中国のバスとタクシーの話

昨日の話なんですが・・
息子が早く帰って来て、珍しくリビングに居ました。
中国の話になりまして・・・
１年くらい中国（深川）で仕事していたんですが、バスの話になりました。
２元払うと区間自由なんだそうです。
日本のシステムと違うのは運転手がお釣りを出さない事。
どうするかって？
次に乗って来るお客さんからお釣り分を貰うシステムなんだそうです。

そのシステムが分かるまでキッチリ２元を用意して乗っていたそうです。
ある日手持ちが５元しか無くてバスに乗りました。
運転手の横の料金箱にお金を入れる前に、運転手の目の前に５元を出して確認させてから入れます。
次の停留所で乗って来るお客さんが入れようとする２元をお客さん自身から貰います。
次のお客さんが１元だったらそれを貰い、そのお客さんは１元料金箱へ。
また２元だったらその２元を息子が貰って、１元をお客さんに息子が返します。
要するにお釣りは乗客同士で都合するシステムなんだそうです。
中国人はそれが当然なんで、料金箱の横の息子が「２元くれ」と言うと普通に渡してくれるそうです。

もう一つ・・・
タクシーは乗る前に目的地を告げて料金の交渉から始まります。
この辺は御存知の方もいらっしゃるでしょうね。
最初に安い金額を言うと運転手が怒るから、少しづつ料金を上げて言くそうです。
仕方ないなと言う顔をしたら料金設定完了(笑)
一度相場が分からず料金を言ったら、運転手が急にニコニコして荷物は運んでくれるし凄く待遇が良かったそうです。
会社に言って上司にその話をしたら「そこだったら１０元払い過ぎだな」と。
その運転手、余計な儲けがあったんでサービスしてくれたようです。

ある時、料金交渉後にタクシーに乗ったら途中で止まって「ここで下りろ、ここまでの料金だ」と。
そこには別の中国人がいて、普通の乗用車も。
そこからその車に別の中国人と一緒に乗せられて目的地に行ったそうです。
いわゆる白タクですね。
どうもタクシー運転手と結託して料金を取ってるようだと息子が言ってました。

国が違うとこうも違うのかと驚きましたが、息子に言わせると「中国だから」でした。