(まだ準備編ですが長文です。読んで楽しい内容でもないのと、自分用の記録ですので興味のある方のみどうぞ)
今回、10月下旬には飛行機のチケットを押さえ、2ヶ月以上の時間をかけて準備を進めてきました。
行き先は南米のアルゼンチンとチリにまたがるパタゴニア地方。
16日間の日程を使ってゆっくりトレッキングする計画です。
早めに動いたこともあって、レンタカーも宿も順調に押さえることができ、さらにデジイチ含め、いろいろ買い物もしまくったおかげで準備は万端、後は出発を待つばかりとなりました。
12月19日(土)
いよいよ初日です。
今回はどんな旅になるのでしょうか。

戸締りを何度も確認してから昼前に自宅を出発。

最後に日本食を食べておこうと思い、自宅近くの駅前の魚料理を出す店で、アジの干物定食を注文。

快速エアポート成田でのんびりと成田空港を目指します。
すると、東京駅(地下)にさしかかったところで携帯電話のベルが鳴りますが、電話を取れるタイミングじゃなかったので、そのままスルーしておき、次の駅で番号をネットで調べてみます。
電話の主はユナイテッド航空のサービスデスクでした。
ちょいと嫌な予感がしますが、数時間程度飛行機が遅れても乗り継ぎには支障がないので大丈夫ですし、事前にウェブでチェックインは済ませてあるので、逆にそれについての質問でも来たのかと思い、何か緊急の用でもあるのなら、また電話がかかってくるだろうということにして、そのままにしておきました。

とは言え、やはり気になるので、特急の通過待ちの時にプラットフォームに降り、電話をかけてみると「日本語をご希望の方は1番を・・・」から悠長にメニュー選択から始まる感じだったので、こりゃ短時間じゃ無理だと諦め、すごすごと電車のシートに戻ります。
予定通り成田空港に到着。出発ロビーに行き、まずは時間が変更になっているかもしれないので出発案内板を見に行きます。

ワシントン行き、キャンセル!?
さっきの電話はこれか!
小走りでユナイテッドのチェックインカウンターに行き、係員に「ワシントン行きですけど!」と申告すると、「D5からD7カウンターで対応しておりますので、そちらにお願いします」と冷静に返されます。
おいおい、キャンセルって、、、

わけもわからず、指定されたカウンターまで行くと、数名が並んでいるのが見えます。
とにかく私も最後尾に並びます。
窓口は2つ。(最初は3つだったのですが、なぜか係員が一人居なくなり2つになりました)
並んでいる若い女の子が手に持ったA4の紙を見ながら携帯電話で
「信じられな~い、超むかつく~、笑い事じゃ無いんだからね!」
と、でかい声で電話をしています。
そして、電話をかけながら列から離れて行ってしまいました。紙に書かれていた内容が気になりますが、なんで、前の方まで順番待ちしたのに列から離れるんだろうと思いつつ、逆に並んでいる人が一人減ったかと思いながら順番を待ちます。
臨時の対応カウンターでは若い女性スタッフとおばちゃんスタッフが対応に当たっており、若い子の対応スピードがやたらと遅く、実質的に窓口は一つの様子。
先ほど電話で悪態をついていた若い子が居なくなって、並んでいるのは私を除いて皆さん外国人の方。さすがユナイテッド航空。
並んでいる人は窓口で対応を受けた後、納得のいかない顔をしつつも航空券らしきものを受け取ってからカウンターを後にしているので、代替便の紹介ぐらいは受けられるようです。まぁ、なんとかしてくれるのでしょう。
と、言うか、なんとかならないと困ります。
そして、数人しか並んでいなかったのに待つこと約30分、ようやく自分の番が回ってきました。
たまたま対応スピードの遅そうな若い方のスタッフが対応を終えたところだったので、その若い子の方に向かいます。
カウンターの前に立つとeチケットレシートを見せながら、まずは彼女の言葉を待ちます。
