前回(
その2)からのE91への流れるウィンカー製作の続きである。
今回の記事は、製作関連のブログとしては最終回となる、システムケーブルの作成と最終システム試験を書くはずだったが、システムケーブルを作成している途中で、ちょっとした考慮不足に気がついた。
制御ボックスとしては、車両から来るウィンカー信号を取り込むための接続ケーブルを準備していたのだが、システムケーブルに余剰線があり、それを活用する事に気づかずにいたのだ。
そんな事から、あともう少しで完了というこの場面で、少しだけ手戻りして、車両ウィンカー信号のシステムケーブルへの取り込みに向けて、制御ボックス、システムケーブル、そして、ウィンカー側基盤配線の追加作業をそれぞれ行なった。
ちょっとした事ではあるが、こだわりを追求する個人(自己満の世界ともいうw)として、システムコンセプトはとても重要である。。笑)この件に関しては、基盤から、ウィンカー接続用の配線を外した際に気づけたはずなのだが、歳のせいもあってか機転が効かない。。まぁ、途中で気付いただけ、まだ良しとしよう。。汗)
システムケーブルは、配線変更する前に撮っておいたものだが、ケーブルの追加有無は見た感じはわからないので、このまま掲載しておこう。。笑)
基板側のオリジナルの配線を使ったものをシステムケーブル側へ追加し、制御ボックスは、外だしウィンカー配線をシステムケーブル内へ収めたので、見た目は、とてもシンプルで、電源ケーブルのみが外出しとなった。
そして、最終組み上げとシステム試験を実施したところ、実車用に書き換えておいたマイコンプログラムが、案の定、思ったようにLEDを制御してくれない。。やっぱり、そこはプログラミングど素人、世の中そんなに甘くはないw
ここで改めて、ウィンカーを制御する上で、必要な点灯パターンは、幾つなのかという点を整理してみると、まず一つは、左右それぞれのウィンカー点灯があり、もう一つは、左右同時点灯のハザード動作である。
リアルタイムで、車両から来るウィンカーのオリジナル信号に反応するには、プログラム的に、一筋縄ではいかない事が、動作を確認しながら徐々に分かってきたのだ。。
本来単純に左右それぞれの信号に従って制御するのであれば、マイコンは、左右それぞれあったほうがいい。なぜなら、マイコンは、マルチタスクを組めないからなのだ。左右の信号を流れるウィンカーの遅延を入れながら出力し、ハザード時には、同時に処理するといったところが難しいのだ。
まぁ、そんなことに気付きながらも色々と知恵を絞ると最終的には、解決に向かうものだ。。笑)
左右同時処理のハザード信号において、時々あった片方処理が遅れる現象もなんだかんだ回避できて、セットアップした試験環境では、理想の動作になってくれた。
改めて一連の動きを動画に収めてみた。実車も多分これで行けるだろう。。
かつみSさん、改良基盤含めたテールパーツ、これから梱包して送りますので、殻閉じ作業よろしくお願いします!
Posted at 2023/07/07 20:56:57 | |
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