いよいよモータースポーツも、感染対策を徹底しながらも開幕しました。
スーパーGTは今の所無観客試合ですが、スーパーフォーミュラは開幕戦が茂木で、ロードコースサイドにテントを張って泊まることができるチケットがあったので、行ってみることにしました。
いつものように金曜日仕事が終わってから出発、19:00~23:30まで高速道路で移動。矢板PAで車中泊。5:00起床、5:30~6:30下道を移動してツインリンク茂木北ゲートに到着。
ゲートオープン7:00ですが、少し早めに開けて入れてくれました。
私のテントサイトはこちら。
ファーストアンダーブリッジ側の区画でした。
天気は良好。というか良すぎてすでに暑いくらい。
灼熱地獄になる前にタープを張ります。
汗だくになりながら初めてタープを小川張りにしてみました。(テントはまだ)
これのために太いポールを買ったり、小川張り用ベルトを買ったり、またお金がかかりました。
今回新規導入したキャンプギアで一番役に立ったのが、「チタンペグ」です。
アマゾンで、20センチ、6本入りで一番安いものを選んでみました。
写真に写っている通り、サイトは砂利でかなり固く、アルミとかだと入ら異様でした。実際に隣のサイトの人は何本も曲がってしまっていました。
ところがチタンは流石に硬いのでかなり刺さります。途中で大きな石にあたってしまうとさすがに入らないこともありますが、それでも曲がることはありませんでした。
いままで付属品の細いペグしか持ってなかったんですが、それだとタープ建てられなくなるところでした。そんなに高価でもないのでいい買い物だったかもしれません。
汗だくになったところで水分補給?
缶用の保冷コップ?いいですね。炎天下でもしばらく冷たいままでした。
この辺で白のECR33さんと合流。
おつまみ用に買ってきただだちゃ豆を調理。
マツコの知らない世界でやっていた、枝豆のおすすめの食べ方、蒸し焼きにします。
とまあ、ここまでは良かったのですが、ここからが気温がぐんぐん上昇し、灼熱地獄と変化。
フリー走行が始まっても二人ともタープの外に出られず、音だけ鑑賞します(笑)もちろん写真を撮る気力も全くなし。
スマホで中継が見れるというサービスをしていたので見ましたが、回線の具合が悪くとぎれとぎれで見るのをやめ、ただただ暑さに耐えるのみ(T_T)
涼を求めてメインゲートに向かうも20分ぐらい灼熱地獄の中を、歩かないといけない。なんの罰ゲームだろうと思うほど、苦痛でした。
やっとメインゲートの売店でかき氷を買って涼む。すこし体が冷えたのを感じました。ここで朝から枝豆しか食べていないので何か食べ物を食べないと持たないと思い、食べられそうな冷やしそばを買ったら全く冷えていなくて常温そばでした(T_T)しかも天かすが大量に入っており口の中がぱさぱさになって食べられなくなって捨てました。
こんなときでもカメコはRQの周りに集まって密になっておりました。あいつら体頑丈だな^^;
そして帰るのにも20分炎天下の中を歩かないと帰れません。スーパーフォーミュラの走行が始まっても見る余裕がなく、もはやなんのために栃木県まで来ているのか、全くわからない状況になってきました。
土日観戦の予定でしたが、日曜日も炎天下の予報が出ていました。ここで少し考えます。
今晩も熱帯夜の可能性が高い。このまま寝苦しい夜を過ごしたとしても明日また灼熱地獄のなかで観戦できるだろうか。今でも暑さに耐えているだけでサーキットに来ているのに、レースすら見れないし、全く楽しくない。
というわけで、帰ることにしました(笑)
無理して見ていて、旅行先で熱中症で運ばれたなんてことになったら大変なことになるし、チケット代は無駄になってしまうけど、帰ってテレビで見たほうがメリットがたくさんあるように思えました。
と言うわけで、高速に乗り安達太良SAでラーメンを食べて帰ります。
今回の茂木遠征で思ったこと。
①夏のレースとキャンプは行くもんじゃない。どちらも涼しくなってから行きましょう。
②ツインリンク茂木は場内周回ループバスを復活してくれ。アンケートがあったのでバッチリ書いておきました。
③私の注目している女性ドライバー、タチアナカルデロン選手が最終週で山本選手に当てに行ったように見えた^^;抜かれそうになったときわざと当てに行ったよね^^;山本選手がコースに残ったのでペナルティにはならなかったけど、あれ駄目じゃない??あそこまでしてブロックするのが外国のがむしゃらさなのかな。
④スーパーフォーミュラ観客少なすぎ。いくらコロナ禍だとしても、お客さんほんとに少なかったです。いつもはエンジョイホンダ(ホンダのイベント)が併設されているのでそれなりに人がいましたが、今年はエンジョイホンダが中止。ここまで人が少なくなるかと思うほど観客が減ってましたね。
エンジョイホンダはホンダのお客様にタダ券を配りまくっていたのがよくわかります。
今日のテレビ中継でトヨタの社長がインタビュー受けていて、その中で「スーパーフォーミュラは世界最高峰のレースをしているがちょっとだけ観客が少ない」と気を使って行っていましたが、まさにそのとおりだと思います。
場内周回ループバスがないのはその理由のひとつなんじゃない?とも思います。レース好きな私でも苦行と思うのですから、誘われていったぐらいの人ならもう行かないと思います。
どんなに最高峰のレースをしても、観客が集まらなければスポンサーも離れていくし、興行が成り立たなくなってしまいます。
観客を集める工夫が今のスーパーフォーミュラには必要なような気がします。
⑤無給油可能、タイヤ交換の義務なしって面白くない。今回はこれのおかげで言い方よくすればポール・トゥ・ウィン、悪く言うとつまんねーレースになってしまいました。確かにハードとソフトの2種類のタイヤを使うと順位が入れ替わるのですが、難しくて素人には分かりづらいというデメリットがあります。
でも今回のレギュレーションはあまりにもつまんないですね。こういうレースだと大方の人は興味持たないです。
サーキットは日陰がなく炎天下なので、開催時期とか考慮実用必要なんじゃないかと思いますね。
レース好きな観客が、暑くても大好きだから我慢して見るーっていう人だけが残るような状況では衰退していく一方だと思います(T_T)