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五兵衛のブログ一覧

2011年11月23日 イイね!

アフタ―インディジャパンデイ

感動の決勝日の後の9/19。
例年ならば途中の温泉地に寄りもらい湯をして帰るのが定石だった。
しかし、今年は違う。
ロードコースバスツアーの抽選がある。

佐藤琢磨、武藤英紀がバスガイドになりバスに一緒に乗るのだ。
定員は200名。抽選で行われる。
狭き門に思われた。

ここである言葉が脳裏をよぎる。
「NO Attack NO Chance」
佐藤琢磨の言葉だ。
温泉巡りは後でもできる。
外れてもいいから抽選に向かうことにする。

ホテルの朝食を食べ茂木に到着。
思っていたより人は多い。
バスツアーの抽選には行列ができている。
即座に並ぶ。

私の前の小学生が3連チャンであたりを引く。
私は見事に外れだった。
盛り上がった後の、冷めた目線が痛かった。
やはり私はくじ運が悪い。
もう一度並ぶこともできたが、その気力はなかった。

私にとってのすべてのイベントが終わった。
チャリティ炊き出しがあったが、そこまで残っていると
家につくのが遅くなる。
炊き出し終了予定が14時。
帰るまで高速ノンストップで7時間。
21時で帰宅し次の日普通に出勤するのはつらそうだ。

これまた外れてしまった同乗体験走行を見ながら
サヨナラの時を感じた。

駐車場にいきクルマのエンジンをかける。
ナビに家までのルートをセットした。

終わりだとは思いたくない。
私は東北に帰るが、また茂木に来たい。

「さようなら、また会おう!」

再開を誓い、インテRを走らせた。



2011年11月20日 イイね!

インディジャパン観戦記11

決勝日の朝、6時起床。身支度を整える。
今日はフレンドシップデイに買っておいた、琢磨帽子と琢磨Tシャツでびしっと決める。
(ふたつで¥13,500なり)
6時30分の朝食が済み次第速やかに出発。
ホテルのフロントには同じような琢磨グッズを着た人が数人いた。

閑散とした水戸駅周辺を通過する。
日曜日の早朝なので道路はスイスイ。
順調にツインリンクに到着。

がしかし、ここから先が大渋滞。
インディ観戦で駐車場に行くまで渋滞した経験がなかったのでかなり焦る。
去年までとは確実に人の入りが違う。
朝食を食べている場合じゃなかったと少し後悔する。

今までだったら砂利の駐車場に案内されていたのだが、今年は少し様子が違う。
今まで行ったことのない方に誘導される。
おとなしく誘導に従ってはいるが、行き先がわからず不安なのと
なかなか進まない焦りとでイライラし始める。
場内のラジオ放送で中の様子を伺おうとしたが電波が届くところと
届かない所がありよく聞こえない。

途中チケット確認の場所を過ぎると一気に流れが良くなる。
ちょっとほっとするが、やはり砂利駐には向かっていない様子。
これはもしや…と思いながらゲートをくぐるとそこはオーバルコースだった。

ターン3手前付近から侵入、駐車したのはターン2付近。
オーバルコース場をインテRで走行。
この時点でテンションがレッドゾーンを突破

コース上は恐ろしく広い。あまりに広いのでスピード感覚が狂う。
100キロ程度ではスピード出している感じがしないのだ。
VTECを利かせてバンバン走ろうかと思ったが、
ブレーキが間に合わなくて事故等起こしたらやだなと思ってやめておいた。



バンク角が見た目以上にある。真っ直ぐ立つのもしんどいくらい。
ドアの開閉、車輪のついたカートは要注意。

車を降りるとバスに乗り中央エントランスへ。
前日までに買い物は終わらせているのでもう食べて飲んで自由である。
牛串とお好み焼きが美味かった。
特に感激したのがお好み焼き。キャベツが沢山入っていてとてもうまかった。
東北にもお好み焼きはあるがこんなに美味しいのは初めて食べた。

中央エントランス到着が9時30分、オープニングセレモニーが12時開始。
その間はなんだかんだであっという間に過ぎた。
ついにインディ・ジャパンファイナルのオープニングセレモニーが始まる。
夢中で見ていたのでカメラで撮るのを忘れてしまった。
YOUTUBEの映像を転載したい。
日本国歌斉唱~アメリカ国歌斉唱~F4改飛来~レースダイジェクトまで網羅されている。


http://www.youtube.com/watch?v=giSLPZs-pEo

レース開始後応援したくなるのはやはり日本人ドライバー。
武藤英紀は開始直後ピットに入る大胆な作戦を取ったが
残念ながらタイミング悪くイエローが出てしまい1度ピットをスルーしなければならない
というアクシデント。

