
FFのアクセラとリアにエンジンを置き、原則リアを駆動させるポルシェ。
この2台には共通点がある。
ドライブシャフトが短いという事。
慣性の影響を受けにくいこのシステムは、スロットルレスポンスに優れるという長所を生み出す。
さらに、アクセラはパーシャル・スロットル時のトルクが太いこともあり、中低速での巡航からの加速は実に気持ちがいい。
ただし、アクセルを一番奥まで踏み込んだ時の挙動はまるで異なる。
評論によると、ポルシェはリアを沈めながら強力なトランクションで車体を押し出すように加速していく。
アクセラの急加速はトルクステアと若干の進路のブレを伴う。優れたDSCシステムがすぐさま介入をはじめ、安全性は確保されるので、これらの一連の挙動はアクセラの個性として楽しめる範囲であると考える。もっと積極的な言い方をすれば、ポルシェの設計者たちがRRというレイアウトをスポーツカーとして成立させる為に努力を続けたように、アクセラの設計者たちは大出力のFF車をスポーツカーとして成立させるために様々な努力を重ねて来たはずである。この時代にこういう車を作り上げたことに、アクセラの哲学を感じる。
DSCを解除し、アクセルを全開にすれば、全く別の世界がそこにあるのだろうが、それはミハエル・シューマッハクラスのドライバーが楽しめる世界だろうと想像する。
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愛機アクセラ | クルマ
Posted at
2010/01/17 23:29:42