また、放送で日本車が出てきました。ジムニー1000です。
初回放送は2004年なので、11年前になりますね。
https://www.youtube.com/watch?v=UD5u-rB6s-k
https://www.youtube.com/watch?v=OB0OIhJY3w8
世界的に見ても、ジムニーは評価されているようです。
モノコックボディ+独立懸架サスが当たり前の現代車と真っ向勝負の、ラダーフレーム+リジッドアスクルで小型車ではオンリーワン?の存在ですからね。ほぼ昔のトラックと同じ構造です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%82%AD%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A0%E3%83%8B%E3%83%BC
悪路を走破している模様をみると、左右のサスペンションが固定軸でつながっているのがよくわかりました。車体が傾いて片輪が縮むと、もう片輪が対向関係を保ったまま伸びているのは、ある意味新鮮でした。(^_^;)
さて、今回の修復ポリシーは、ミニモンスタートラック化でした。
アスクルを交換して車高を上げたり、ホイール径を大きくしたり、オーバーフェンダーとスペーサーを使ってワイドトレッド化したり、リヤもディスクブレーキ化したり、ロールバーを追加してラダーフレームに溶接したり、1気筒が低い圧縮比のエンジンは別のものに交換したり、自分で全塗装も施すなど、技術担当のエド氏は頑張っていました。
しかし、ホイールアーチと荷台部分の腐食が酷く、完全修復しないと車検を通せないのがわかり、予算オーバーになるため車検はあきらめました。
この車両は購買担当のマイク氏がネットオークションで購入したため、購入前にボディをちゃんとチェックできなかったためのようです。
このくだりですが、他のクルマの場合ではエドが溶接技術を駆使してきちんと補修していますので、ちょっと不自然です。別の理由があったのかもしれません。そもそも腐食のチェックは購入後真っ先にやったはずですし。
結果、売却価格も想定以下になってしまい、修復費用を取り戻せず以下の様に大赤字決算でした。
さらに、2人の人件費を考えると…。こんなこともあるんですね。(^_^;)
費用:
アスクル、ホイール、タイヤ: 520ポンド
ロールケージ: 200ポンド
エンジン: 150ポンド
塗装、ショートパーツ: 150ポンド
ベース車両: 250ポンド
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合計: 1,270ポンド
売却価格: 500ポンド
Posted at 2015/02/05 01:32:42 | |
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