
11月3日は山梨の甲州とMBAの新酒の解禁日でした。
勝沼のぶどうの丘ではイベントが開催され、この日の宿泊予約は秒で満室になります。
仕方なく翌日に宿をリザーブして、昨年のクリスマス以来の訪問です。
笹子トンネルを抜けて南アルプスと甲府盆地が見えてくるとワクワクしますね。
今回はまず新田商店に酔って寄って情報収集を…
ちなみにカメラはライカQ-Pです。
ワイナリー巡りなんてしなくてもここに行けば山梨のワインはほとんど揃います。
以前は現金のみの支払いだったのですが、カードが使えるようになったので、割引のあるワイナリー以外はここで買うようにしています。
クルマで豊民したのはここ…
マンズワインです。
聞くと5年ほど前にワイナリーをリニューアルしたようで、以前に使ったことのあるバーベキューガーデンなどはなくなっています。
ワイナリーの中はお洒落で、以前とはガラリと変わりましたね。
有料の試飲もあるのですが、まだ運転があるのでね。
家族経営のワイナリーなどとは一線を画す、大規模な設備です。
デイリーワインからハイエンドまで造れる、さすが大手(キッコーマン)です。
ワイナリーではありませんが、勝沼に行ったら必ず寄るこのシャトレーゼ…
昔はこの場所にシャトレーゼの会長の自宅があって、裏に工場があったのだと…
今は世界的な企業に成長したシャトレーゼの原点がここにあります。
とは言え、何の変哲もない普通の店舗ですけどね(笑)
お昼近くになったので、今回はワイナリー巡りの前にお昼ご飯にしました。
選択肢の少ない昼食施設の中からここを予約して…
元々は建築事務所の建物だったようですが、古民家カフェのような雰囲気です。
カフェメニューだけでなくランチのメニューもあります。
山の神が頼んだのはハンバーグのプレート…
ご飯は猫の形をしています。
オイラはオムライスを…
ダメ元で大盛りはできないかと聞いたら、ちゃんとやってくれましたら(笑)
付け合わせの野菜のフリット(天ぷら?)なども美味しくて大満足です。
一年ぶりのぶどうの丘に到着しました。
昨日の喧騒が嘘のように静まり返ったぶどうの丘の駐車場にクルマを置いて、タクシーで勝沼の街に繰り出します。
最初に訪れたのは、ぶどうの丘から最も離れた勝沼醸造…
小さな川を挟んでぶどう棚の広がる光景は以前と変わらないのですが…
立派な試飲施設ができています。
試飲はプリペイドカードを個購入してサーバーから注いで飲むシステムです。
こんな感じで、高価なイセハラも含めて全て100円で試飲することができます。
高価なものでも100円で試飲できるからくりは、高価なものほど出てくるワインの量が少ない…
一杯700円とか800円とか払わされるよりも良心的かもしれません。
のんびりした時間が流れます。
ちなみに甲州とMBAの新酒はサーバーに入っておらず、尾根遺産がグラスに注いでくれました。
新酒と言っても一本2,200円もするのですが、ありがたいことに無料で試飲させていただきました。
お次はイケダワイナリーへ…
ここのお気に入りは樽熟甲州と巨峰のロゼ…
特に巨峰のロゼは、今年の新酒からノーマルのロゼとは造り方を変えて、デラも入ったとのこと。
2024年と飲み比べてほしいと…
奇しくも先日イオンでロゼの2024年を買っていたのですよ。
あと、今年初めてデラの新酒を作ったとかで、人がいなかったこともあり、思いがけなく色々試飲させていただいて、楽しい時間を過ごすことができました。
今回は初挑戦の新酒のデラを購入…
来年は造るかどうか分からないとのことだったのでね(笑)
午前中にクルマでちょっと立ち寄った蒼龍ワイナリーに、今度は臨戦態勢で突入します。
蒼龍よ、お前もか…
試飲は550円払って専用のコインを4枚もらい、サーバーから注がれるワインを飲むシステムです。
12本の中から4本を選ぶわけですが、当然
高いワインから選ぶことになります(笑)
今回はメルシャンには寄らず先を急ぎます。
葡萄橋に向かって坂を下りていく途中に、4つのワイナリーを一度にカメラに収められるポイントがあります。
右手前が蒼龍、その奥にシャトレーゼ、左手前がメルシャン、その奥にシャンモリが見えます。
葡萄橋の欄干と街路灯はぶどうがモチーフになっています。
日川に架かる葡萄橋から望む鳥居平…
昔から変わらない勝沼の原風景です。
日川に沿ってワイン村に向かって歩いたのですが…
辿り着くとカフェは営業終了orz
仕方なく急な坂を上ってマルサンワイナリーへ…
ワイナリーは開いているみたいなのですが、人がいない…
勝手に試飲するわけにもいかないので、退散します。
最後の目的地、原茂ワイナリーに向けて歩きます。
遠くにぶどうの丘が見えてきましたよ。
カメラを頭上に構えて、ぶどう棚越しの山並みを…
もう少し経つとぶどうの葉も黄色く色づいてきますね。
取り残しのぶどう、「あとめっけ」と言うそうです。
原茂ワイナリーも静かなものでした。
うわっ、ここもサーバーからの有料試飲…
お話を聞きながらグラスにワインを注いでもらう楽しさはなくなってしまい、家畜になったような気分です。
コロナのせいと言うけれど、それだけじゃないよね。
ここでタクシーを呼んでぶどうの丘に戻りました。
タクシーも昨日は配車が間に合わないほどだったそうですが、今日は暇だと…
どうしてそうなっちゃうんでしょうね。
後半へ続く…