レース自体も荒れた展開がなく日本人ドライバーも上位にいない
いわばつまらない展開。

しかし残り僅かという時点でイエローフラッグが振られる。
トップとの差が縮まる。琢磨にとっては大チャンス。
ジャンプアップも狙える絶好のチャンス。

ピエール北川が観客を煽る。船員総立ちで手を振っている。
「いけ―!琢磨ー!」

残念ながらチームメイトと接触し、上位に食い込むことは出来なかった。
でもこの時の興奮は忘れることができない。
ありがとう!琢磨!

レース終了後も帰るものはごくわずか。
こんなに楽しいインディ・ジャパンも今日で最後。
そう思うと帰りたくなかった。

そして帰りたくなかったもう一つの理由、応援ありがとうステージが始まった。
レースを終えたばかりの佐藤琢磨、武藤英紀、そしてピエール北川が
ステージにたった。

実のところ私はこのステージはキャンセルになるのではないかと思っていた。
まさに命がけのレースを行った直後、興奮しているさなかに
トークショウを行うことはさすがのドライバーもできないのではなかろうか。

しかし予想に反して2人ともにこやかに現れた。
まあ、琢磨はインを開けなかったチームメイトへの不満を爆発させていたが、
それでもファンに感謝の言葉を述べ終始笑顔だった。

武藤英紀は琢磨に組んでルマンを走ろうと誘っていた。
こんな話が聞けるのはトークショウならではと思う。
この発言に会場も驚きの声を上げた。
でも実現したら応援に行きますね、必ず!

トークショウが終了し帰る通路にはサイン待ちのファンの山。
佐藤琢磨がこれに答えて全員にサインを書いているのが印象的だった。
ファンを大事にする人なんだなと思った。

更に感銘をうけたのがピエール北川。モタスポ専門のアナウンサーである。
彼はインディ・ジャパン開催してから全てのMCを担当しているはずである。
私は観戦したからわずか3年のにわか。
にわかにもかかわらず、感動してしまった。

ピエールにおいては14年である。
その気持ちはいかなるものであろう。
私の人生の中では14年もの長き間続いたことはまだない。
1970年生まれとのことなので41歳。
27歳から41歳まで続いたことが終りを迎える。
まさに青春時代の思い出ではなかろうか。

賛否両論があるかもしれないが、
琢磨も武藤もINDY参戦はここ数年の話である。
14年の思い出は計り知れない。

私は彼が泣くのではないかと思っていた。
泣くのが当然のことだろうと思っていた。

しかし彼は泣かなかった。
やや興奮してはいたものの、終始笑顔で話したいた。

プロだと思った。
けして自分のことは話に出さなかった。
14年の思い出を笑顔でこらえるその姿に、感動した。

ありがとうステージが終わったあとも、帰ることが出来なかった。
もう完全に日没していた。でも帰ることが出来なかった。
待っていれば何かが始まるかもしれない。
そんな幻想を思い中央エントランスで何かを待った。

しかし何も始まらない。
諦めのムードがあたりをさまよう。

「もう終わったんだ」

帰るしかなかった。
インテRに乗り込み水戸に帰る。
いつものラーメン屋にいき、生ビールとラーメンを食べる。

夢の様な時間が終わろうとしている。
楽しかった気持ちと、これで終わってしまうという残念な気持ち。
いろいろなことを考えているうちにいつの間にか眠りについた。

次回!最終回!!
「アフターインディジャパンデイ」
お楽しみに!
2011年11月09日 イイね!

