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2010年12月24日

峠本書評『峠のダウンヒルテクニック』 『ワインディング峠専科』そしてヤビツ

峠本書評『峠のダウンヒルテクニック』 『ワインディング峠専科』そしてヤビツ 昨日、ヤビツ峠を通ったときに書いたブログで頂いたコメントから、ふと思い出した峠本を書棚から取り出してみた。
自動車の歴史に纏わる貴重な一資料としてご紹介したい。

『峠のダウンヒルテクニック』
三推社/講談社 
全日本ダウンヒル倶楽部編
ISBN 4-06-179697-6

私の手元にある上記書の奥付には、平成9年5月23日に第一刷発行と記載してある。ただ、この本は初版販売時に買ったものではなく、後々に古書店で購入したように記憶している。
各地の峠の紹介のみならず、駆動輪ごとのコーナリング操作など、走りに関する事柄は実にきめ細かく紹介されている。
往年の峠を飾る名車とその特性なども紹介されており、往時の峠文化の隆盛を偲ぶことができる。
より、時代を遡ると、昭和63年に刊行された(同年8月20日刊行)、類似した峠本も所有している。

『ワインディング峠専科』
三栄書房
雑誌コード 68706-11

タイトルからして興をそそる書籍(分類上は上記書籍を含めて雑誌扱いだが、ここでは書籍とする)があり、面白いのはオートマの特性について詳細に書かれていることだ。この点に時代性をひときわ感じさせる。

さて、ヤビツ峠の項だが、『峠のダウンヒルテクニック』によれば、「超タイト 超トリッキー 超デンジャラス」ということらしい。
平成9年現在となると、私がちょうど普通免許(現・中型免許)を取得していて、ホンダのギア付のNS-1で遊んでいた頃かもしれない。或いはトレノを購入していた頃か。
確かに印象としてものすごくタイトな道が続いていて、当時は頻繁に走る車を見掛けたから、彼らのドライビングテクニックに驚嘆したものだった。

当時は湘南の田舎住まいだったのでヤビツまでは至近だったし、私自身が走り屋でないにせよ、何かこうわくわくとした昂揚感を覚えたものだった。
考えてみれば、峠の走り屋さんに関しては、小学校のときに現場を目撃したことがあったのだった。
叔父に連れられて大垂水峠に行ったことがあった。その時の印象が当時既に刷り込まれていたのかもしれない。小学生の私は当時の用語(?)でいうギャラリーコーナーで、大勢の観衆とともに、大垂水を疾走する自動車たちをこの目で強く印象したのだった。

平成9年当時となると、山道を通るとなると大抵は走り屋を目撃したような気がするし、ましてヤビツ峠となればなおさらであろう。詳述はしないが、てっちんのランエボが物凄く印象に残っている。展望台から一気に下って、姿をくらました。きゅるきゅるという音を立てて、やがてその音も光も見えなくなった。その間、十秒ほどであろう。その光景はもはや芸術的なほどに美しかったことを覚えている。動きが俊敏で、
その挙動が実に滑らかで、動く芸術品を鑑賞するような気分だったのだ。
ヤビツに纏わる平成9年くらいの思い出を挙げるとすれば、そんなところであろうか。
ブログ一覧 | 書評 | クルマ
Posted at 2010/12/24 20:18:13

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この記事へのコメント

2010年12月24日 20:26
あっ!これですよ!俺が言っていた峠本は。

確か金に困って(模試代が払えなかった……)友達に売っちゃいましたが、地元にあるいろは坂なんかも紹介されていて、結構面白かったですよ。
コメントへの返答
2010年12月24日 20:44
ナイスシンクロですね(笑)

この本は峠本という範疇に留めるのではなく、広く運転を向上させたいという人にお勧めだなと思います。現在の進化した自動車についてもなお妥当する箇所があるような気がします。名著だと思うので、また購入されてください(笑)

栃木県ではいろは坂が紹介されていますね。白いTE27レビンを運転されていた方はいまどうされているのか、気になるところです。
なお栃木の山道ならば、金精峠とか塩原温泉の辺りがドライブするときに心地よいです。
2010年12月24日 22:30
お疲れ様です。

数十年前から箱根が本コース・・・(笑)

バイク(CB350F)で初も箱根
クルマ(SR311)でも箱根
今も箱根にミッションやブレーキなどの慣らしは箱根・・・

で・・・・取り敢えず、メリークリスマスです(^_^)v
コメントへの返答
2010年12月25日 23:16
メリークリスマス、こんばんは!

白まる。さんの二輪の原点も四輪の原点も、箱根なのですね。
白まる。さんが初めて走っていた頃の箱根と今の箱根ではどういうところが変わっていますか?

箱根界隈は温泉施設が増えたほかは、案外と変わっていないような気がします。
エコパが出来たり、一号線の道路が拡幅されたくらいでしょうか。

そういえば、湯本のトンネルの先にあった不動のポルシェがいつも間にかいなくなってしまいましたね。
そうした細かい部分での変化はあるかもしれませんが。
2010年12月24日 23:42
お晩です~★

ようこそー♪ヤビツ峠へ♪
ヤビツ峠走破、温泉を楽しまれたのですね!
いいですね(^-^)

自分の定義では・・・
クルマ好きには二通りが存在すると思いますー
『走り屋』クルマの運転を苦にせずしてドライブを楽しむ人
『弄り屋』クルマを分解して構造や装置を学び理解し手を加える人
よって、一般的な”走り屋”の定義は偏見です(笑)
コメントへの返答
2010年12月25日 23:21
こんばんは^^
久しぶりに表と裏のヤビツを完走しました。気持ちがいいですね!

けんさんの定義によれば、私は基本的には「走り屋」だと思います。
ただただ運転を楽しんでいるだけです。
運転が楽しいという基本があってこその自動車道楽だと、私は思っています。
あくまで私見ですが、私自身の考えを尊び、大切にしていきたいと思っています~(^^v
2010年12月25日 7:49
はじめまして。
私も実家からさほど遠くなかったので、行きましたよ。
路面も悪いし、狭く、速く走るのは難しい場所ですね~車よりもバイクの走り屋の方が多かったような。展望台から見る夜景はとても綺麗ですね!
コメントへの返答
2010年12月25日 23:24
はじめまして。コメントをお寄せいただきありがとうございます♪

私がヤビツに行った頃はバイクの数は減っていました。四輪が多かったですね。
絶対的な速度に関しては、他の峠に譲るにせよ、コーナーからの立ち上がりとかコーナーに対する回頭性の良さとか、自動車の挙動を速度以外の領域で感じられるのが、ヤビツの魅力かなと思います。
夜景もとてもきれいですよね!
イブの昨夜は夜景を見に来たカップルでごったがえしていました。

これからもよろしくお願いいたします!

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「辰巳第二で、匝瑳からお越しになった社長さんと二時間ばかり喋っていました。今日は風も心地よいし、こんな時間を過ごすのもいいなと思いながら、余韻に浸って身います😊」
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