HiRO(LT)のブログ一覧

レース関係の車両です。

レトロ関係の出品を紹介します。

１．カワサキ　メグロSG(1964年)
モビリティショーでは二輪車も出品されていますが、懐かしい旧車が色々展示されていました。


新型のS1は、説明員によると年度内に発売したいとの事でした。他にW230も発売予定だそうです。


２．カワサキ GPZ900R(1984年)
初代ニンジャ900です。私はリアルタイム世代ですが、未だに痺れます。


３．初代ユーノス ロードスター(1989年)
説明不要、世界が認めた２人乗り小型オープン・スポーツカー。


４．ダイハツ ダイハツ(1931年)、ミゼット(1957年)、シャレード(1977年)

奥からダイハツ号、ミゼット、シャレードです。
写真には写っていませんが、他にもミラ(1980年)、アトレーEV(1999年)、コペン(2002年)も展示されていました。

５．出版関係

気になった、少し先の未来のクルマ達です。

１．マツダ アイコニック SP
2ローターRotaryエンジンを使ってカーボンニュートラル燃料で発電し、その再生可能エネルギー由来の電気でバッテリーを充電すると、実質カーボンニュートラルで走行可能というコンセプトです。そもそもロータリーエンジンは、アルコールでも軽油でも水素でも対応可能だそうです。


マツダのコンセプトスポーツカーというと、2015年のRX-VISIONが印象的でしたが、このアイコニック SPも魅力的なデザインだと思います。

2．日産 ハイパーフォース
このデザイン、何と評すればよいのでしょうか。小学生が空き箱を使って作った様にも感じますが、デザイナーが練りに練った結果なんでしょう。
リヤ周りは明らかに現行GT-Rを意識していると思いますが。


ここまでハッキリとモックアップ然としたデザインだと、どんな仕様でも言った者勝ち(それが狙い？)という気がしますが、
・全固体電池を最適な重量バランスで搭載
・高出力モーターのパワートレーンにより最高出力1000kWを発生し、圧倒的な加速力を発揮。
・強力なダウンフォースを生み出す空力設計
・進化した電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」
・高強度カーボンを活用した軽量化車体により、サーキットやワインディングロードで今までにないコーナリング性能と卓越した操作性を実現
だそうです。

３．ダイハツ　ビジョン コペン


根強い人気があるコペンですが、なんと1.3Lのコンセプトモデルが出ていました。仕様は、
・サイズ：3835×1695×1265mm（全長×全幅×全高）
・ホイールベース：2415mm
・排気量：1300cc
・エンジン配置：FR
だそうです。

技術的な実現難易度は低いので、採算性さえ見込めれば十分商品化できると思います。
というかEV化の流れを考慮すると、出すなら今でしょう。

４．スバル SPORT MOBILITY Concept


今までスバルのEVに対する取り組みは影が薄い印象を持っていましたが、このショーでは流石に全面に出してきました。
といっても、これもモックアップで走行せず、目標とする仕様も非公開なので、社内では随分悩んでいるのでしょう。

ちょっと話が飛びますが、UFOの様な空飛ぶクルマもスクリーンの奥から出てきたり、スバルはアトラクションに力を入れていました。
この手のショーでスモークを使っているのを見るのは初めてでした。(^_^;)


ホンダはモックアップを出していましたが、こちらはクルマでは無く飛行機ですね。モビリティショーなので、何でもありですが。(^_^;)

ホンダは、今回も航空機(Honda Jet ELITE II)のモックアップ？を展示しています。主翼は省略されていました。
某Webサイトで自動車評論家の日下部保雄さんや竹岡圭さんは操縦席に座ってレポートしていましたが、一般人は撮影のみで残念でした。(^_^;)



しかし、客席は座り放題でした。一時間待ちでしたが。(^_^;)
ちなみに定員は、乗員１名の場合、乗客は7名だそうです。


エンジンも展示されていました。おそらく、この会場では断トツの最高馬力でしょう。


ホンダの航空機ビジネスは順調の様で、既に次期機種「Honda Jet 2600 Concept」が発表されています。
2028年に型式証明の取得を目指しているそうです。

JAPAN MOBILITY SHOW 2023 に行ってきました。

個人的な一番の関心事は、もちろんホンダのPRELUDE Conceptです。





マスコミの記事では不明だった点がいくつかありましたので、実機で確認しました。

１．車内の造作
濃いスモークガラスで見づらかったものの、画質補正をかけると少し分かりました。
左ハンドルで、インパネとは独立したディスプレイモニターが中央にありました。
単なるモックかもしれませんが。


２．何人乗りか
後部にヘッドレストが２個、見えました。従来通り４人乗りだと思います。


３．ハイブリッド車なのか、EV車なのか
一部の報道では、ハイブリッド車だそうです。
そうであればマフラーがある筈ですが、展示車両の後部には見当たりませんでした。


ところでハイブリッド車なら給油口がありますね。
この写真、もし充電口なら内部に急速充電と普通充電の、２つのコネクタを納める必要がありますが、蓋が小さ過ぎて無理だと思いました。やっぱりハイブリッド？


結果は、上記の様に一勝一敗でした。
まぁコンセプトモデルなので、矛盾点を上げても仕方が無いのですが。(^_^;)

今回の展示モデルは、「カーボンニュートラル実現のための電動化や、自動運転技術が普及していく過程においても、運転する楽しみ（ドライビングプレジャー）を追求し続け、そして継承していく。」ことを表現したそうです。

かつて2代目プレリュードは、岩倉信弥氏によると「スーパーカーのシルエットとアコードの実用性」が目標だったそうです。3代目も同様でした。

今回の展示モデルを見て感じる違和感は、その辺りの差異に起因しているんでしょうね・・・。

P.S.
モーターファンのHPに、開発者インタビューの記事がありました。

（2023年12月18日 追記）
12/16の「おぎやはぎの愛車遍歴」で、ホンダの責任者が４WS搭載に関してはノーコメントと言っていました。