ソニーの「JACKAL」を覚えていますか？

久しぶりに秋葉原をぶらついていたら、ラジオデパートにある「家電のケンちゃん」に面白い物がありました。

1976年にソニーから発売されたTVラジカセの「JACKAL」に液晶モニターを組み込んだ改造品です。
デモ展示用の非売品でしたが。

当時、少年には夢のようなスペックでしたが、手が出ませんでした。消費税施行前の物品税の時代で、定価は61,800円。
ちなみに、1976年の大卒初任給は94,300円だったそうです。

こうしてみると、昔のソニー製品の商品力は凄いですね。
今でも欲しいです。

当時の広告も秀逸だと思います。
映画「ジャッカルの日」のパロディなんでしょうね。



銀座のソニービルが閉館した際の記念行事「Sony Park展」で、本家ソニーが巨大JACKALを展示していたそうです(2021年)。



そういえば、ソニーは昔、ショーの際に実際に動作する巨大モデル版のラジオやラジカセ等を良く展示していた事を思い出しました。(^_^)

(2023年5月8日　追記)
Webを検索してみると、改造して楽しんでいる方がチラホラと居ますね。
旧車いじりに通じる面白さを感じます。
https://ameblo.jp/fujica-zc-1000/entry-12540492701.html
https://hitsuji-ohyama.blog.ss-blog.jp/2018-02-27

(2024年3月30日　追記)
Sony Park展の写真に写っているCreepy Nutsが、TBS系テレビドラマ「不適切にもほどがある！」の最終回にサプライズ出演していました。
残念ながら「ジャッカル」は登場しませんでした。(^_^;)