インディジャパン観戦記10

ホンダコレクションホールの見学を終え、場内を歩いていると
テレビ撮影とおぼしき方々に出くわす。
なんと中野信治がいた。



国内ドライバーのトークショウも続々と開催される。



この後小暮は若手から散々いじられていた。

次はドライバーによる順位予想。



顔が隠れているのは山本尚貴。伊沢の通訳だそうだ。この日はめっぽうテンションが高かった。
金石の顔は怖い。

お祭り気分の中、練習走行、公式予選が終わった。



時は夕方、日が暮れはじめるが帰る人は誰もいない。



誰も経験したことのない前夜祭が始まろうとしていた。

まずは連響風組による太鼓の演奏。
ツインリンクもてぎに男らしく日本らしく、そしてお祭りらしい音が響き渡る。
その後は歴代ウィナーによるトークショウ。



もう完全に日が暮れたサーキットをライトが照らす。
ピエール、通訳そしてドライバーの声がスピーカーを通して響く。
その音以外は静寂。
昼にインディーカーのエンジン音が響いていた場所と同じとは思えないような
静けさがあった。

その中で思い出を語るトニー・カナーン。
昼は自らの鼻を「スポンサースペース」と話していた時とはまるで雰囲気が違う。

歴代ウィナーがインディ・ジャパンの思い出を語る。
その後琢磨、武藤、中野信治、松浦孝亮によるトークショウが行われた。

ピエール北川が何度も「最後という言葉を使いたくないんですが…」を繰り返す。
私も同じ気持ちだった。
これが最後だとは思いたくなかった。

年に一度、愛車でツインリンクまで来てレースを見るのが楽しみだった。
それがまもなく終わりの時を迎えようとしている。

すべてのイベントが終わったあと、照明が消えた。



そして、花火が上がった。



暗闇の中帰路につき、ホテルに到着。
前日と同じラーメン屋に行き生ビールと味噌ラーメン大盛りを頼む。
そして泥沼のように就寝した。

2011年10月31日 イイね!

インディジャパン観戦記9

見渡す限りレーシングカーが展示してある。


ASIMOスーパーライブの看板もあった。



まもなく開演の時間。ラッキー。
すぐに開いているところに陣取る。席は満席で立ち見の状態だった。
ASIMOが登場する。



走ったり、ダンスをしたり、飲み物を運んだり。これが見ていて楽しい。
近い未来こんなロボットと一緒に生活する日も遠くないんじゃないかと
この場にいたときは思いました。

更にデモンストレーションは続き、次に出たのは未来の乗り物。
操作もなしに体を傾けたりすることで移動できる。



まさに最先端の研究というか開発というか。
いやー、いいもの見れたわー。


2011年10月28日 イイね!

インディジャパン観戦記8

その日は案の定爆睡。用意しておいたお酒を飲み切る前に
いつの間にか寝てしまっていたようだ。

目を覚ましたら昨日買っておいた武藤Tシャツをきてツインリンクに出発。
1時間ほどで到着。思っていたより人が多い。
焦りながら練習走行を見ることにする。

昨日のうちに買うものを買ってしまった私の今日の目的は
ツインリンクの観客席全席の実際の見え方を試して見ること。
つまりは観客席全部を指定席位も自由に入れる予選日のうちに回ってしまうことだ。

会場に着くなり今年とったA席を確認。なかなかの真正面。
早くに予約をしたかいがあった。
そこからZ席、ヘアピン前の自由席に回る。



ガーラガラである。しかもかなり遠い。汗だくになりながら席に着く。
その後5コーナ席へ。どちらもメインスタンドからかなり離れているので
陸の孤島のような印象を受ける。
人にはいろいろな楽しみ方があるが、正直なところ
食べ物屋や、グッズ屋が近いグランドスタンド近辺がいい席に感じた。

予選を見ながら、開いた時間を使ってホンダコレクションホールに向かう。



中に入ると丸い透明なものが正面にある。なんだこれはと思い
よく目を凝らしてみる。



中には『 夢 本田宗一郎 』と書かれてあった。

今もホンダのCMには『The Power Of Dream(夢の力)』
の言葉がキャッチコピーになっている。
ホンダのキーワード、『夢』
彼は1台のバイクを作った時どんな夢を思い描いていたのか。


「これがホンダ創業者の字、言葉か。」
本田宗一郎の直筆のオブジェクトを目の前にし、
その力強さ、迫力に圧倒される自分がいた。

次回予告!
玄関ですでにノックアウト。恐るべしホンダコレクションホール!
しかし!この感動はほんのプロローグに過ぎなかった!

次回インディジャパン観戦記9!
『走れ!!ASIMO!!!』

お楽しみに!!




プロフィール

温泉とレース、ブルーインパルス、写真、お酒ををこよなく愛する。 同じマニアックな趣味をお持ちの皆さん、語り合いましょう!

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