私のカーオーディオも、カセットテープからCDへと進化して…
以前は流行ったCD10連奏なんてのもなくなったなぁと思っていたら…
いつの間にかCDすらも時代遅れになっていて…
納車されたテスラにはもはやCDをインストールすることもできなかった…
現在保有しているCD資源を考えると、自分の生きている間はCDでやっていけるだろうと思っていたのですが…
CDのデータをスマホに取り込むことを余儀なくされたのでした。
テスラのオーディオって、バング&オルフセンのエンジニアが関わっているらしい、だけのこともあって、相当高音質らしい…
ロングレンジとパフォーマンスではこれだけのスピーカーを配したプレミアムサウンドが、RWDでもリアとAピラー付近のスピーカーを省略したイマーシブサウンドが、いずれも標準で装備されていて…
スタンダードなイマーシブサウンドでも結構いい音がするのだと…
左右のドアに埋め込まれたスピーカーは、良くあるミッドレンジではなく低音を担当するウーハーだと言いますから、それなりに本格的なのだろうなぁと…
高級車に数十万円あるいは百万円を超えるようなオプションで装着されるオーディオが標準で付いてくるのだと…
これまでは、プライスレスな音響空間に否応なく囲まれていましたから、付いていたささやかな1DINオーディオにCDをインストールしたことなんてほとんどなかったし、カーグラフィックの付録に付いていた新旧のテーマ音楽のCDが入れっぱなしでした。
取り出すのを忘れて、入れたままで売却しちゃったのが悔やまれます(笑)
そんで、スマホに手近なCDを何枚か取り込んで、充電中のテスラの中で再生してみたら、確かにイイ音です…
もちろん本格的なカーオーディオが出す音をちゃんと聞いたこともないので、とやかく言えるわけではないのですが、走っているクルマって、エンジン音はするし、風切り音はするし、タイヤのノイズだって車内に入ってくるわけで…
家の中のリスニングルームとは環境が全然違いますよね…
そんな中で多少高級な機器を奢ったとしても、どれだけの効果があるのか…
まあ、視覚的な効果はありますけどね(笑)
んで、モデル3には、オーディオの操作パネルがないのですよ。
バング&オルフセンの息のかかった装備だとしても、それらしいものはどこを探しても見当たらないわけです。
視覚的な要素がないから、何にも縛られずに音に耳を傾けられる…
ジャズピアニストの国府弘子さんのAZZURRO FANTASIAを車内に流す…
愛車のアルファロメオに乗って走る夜の首都高速にインスピレーションを得て作った曲なのだとか…
タイトルもアルファの塗装の名前にインバイアされて付けたのだと…
私はアルファ乗りではないけれど、エンジンのあるクルマと比べたら強烈に静かなテスラで、真夜中の環状線をゆったりと流すのもいいなぁと思えるのでした。
Posted at 2023/01/28 19:16:41 | |
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