すると、
「申し訳ありません、ワシントン空港が大雪のためフライトがキャンセルになりました。大変お手数ですが、お客様ご自身でこちらの連絡先に電話を入れて予定変更のお手続きをお願いします。」
と、先ほど悪態をついていた女の子が持っていたのと同じであろう紙を渡されます。
「え? このカウンターで対応してくれるんじゃないの?」
思わず聞き返しますが
「空港そばのホテルならこちらでご紹介できますが、すみません、予約の変更はこちらの紙に書かれている連絡先に電話をかけてください」
と、ほとんど正規料金としか思えないホテルの料金表を見せられながら申し訳なさそうな顔で返され、
「そうですか」
と、紙を受け取り、カウンターを後にします。
少し歩いて、なんで俺だけ対応10秒なんだ? しかも、代替便の航空券じゃなくて、紙切れ渡されて電話するだけなら並んでる意味なかったじゃん!、と思い返したのですが、すでに後の祭。
私が最初に並んだ時には5~6人だった列(それでも30分近くかかった)が、すでに10人以上に増えています。
納得行かない気分で紙に書かれた番号を見ると、例のユナイテッド航空のサービスデスクの番号。こんなことなら電車を途中下車して折り返し電話をしておけば・・・、いや、あの時はこんなことになるなんてまったく予想できませんでした。
紙を見てみると公衆電話からなら0120のフリーコールが使えるみたいなので、公衆電話の並んでいる場所に移動し、悠長な音声ガイダンスメニューを選び、ようやくつながり、
ません!
延々と「現在、大変込み合っています。オペレーターにお繋ぎするまでもう少々お待ちください、ちゃらら♪~」というメッセージに音楽、コマーシャルのループを聞かされるばかりで、つながる気配すらありません。
そりゃぁ、そうでしょう、飛行機一便がキャンセルになったので、電話が殺到しているはず、って納得している場合じゃありません!
こんなにモタモタしていたら、ブエノスアイレスにたどり着く代替手段の確保すら物理的に難しくなってしまうので、気ばかりが焦りますが、電話がつながらないことには何も始まりません。
飛ぶ予定だった飛行機の出発時刻にすでになってしまっていますが、アメリカ西海岸行きの便なら夕方発だったので、アメリカ国内の移動も組み合わせれば、まだ何とかなるはずです。
電話すらつながらないという、この理不尽な状況をなんとかしてもらおうと思い、再び先ほどのカウンターに戻ってみると、列が30人近くに増えていました。
最後尾の人(外人さん)に、ワシントン行きの列?
って念のため尋ねてみると、手を左右に広げるジェスチャーをしながら、「まったく進まないんだ」と呆れ顔。
絶望的な気分になりながら公衆電話に戻り再びチャレンジするときに、ようやく焦っている中で頭が少し働き、メニューのちょっと違う選択肢からオペレーターにつなぐことを思いつきました。
そして、今度はあっさりとつながります。そして、キャンセル便の対応も対応してくれた方ができるとのこと。
今度こそ、私の年末旅行をなんとかしてもらおうと意気込んでいるところに
「ぎんがめ様、本日のアメリカ向けのフライトはあいにくすべて満席で、明日も満席、明後日も満席、早くて22日出発の便になりますが、いかがなさいますか? もし、すべての行程をキャンセルなさる場合、お客様のチケットは申込日の10月から1年間有効となりますので、本日から来年の10月まででしたら、いつでも有効でございます。」
という、冷静、冷酷な回答をいきなり浴びせられます。
この事務的な言い方につられて
「他の会社の便をあてがってくれるとか、こういう時は何とかしてくれないんですか?」
と、強い語調で返してみたものの
「そのような事は行っておりません。天候によるキャンセルは当方には責がございませんので」
そっか!
