motoshiさんと早めに会場を出発して帰路につきました。そのため終了後のVRリミテッド整列への参加は諦めなければなりません。
正直に言うと、今回はマリナーブルーだったので、終了後の整列撮影のモチベーションが上がらなかったという面もあります。こう書くと、また「VR−Bあら心が離れて他人事」になったと思われるかも知れません。
しかし、実際は全く逆です。うまく表現できませんが、心からVR−Bが好きだからこそVR−Bでないことがプレッシャーになっているのでしょうか。
今回会場で皆さんのVR−Bを見れば見るほど、より強く再びVR−Bを入手したくなりました。しっかりとアンテナを張りつつも少しでも早く入手したい気持ちを抑えて、じっくりと良い縁を待ちたいとおもいます。
早く出発したおかげで、出口渋滞も国道の渋滞もほとんど無くスムーズに進む事が出来ました。昨年は国道の渋滞で発生したほうせいさんの災難の場所も、motoshiさんと手を振って合図をしながらスムーズに通過しました。
中央道の岡谷ICまでは一般道で進みます。この時に偶然トヨタ2000GTの後ろに付きました。
いいサウンドがします。上の写真ではさほどではありませんが、前のミニバンにかなり近づいてプレッシャーをかけ続けていました。対向車がない見通しがきくところで追い越しましたが、速度差が小さく追い抜くのに結構時間が掛かっていました。さすがに古いからでしょうか、音はいいのですが加速は今イチなようです。
ミニバンを追い越した後に信号の切れ目でトヨタ2000GTは先に行ってしまいました。
しかし、しばらくすると登坂車線のある坂道で追いつきました。
トラックや他の車をパスして、美しいトヨタ2000GTの後ろ姿を見ながら走れるという状況になったところで、雨が降り出してしまいました。motoshiさんは会場から既に幌を閉めていましたが、私はオープンだったので路肩に停めて幌を上げました。せっかくの機会だったのにごめんなさい、motoshiさん。
今は十分元気なNAロードスターもいつかはその時の普通の車よりもハンディキャップを背負った車になるはずです。その時のロードスターや路上の他の車とのつき合い方を考えさせられる体験でした。
今回motoshiさんの後ろについて峠超えをして気がついた事があります。当り前のことですが、B6(1600cc)のマリナーブルーだとBP(1800cc)のVR−Bとくらべて明らかにトルクが低いです。motoshiさんの加速について行く時に、VR−Bの時だったらそのままアクセルを踏み込めば十分付いて行ける状態でも、NA6ではシフトダウンしないと付いて行けませんでした。
好きでマニュアルミッションの車に乗っているのですから、運転を楽しむためには決してネガティブな要素ではありません。意識して回転数の選択とシフト操作を楽しむようにします。
高速道路上で気がつきました。今回迎えるODOメーターの8万キロキリ番を見逃してしまいました。気がつけば既に80,073Kmでした。
(撮影に針が邪魔なので、指でちょこっとずらして撮影したのでしょうか?法定速度は守っていたはずです・・・。)
休憩にパーキングエリアに立ち寄った時に思い出して撮影しました。文々新聞社さんから頂いた「
東北緑振興会」のマークです。以前からとても欲しかったのです。ありがとうございます。
往路は全てオープンだったので音楽を聴くどころではなかったのですが、帰りは雨に降られてクローズドにしたので長男がiPhone(回線契約無)で音楽を聴いていました。クローズドとは言え、ロードスターですからかなりの騒音で適切な位置にiPhoneを置かないと音楽が聞こえない様です。
ずっと手に持っているのも疲れるようです。ダッシュボードの上に置くと徐々にずり落ちて来てしまいます。長男が物置の中から発掘して来たスマホスタンド(昨年夏の九州旅行前に私が購入し、装着状態が気に入らず買い替えたもの)を使って自分のiPhoneの固定を試みています。
狙い通りの状態にならず、かなり悪戦苦闘していました。
中央道から名神に入った最初のPAで2回目(最後)の休憩をとりました。ここで軽井沢のステージ横に展示されていたMX-5に遭遇しました。
motoshiさんはお疲れ&だいたい時間が読める圏内に入ったとの事で、これからはゆっくり目で行かれるとの事でした。ここまでは2台一緒に走って来ましたが、次は途中で行き先が別れる事もあり、流れ解散という事でPAを出発しました。
PAを出発した少し後に一旦は別れて私が先に行きましたが、ほどなく追いついて来て実際は瀬田東JCTまで一緒に走行しました。オートグリムで磨く前のスクリーンだったら後ろの車がロードスターだとは絶対に気付かなかったと思います。
21:20に無事自宅に到着しました。福田さんに描いて頂いた絵を留守番してくれていた家内と次男に見せました。当初、私のマリナーブルー購入を「裏切り」と言っていた息子たちも、今は私が必ず再びVR−Bを入手するという事を当り前のように信じています。
子供たちが寝た後は、家内と二人でお酒を飲みながら軽井沢の話をしてゆっくりと過ごしました。できさんに作っていただいたスペシャルなグラスでビールの旨さも、その時間の楽しさもワンランク上の気持ちで味わう事が出来ます。
今回は私にとってのVR−Bとマリナーブルーの関係を色々な面から問われ続けた2日間だった気がします。なんだか不安定な領域にいるような不思議な感覚に難度も襲われました。
ロードスターとのつき合い方などの面ではある程度の考えを持っているつもりでしたが、自分自身のアイデンティティーをしっかり持つ必要があると、ロードスターからも、ロードスターの仲間たちから言われているような気がしました。
しばらくは仕事も趣味もプライベートも含めて人生全体を徹底的に悩んでみます。
ブログ一覧 |
マリナーブルー | 日記
Posted at
2013/05/31 16:29:44