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6/22に東京国際フォーラムにて「OTOTEN 2024」を見学してきました。
一般社団法人 日本オーディオ協会が主催しているオーディオ関係のショーで、古くはオーディオフェアの流れをくむショーです。本日6/23まで開催されています。

最近のOTOTENは、ホームオーディオよりもカジュアルオーディオの展示の印象が強く、日本の市場に合わせた内容に変わってきています。音楽配信やYouTube等のネット関連の展示も多いです。

今年は、例年なら秋に開催されるTIAS(東京インターナショナルオーディオショウ)が7月に開催予定のせいか、アキュフェーズやラックスマン等の展示が無いので、なおさらカジュアルな印象が強かったです。

さて、みんカラ的にはカーオーディオ機器が気になりますが、今年は昨年より一台増えて、四台の実車にインストールされて展示されていましたので、ご紹介します。

１．KEF
ホームオーディオ機器メーカですが、イギリス繋がり？ということで近年はロータスと組んでカーオーディオもやっています。OTOTENには初展示です。
試聴したかったのですが、１時間以上の待ちで断念しました。
今回の展示と同内容か確認できませんでしたが、「Emira V6 First Edition」は、総出力340Wの「KEFプレミアム10チャンネルオーディオ」が搭載される。左右ドアとセンターフェイシアにUni-Qスピーカー×6（3ユニット）、ローワーリアクォーターにウーファー×2、そしてデュアル2スピーカーのフレッシュエアサブウーファー×1という構成だそうです。




２．カロッツェリア（東北パイオニア）
パイオニアも経営的には色々ありましたが、車載関係は頑張っています。
こちらも試聴したかったのですが、１時間以上の待ちで断念しました。
プレスリリースでは、カー用3ウェイCSTシステムスピーカー「TS-Z900PRS」と、11チャネルアンプ全てにおいて同じクオリティのMulti Channel Stereophonic Philosophyを継承したホーム用11.4ch AVアンプ 「VSA-LX805」を車両空間で組み合わせ立体音響システムを構築・デモしているそうです。


※G504号室では、別内容を展示していました

３．アルパイン
今年の9月に発売予定の「メティオサウンド」と言う、市販初のルーフスピーカーとドアウーファーという2way構成のシステムを展示していました(クロス周波数は約450Hz)。
こちらは30分待ちで、試聴できました。


ルーフスピーカーは、ルーフライニングを外す必要は無く、表側からくり抜いて挿入するそうです。
固定方法が気になったので質問したのですが、説明員の中に説明できる人が誰も居ませんでした。(^_^;)
ルーフライニング自体は余り強度がありませんので、指で天井を押してみたらスピーカーごと動きました。
中高音スピーカーはAピラーに設置する方法もあるので、それと比較したメリットなども質問してみたのですが、スピーカーが耳に近くなりロードノイズの影響を受けにくいという回答でした。
ただ、耳に近いとステレオ定位が得にくいので、一長一短かもしれません。
個人的には、外寸が大きいスピーカーを採用しやすいのもメリットかと思いましたが、あまり重いとルーフライニングが経年変化で垂れ下がってきますので、要注意です(口径は約5cmだそうです)。


こちらは、ジムニー／ジムニーシエラ専用カーナビの「BIG X」です(9月発売予定)。


４．ハーマンインターナショナル（マークレビンソン）
「Lexus LM500h EXECUTIVE」にインストールしてデモしていましたが、１時間以上の待ちで試聴を断念しました。(^_^;)
プレスリリースによると、総出力2400W、スピーカー23基、16ch DSPアンプの5.1.2chシステムによる3Dサラウンドを車内で体験することができるそうです。


以上です。