・・・
なるほど。
でも・・・・・
「とにかく何とかならないか調べてもらえませんか?」
ほとんど、論理的な会話になってませんが、それしか言えません。
「わかりました、少々お待ちください」
と、言って、いったん保留音楽が流れます。
なんだ、なんとかなるんじゃん、強く押してみるもんだと思いながら待っていると、数分後再び同じ女性が電話に出て
「すみません、やはり正規運賃の座席も満席の状態でいかようにもできません。今回、こういう事情でもございますので、チケットのキャンセル手数料を15000円いただくところを、無料でお受けするというのが精一杯の対応でございます」
と、あくまで事務的に宣告されます。
待たされたので、何か良い回答が出るのかと勝手に思ってしまいました。
しかも、これってヒートアップした私をクールダウンさせるためのマニュアル通りの時間稼ぎだったんじゃないかと、ここで気がつきます。
自分の劣性状況をようやく把握した私は、引き下がって交渉することを考え始めます。
来年10月までチケットは有効と言っても、2週間のまとまった休みなんて今後簡単に取れるとも思えません。
しかもパタゴニアはこのあと秋を迎え、長い冬に突入するので、行けるチャンスなんてほとんどありません。
運が悪かったと諦めて22日スタートに切り替えると3日間減ることになりますが、この際背に腹は代えられないというのが、その場で出した結論。
「22日の便なら取れるんですよね?」
「少々お待ちください、、、、、申し訳ございません、22日の便も全て埋まってしまいまして、最も早い便で23日になります。」
「え!?」
「すみません、どんどん席が埋まっている状況でして」
返す言葉が見あたりません。
さっきのクールダウンタイムが完全に余分でした。
「あ、たった今22日の便に一席空きがでました、いかがなさいますか?」
「それ、押さえてください!」
迷っている暇はありません。
「かしこまりました。お客様の出発のご予定を19日から22日に変更いたします。帰国は変わらず1月1日現地出発でよろしかったですか?」
「帰国の日程も変えられるんですか?」
「はい、お座席に空きがございましたら」
「1月2日出発の便って空いてますか?」
もともと、取りたかったけど10月時点の申し込み時点では空いてなかった日程です。
「はい、空きがございます。では、お帰りの便は1月2日現地出発と言うことでよろしいですね?」
「はい、それでよろしくお願いいたします。それと、明日とか明後日のワシントン行きの便に新しく空きは出ていませんか?」
「いえ、空きはございません」
「そうですか、では、22日出発、1月4日帰国でよろしくお願いいたします」
「かしこまりました。変更手続きを行いまして、eチケットをメールにて送らせていただきます」
「ありがとうございます。よろしくお願いいたします」
「このたびは大変ご迷惑をおかけいたしました。私、担当の○○が承りました」
受話器を置くとすぐに空港施設案内カウンターに行き、ネットにつながるパソコンの場所を確認し、そこに走ります。
パソコンの横に付いているコインボックスに100円玉をあるだけ放り込み、速攻でアルゼンチン国内の航空券の確保を始めます。
キーボードが英語キーボードで使いにくいですが、そんなことを気にしている場合じゃありません。
って、何かこれ、オーストラリアでの予約変更ラッシュの再現のような・・・・、今回、何でそれを出発前にやってるんだ。。。
それはともかく、、、
今回アルゼンチン航空のチケットは日本の旅行代理店を通じて買っていたのですが、旅行代理店もアルゼンチン航空の日本オフィスも土日は休みです。
なので、チケットのキャンセル変更手続きより先にネットで新規のチケットを押さえた方が確実と判断したのです。
案の定、人気のブエノスアイレスから(パタゴニア)エルカラファテに向かう便のチケットがバカ高い正規料金でちょこちょこ残っているぐらいで、到着した日(23日)の便は押さえられる気配すらありません。
ブラウザーをリロードすると、さっきまで空きがあった便が目の前で空きがなくなるぐらいの勢いです。
格安チケットだと最早で25日出発。迷っている余裕はないので、先に25日のチケットの予約を入れてしまいます。
そうすると到着した23日から25日までブエノスアイレスに居るわけにもいかないので、(いや、居てもいいんですが)、瞬間的に思いついたイグアス往復を調べてみます。
