,はやぶぅさんが39秒台出したり,たとゆさんが40.7秒出したりしているのを見て,「今回こそ
41.3秒の壁を破るぞ!」と気合を入れて,同じ枠を走る人達の車載とセクタータイムを分析しながら,当日を待っていたのですが,
(一人,実力39秒台のはずなのに,40~41秒台の枠に下りて来た人がいますけど・・・)
最終的には,主催者が安全性を優先して中止の決断を下しました.行きの路面凍結や帰りの混乱した高速道路等,クルマを壊すリスクはなるべく避けたかったですし(自分はミスらなくても他人に突っ込まれるリスクがある),折角の機会を逃す事は残念ではありますが,当日の雪の降りっぷりを見ると主催者の判断は正しかったと思っています.
そんな感じで休暇をキャンセルして当日は仕事をしていたのですが,隙間時間でSNSを見ていたら,「パイクスピークにスターレット!?」なんて情報が流れてきました.
「いかに日本車が人気とはいえ,わざわざスターレットを選ぶなんて物好きなアメリカ人がいるもんだなぁ~」と記事を読んでみると,「エッ!? 日本人??」と驚き,どこのチームが遠征するんだろう?とエントリーリスト(タイトル画像)を確認してみたら,
Residence(住所) ・・・ Tokyo - Japan
Entry Year/Market/Model(参加車両) ・・・ 1990 Toyota Starlet EP82
となってました(ちなみにその2個上には大井さん&LEAFの名前もありました↓).
「ほぅ・・・」と思い,北米で雪練中(↓)のEF8の先輩にパイクスピークの事を聞いてみると,
「パイクスピーク? 20年前に走った事がある」とまだ舗装されていない当時の写真が送られてきました(↓).
ヒルクライムの過程でクルマにどんな事が起きるのか?体験談を聞いていると,「レース当日の様子はこんな感じ(↓)」と更に写真が送られてきました.
私のパイクスピーク知識なんて,雑誌の記事を眺めたくらいで(大半は一番上のクラスの話),どんなクルマが出ているのか全く知らなかったのですが,こんな雰囲気なんですね・・・.一応,グランツーリスモ(GT2)でコースを走った事もあるはずなのですが,ダートはあんまり好きじゃないのでほとんど記憶に残っていないですね・・・.
一番上のクラスである「Unlimited」はともかく,このスターレットが出る「Pikes Peak Open」クラスなんて全く知らないので,どんな車両規定なのかルールブックを覗いてみたところ,ざっくりこんな感じでした(↓).
0.「Pikes Peak Open」に参戦出来るのは,市販車 or レプリカ車両.
1.メーカーで製造されたモデルをベースとする.
2.ボディの外観はバンパーを含めて市販車の外観を維持.
ボルトオン出来る部品であれば材料置換はOK.
窓ガラスは同じ素材 or Lexan製(ポリカーボネート?)ならOK.
3.主催者が承認したオーバーフェンダーとスポイラーのみ装着可能.
4.ウイング等の空力部品も装着可能.
(但し,ボディ全幅から飛び出してはならない)
5.ドライバーを含めた最低重量は816kg.
6.フレーム,サスペンション,ブレーキの改造は無制限.
7.ホイールのサイズも無制限.
(但し,タイヤは必ずフェンダーで覆われている必要がある)
その他,危険な競技らしく安全性関連のレギュレーションは事細かに規定されてましたが,エンジン/トランスミッションは同じメーカーのものであれば交換可,内装は可燃性のモノを排除するためにむしろドンガラを推奨,タイヤはレーシングタイヤ(≒スリック)の使用可,ウォーマーも使用可となっていました(海外ではSタイヤという概念がないので,当然でしょうね).
スリックも可なのでS耐車両に近いかと思いましたが,フレーム・サスペンション・ブレーキの構造変更可となると,ダートラのD車両に近いのかな? 排気量のクラス分けはなさそうですから,如何にターボとはいえ,スターレットの小排気量のままだとなかなかに大変そうですね.
予選が6/20~22.決勝は6/25.今から楽しみですね~♪
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Posted at
2023/02/11 12:06:50