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2011年06月01日

往年の名車ブームについて ~ついにプリメーラが名車の仲間入り~

往年の名車ブームについて ~ついにプリメーラが名車の仲間入り~ 最近はどうも、往年の名車を取り扱った記事を復刻させたり、往年の名車自体を主軸として展開する雑誌が多い。
その理由はなぜだろうかということをたったいま考えている。

さて、そんな傾向のなか、『CARandDRIVER』誌(ダイヤモンド社発売)では、「名車再会」という特集を先月号(2011年6月号)から組んでおり、今月号(2011年7月号)では、主に90年代を中心とした名車の一つとして、初代プリメーラ(P10)の登場当時の記事が再録されている。
むろん、エクステリアやインテリアの写真付きである。
今すぐにでもお見せしたいところである。

著作権法32条に引用の項というのがあり、引用要件(基準)に関しては判例が出されている。また、無断標記を禁じるという著作権者の明示的意思が上記雑誌11ページ下欄に記載されているが、著作権者に掲載許諾申請を取るという方法もある。
が、そこまでせずとも興味を持たれた方は書店に行けば良いことだし(発行部数は多い雑誌だと思う)、どうしても見たいという方は出版社や書店に注文すればよい。
よって、今回は初代プリメーラ登場当時のときの記事が再録されているという情報だけをお伝えしよう。

さて、自動車ジャーナリストの岡崎宏司氏が同雑誌90年3月26日に記載した初代プリメーラに関する論評は、オーナーとしては非常に心地よいものである。
走りに関して「最高だ」と表現しておられる箇所には快哉を叫ばざるを得ない。たとえ、上のような表現を用いることが氏の論評スタイルの一つだとしてもだ。
嬉しいものだ。
因みに、私もプリメーラに関しては、走り以外の面に関しても、氏とほぼ同じ見解を持っている。2011年現在の今ですらだ。
手を加えた箇所が多数あるが、ノーマル状態でも運転したことはあるし、もう十年弱はプリメーラと接しているし、素の良さというのも自分なりに把握はしている。
見解は人それぞれなのだが、私は評価しているクルマだし、であるがゆえに、所有しているということにもなる。簡単なことだ。
そういうわけで、もしも、上記雑誌の初代プリメーラ再録記事に関心をお持ちの方は、雑誌62ページおよび63ページを手にとって参照していただきたい。
初代プリメーラでなくとも、90年代の懐かしい自動車に思いを馳せるのであれば、今月号は「買い」だろう。

ところで、冒頭に述べたが、自動車雑誌で見られる往年の名車ブーム(?)の要因としては何が考えられるだろうか。
こうした傾向が顕著になってきたのは、五年ほどまえからのような気がしている。
想像するに、自動車というものの在り方がここ五年ほどで大いに変貌したことが挙げられよう。一番わかりやすい例はハイブリッド車の普及ではないだろうか。
内燃機関を中心としてきた自動車に新たな動力機関(電気モーター)が混合し、さらには電気エネルギーが内燃機関に取って代わろうとしている。
こうした革命的変化のなかで、ノスタルジーの対象として往年の自動車が注目されることになる。そして、「あの頃はよかったな」というほんのりとした心地よい気持ちを増幅させるのである。
また、大方の自動車愛好家の中には、次世代エネルギーを利用した自動車が普及したときに、こうした自動車群は果たして自動車という概念で括られるものなのだろうかという疑念が内在しているのであろう。だから、自動車という概念を形成してくれた往年の名車群を懐かしむようになる。慣れ親しんでいるからだ。また、そうした読者の動向を踏まえ、雑誌でも特集を組むようになる。

電気自動車にも特有の面白みは絶対にあるだろう。燃費だけに限らない。そして、内燃機関では味わえなかった楽しみというのもきっと露呈してくるはずだ。そして、電気だけではなく、水素燃料電池も実用化される日も到来するだろう。そこで、自動車はますます多様化すると私は見る。
しかしながら、まだまだわれわれはエンジンが吼えている様が好きで仕方なく、そこに官能性を見出してしまうのだ。
だから、今後しばらくは往年の名車ブームは続くであろうと私は予測する。
ブログ一覧 | 自動車 | クルマ
Posted at 2011/06/01 18:27:22

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この記事へのコメント

2011年6月1日 19:15
P10プリメーラは間違いなく名車ですね!(b^ー°)

昔先輩を洗脳して買わせ、運転してみてめちゃくちゃ楽しかったのを覚えています。
その先輩も「楽しい」って言ってましたしね☆
コメントへの返答
2011年6月1日 22:23
ありがとうございます^^

私の場合も、運転の楽しさに魅かれて購入した口です。どちらかといえば、コーナリングマシンかなと思っています。
適度にステアリングに重みがあって、ずばんとよく曲がる感じです。

そして、普通の4ドアセダンでもあるので、車中泊も容易です。
ゆくゆくはリア席を畳敷にしたいと思っています(笑)
2011年6月1日 20:26
こんばんは(^^)

プリメーラ、名車入りおめでとうございます♪(⌒ー⌒)o∠☆:゜*'♪

P10プリメーラ、もう往年の名車ですか\(◎o◎)/!
自分の中ではそんなに古い車のイメージが無いんですが、90年代と言うとそうなってしまうんですね。
年を感じてしまいました(^^ゞ

後輩の友達が乗っていたので何度か乗せて頂きましたが、何事も丁度良い車で快適だったのを覚えてます。
確か、その車、その方が買い替え時に親が乗ると言う事で、親がそのまま暫く乗っていました。
それくらい扱いやすくて、良い車だったって事ですね。
コメントへの返答
2011年6月1日 22:38
こんばんは^^
ありがとうございます♪
人が愛する数だけ名車の数もあるとは思いますが、いまさらながらに取り上げてもらえると嬉しいものです。
初代エスティマも掲載されておりましたし、リバティももうそろそろ名車として雑誌を彩るのではないでしょうか。

P10の販売は、90年~95年ですので、もう「往年」のクルマなのでしょうね。
私は二十歳になってから四輪免許を取得したので、その頃はP11が新車でした。当時はP10も現役ばりばりという感じで、盛んに友人に勧めていました。カリーナGT(210系)かP10がいいぞと(笑)
ミイラ取りがミイラになりました(笑)
あれから年月が経ちました。

実用セダンとしても考えられて造られているので(パッケージングという概念を国産車で初めて持ち込みました)、街乗り快適仕様としての用途も十分です。

しかし、名声におぼれることなく、今後とも不惜身命にオンリーワンを目指したく存じます(笑)

2011年6月2日 16:18
そう言えば、まだ車に興味なかった時にプリメーラとプリウスとプレサージュとプレマシーの違いが分からなかった時がありましたΣ(。Д。)(゚A゚)
コメントへの返答
2011年6月4日 16:47
ども!

「プリ」や「プレ」から始まる車種って多いですよね!これは何故なのでしょう?

プレオ、プレセア、プレリュード、プレジデント、、、
あれ?
なぜだか「プレ」から始まる車種ばかり思い付きました(笑)

プリマス、プリズム、、、
「プリ」で始まる車種というと、何故だかアメ車が思い付きます(笑)

「イン」で始まる車種といえば、インプレッサ、インテグラ、インスパイア、インサイト、、、
くっきりと見分けがつきます(o^-')b

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