すると、こちらは便数も多く、座席の空きもまだまだある様子で安いチケットが買えそうです。そこで、23日にブエノスアイレスからそのまま乗り継ぎでイグアスに向かい、24日の夕方に再びブエノスアイレスに戻り、翌25日の早朝便でエルカラファテに向かうことにします。(運良く、25日の早朝便が格安チケットで残ってました。さすがクリスマスの早朝)
一瞬25日早朝便のチケットの空きが無くなって途方にくれたのですが、何回かリロードして粘っていたらキャンセルが出たのか復活した瞬間に抑えてしまいます。
後はブエノスアイレスへの戻りを1日延ばせれば完璧、と、思ったのですが、こちらはチケットの空きがほとんど無い上にレンタカーの日程延長の都合もあるので、ここではこれ以上どうにもなりません。
航空券のチケットはオンラインでクレジットカードナンバーでも入力すれば購入できるのかと思いきや、そうも行かない様子。
24時間以内に支払いをしないと、自動的に仮予約がキャンセルになるらしいのですが、日本オフィスは明日の日曜日も休み。本社のあるアルゼンチンにスペイン語で電話するのは無理となので、後でアメリカオフィスに電話をかけて、なんとか予約を確定するしかありません。(アメリカはまだ早朝)
とにもかくにも、空港のコインPCで出来ることはここまでと判断し、一旦帰宅することにします。

帰りはちょっと奮発して京成スカイライナー。
リクライニングシートに体を預けながら、
「はぁ~、なんてこったい。」
と、ため息でもついていたいところですが、そうも言って居られません。
だいたい、旅が終わったわけでもありませんし、(と言うか始まってません)、アルゼンチン航空のチケットは仮押さえ状態で24時間以内になんとかしなきゃならないし、その他宿泊、レンタカーなど、予約の変更手続き、そして何よりパタゴニアに居る期間が半減してしまったので、その予定もすべて見直さなければなりません。新しく行くことになったイグアスのことも、実はよくわかっていませんし。(そもそもイグアス見るのに1泊2日で良かったのでしょうか?)
出発までに何をしなければならないのか考えているうちに東京の日暮里駅に到着。
さらに都内の電車にゆられながら、自宅近くの駅まで移動。
駅前で夕飯を食べようと定食屋さんに入ると(再び和風定食)、持っていたカバンを見た女将さんに、「あら、どちらに行ってらしたの?」と聞かれ、「えぇ、成田空港まで・・・」と、微妙な受け答えをしてしまいました。
重い荷物を抱え帰宅したのは20時過ぎ。
なんと、あんなに戸締りを確認してから出発したのにエアコンをつけっぱなしでした。(これはラッキーでした)
すぐにPCの電源を入れてワシントンで何が起こったのか調べます。
なるほど、
こんなことになってましたか。翌日の便でも駄目だったかもしれませんね。
そして、新しく予約を入れなければならないところ(イグアスやブエノスアイレスの宿など)を調べはじめます。
12時間の時差があるアルゼンチンが日中に差し掛かってきたので、宿のキャンセルやレンタカーのキャンセル、変更手続きも全部現地に電話をかけて直接行います。これまで2ヶ月間の準備ではっきりわかっているのは、現地とのやりとりはメールよりも電話の方が確実で早いと言うこと。観光客相手に商売をしているところは、大抵一人以上は英語が話せるスタッフが居るので、スペイン語で対応されても「英語話せる人お願いします」って言えばなんとかなります。(って、その後の私の英語が問題ありなのですが)
そしてレンタカーの一日延長はやはり無理だったので、せっかく延ばした一日は首都ブエノスアイレス観光で決まりです(笑)
まぁ、都市部に強い興味は無いのですが、行けば行ったで楽しいのでしょう。せっかくアルゼンチンに行くのだから、見ておくのも悪くないでしょうし。
これで国内移動のプランが確定、そしてアメリカが朝を迎えたのを確認して、アルゼンチン航空のアメリカ支社に電話を入れます。(ここも混雑していて意外につながりにくかったです)
事情を話して、まずはすでに持っているチケットのキャンセル手続きを行おうと試みるものの、日本の代理店を通じて購入したチケットのeチケットナンバーがどこに書かれているかさっぱりわからず、それを伝えるのに一苦労。
