クリオネプロムナード

紋別港の東端にある防波堤で、

紋別港ガリア地区と氷海展望塔オホーツクタワーを

結ぶアクセス路を

クリオネプロムナードと呼ぶようです。


紋別港内の静穏度を確保するための第３防波堤を

親水防波堤として付加価値を高めたものです。


延長は515mだそうで、ガリア地区とオホーツクタワー間は

電気自動車が走っており、歩くのが面倒な方は、

こちらを利用されてはどうでしょうか。


ゆっくり歩いても15分程度ですから、徒歩での観光をお勧めしますが。


<氷晶ゾーン>


この親水防波堤は２重デッキ構造になっており、

張り出した天蓋の下を歩くのも良し、

天蓋の上に設けられた通路を歩くのも見晴らしが良いですよ～



<はす葉氷ゾーン>



防波堤の付け根に、波の作用でアザラシの声のような音を発する

トッカリの笛があったり、

防波堤先端にはクジラの潮のようなしぶきをあげる

くじら君？もあり、

発想豊かな仕掛けが盛り込まれています。


クジラくんは、時化によって波が超えてくる可能性を

観光客に知らせるといった安全面の機能もあるとのこと。


<氷塊ゾーン>


このクリオネプロムナードの壁面には、

流氷の一生を再現した模様が施されています。


氷晶ゾーン、はす葉氷ゾーン、氷塊ゾーン、海明けゾーンです。


<海明けゾーン>




海水は－３℃程度になると、

シャリシャリとしたシャーベット状（氷晶）になり、

その氷晶が海水面の動きや風の作用によって

縁が高い丸い形状の柔らかい氷板（はす葉氷）となった後、

氷塊への成長していきます。


そんな流氷が訪れる厳しい紋別の冬を想像しながら、

ゆっくりと散歩するのも良いかもしれませんよ～

季節外れですが～　(-_-)