2010年03月13日
何を騒いでいるのやら~ダイヤ改正~
今日、昼までのニュースではやたらと「能登」「北陸」の最終列車が取り上げられてました。
言っちゃ悪いですが…駅で集団でバカ騒ぎして、みっともないと思わないんでしょうかね。ワタクシはとてもあんな人達と同じ行動など取れませんが。
「能登」は今後も車両を取り替えた上、臨時急行として繁忙期に運行されます。単に「489系ボンネット車」が経年退役するだけの話。
この489系とは、信越線の碓氷峠=横軽区間(現在廃止)が1列車8両に制限されていたものを、12両フル編成で運行するために開発された車両で、本来の目的はとっくに失われています。
その中でも、特に車齢40年超のボンネット車が、ろくな体質改善工事もなくここまで延命したのは不思議なほど。趣味的には「国鉄型」のノスタルジアがありますが、かの尼崎事故までATSの改良すらケチってきたJR西の都合が見え隠れします。
実際乗ると、シートが小さい上にクッションやリクライニング構造も良くなく、長時間は辛い。さすがにシート外皮はオリジナルではなく、交換されてましたが…。
同目的で造られた189系「あさま」車がセミハイデッカー化・大型シート化と大がかりな改善を受けたのを見比べると、遜色点ばかりが目立ちました。
車両自身も「やっと御役御免か」とホッとしてるでしょう。
「北陸」も使用する寝台客車が老朽化し、今後も車両を新造するほどの需要が見込めないが為の廃止です。
この14系寝台客車は、例えば「東京→京都まで一本で行って、そこから東海道線~山陽線と山陰線に列車を分けて走らせる」という運用向けに造られていて、客車なのに発電用エンジンをぶら下げています。当然、今ではこんな分割運行する長距離列車はほとんどありませんし、保守運用には高コストがかかる。乗ってると「横にはなれるが音がバスみたい」とあまり芳しくない。
まぁ、退潮著しく残り僅かなブルートレイン。北海道連絡の列車はまだ残っていますが、「北斗星」辺りも同じ事情を抱えていて、ボロッボロの24系客車でいつまで走るか解ったもんじゃありません。
それも北海道新幹線、青森~函館間が開業する頃にははっきりしましょうが、やはり一度は乗っておきたいものです。
撮る?ははは。見たいものがあればレイルマガジンか鉄道ファン誌でも買います。
写真はプロにお任せですよ。大体あんな混みあったホームでフラッシュ炊いて無理無理撮る写真が、モノになるはずがない(嘆)
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Posted at
2010/03/13 18:32:45
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