結局自分の氏名と便名だけで確認してもらい、まずはキャンセルの手続きを行おうとするものの、最終的には日本の代理店を通じてやってくれの一点張り。土日は休みだと伝えても、それで大丈夫なようにしておくからとのこと。なんだかよくわからないのですが、大丈夫らしいのでそれを信じることにして、次が新しく購入したチケットの発券手続き。なんと、アメリカ国外から購入する場合はアメックスのカードしか受け付けられないとのこと。アメックスのカードなんて持ってないし、今すぐにアメリカの代理店に顔を出すことなんて出来っこありません。すると、予約入れてから24時間の制限を月曜日まで大丈夫なようにしておくから、日本で払ってくれとのこと。これでまずはアルゼンチン航空のチケットは何とかなりそうです。ちなみに最後に手に持っていたeチケットを見ながら、もしかして予約ナンバーってこれ? って、確認をしてみたら、まさにそれでした。
一晩かかって最低限の準備を済ませてから眠りにつきます。
日曜日は丸一日使って新しく増えたイグアスとブエノスアイレスの下調べとホテルなどの予約、そして大幅に日程短縮となったパタゴニアの計画練り直し作業を進めます。
さらに翌月曜日、勝手に帰国の日程を一日延ばしてしまったので、代わりに会社に(頼まれてもいないのに)出勤することにします。
その前にまずはアルゼンチン航空の日本支社に電話して事情を説明します。
すると、「それだったら、キャンセルと新規購入じゃなくて、すべて変更手続きにすれば良いじゃないですか」とのありがたい申し出を受けます。さらに、「ブエノスアイレスで支払い発券処理をすれば、最悪(他社事情による変更の)ペナルティ免除してもらえるかもしれませんよ、そうしてみては?」とまで言ってくれます。
ただ、一点気になることがあります。と言うのも、最初の計画では日本の旅行代理店にブエノスアイレスの国際線から国内線への乗り継ぎ(成田から羽田みたいな感じ)はたっぷり時間をとっておいた方が良いとアドバイスを受け、パタゴニアに向かう便はかなり遅い時間のものにしていたのでした。
しかし、今回イグアス往復に変更するときに一応最終便にしたのですが、例の国内線への乗り継ぎ時間が4時間を切ってしまっています。
ユナイテッドの便が遅延したら一発アウトですし、アルゼンチン航空もネットで評判をみる限り、時間を守ることについては良い評判は無いないようです。(アルゼンチン航空が遅延するのはこの場合歓迎なのですが、フライトキャンセルになったり、乗客が少ないと前の便と合流、飛ぶ時間前倒しなんてこともあるそうです)
その点を日本支社の男性スタッフに確認すると、「大丈夫ですよ、イグアスの最終便は人気があるのでキャンセルにはなりませんし、皆さん4時間ぐらいで乗り継いでもらってます」との話。ペナルティ(1万円ぐらい)払う払わないで後々心配事を残すのはあれだなぁと思っていたのですが、あまりに男性スタッフが「アルゼンチン航空は、こういう場合変更ペナルティを免除してくれるパターンが多いんですよ、おすすめです!」と言うので、その通りにしてみることにしました。これで、アルゼンチン航空のチケットは現地の国内線の発券カウンターにたどり着くまで手に入らないことになりました。
最後に男性スタッフに指示されたとおり、最初にチケットを購入した旅行代理店に事情を話し、これまでの経緯と現在の状態を把握しておいてもらってから、会社に顔を出しました。
満面の笑みで理由を聞いてくる人、心配してそっとしておいてくれる人、いろいろな対応を受けつつ、一日帰国を送らせることを(一方的に)伝え、(勝手に)許可をもらいました。
帰国したら冗談とも本気ともつかぬ顔で言われたとおり、本当に机がなかったりして。
帰宅してからすぐに最終の調査を開始、プリンターを引っ張り出すのも面倒くさかったのでセブン-イレブンにデータを送っておき、翌日行く途中でプリントアウトすることにします。
しかし、こんな急拵えの準備で大丈夫なんでしょううか?
特に厳しい乗り継ぎ時間の中、現地で発券手続きになるアルゼンチン航空のチケット、レンタカーの変更手続きは慣れない英語の電話でちゃんと伝わったでしょうか?
いろんな不安を感じつつ布団に潜り込みます。
つづく
0 1 2 出発・移動
3イグアス
4 5 6パイネまで移動
7 8 9 10パイネトレッキング
11 12 13パイネからエルカラファテ
14 15ブエノスアイレスへ
16 帰国