• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

かれんこパパのブログ一覧

2023年01月29日 イイね!

DSC修理もDIYで~♪



昨年の大掛かりなリフレッシュ計画も一段落が付き、今年は、地味なボンネット内リフレッシュを計画していたが、年始早々に致命的なエラーが発生。。

DSCモジュールの不具合による、ABSエラーである。



ABS機能を司る、DSCモジュールの不具合は、10年タイマーでいずれやって来ると言われる定番中の定番不具合であるが、まさか年始早々に訪れるとは、予想もつかなかった。。

診断機で、モジュールエラーを確認してみると確かに、DSCから不定期で発生するエラーコードは確認できたのだが、発生しっぱなしではない不思議な状況ではあったので、ISTAツール診断機より、DSCポンプのActivationを試みたところレスポンスエラーとなり、制御できない状況。要するに通信系のエラーであることが分かった。

こんな状況で、もちろん、Dラーに行ったら50万円越えは当たり前のコース。。そこで、界隈では、DSC修理で有名な、横浜都筑区にあるショップを訪れて、診断機をかけて見積もり取ってもらったところ、46万円と、これまた驚きの価格を提示された。。



DSCモジュールは、上図の様に、大きく分けて、2つのファンクションに分かれており、ハイドロポンプ部とDSCコントローラ部になるのだが、ショップ曰く、今回の不具合は、彼らが修理できるポンプ周りの不具合ではなく、コントロール系の不具合の様なので、ショップとしては手に負えず、モジュール丸々交換しなければならないとの事。。

流石に、そのまま、愛車を手渡してお願いしますとは言えず、一旦帰宅し、海外のDSC交換の経験のある知り合いにコンタクトして、事情を説明すると、色々と情報提供頂き、その情報をもとに、海外のネットショップで安価で程度の良いセカンドハンド品を見つけ早速ポッチっとなw。。

一度数年前に、DSCプログラム経験はあったので、そこについては不安はなかったのだが、如何せん、4輪のキャリパーまで伸びている油圧ブレーキに関連する所であったので、DSCの脱着には、ハイドロポンプ管の脱着とブレーキフルード充てん作業等が必要になり、その辺りの作業については、動画サイトで検索しながら、手順をしっかりと確立して置いた。



DSCの再プログラミング作業は、過去の経験から、かなりの時間を要すると記憶していたので、エンジンON状態での作業は、プログラミングに必要な定電圧を維持できない懸念があるので、比較的リーズナブルな、メリケン製PowerMax社の100アンペア安定化電源を購入する事を決めた。これは、バッテリーチャージモードの他に、固定電圧モードの設定もあるので、プログラミングには最適である。

今回作業するにあたっては、まず第一に、プログラミングやエア抜き(ブリーディング)作業の工程では長い時間DSCの制御を必要なのが想定できたので、安定化電源のAC給電ができる、いつもお世話になっている、かつみS邸にお邪魔する事にした。

またエア抜き作業は、PCでのバルブ制御やドライバー席からのブレーキポンピング、それと同時に行う、4輪それぞれのキャリパーからブレーキフルードのバルブを開けてブリーダータンクへ流す作業の2手に分ける必要があったため、かつみSさんにもお手伝い頂いた。というか、かなりのヘルプを頂いた。

今回の作業の流れは以下の様な感じだ。

1) DSCモジュール交換: ハイドロポンプ管、6本の脱着と本体取り出し、取り付け
2) DSC本体のプログラミングとVIN登録:安定化電源を使用
3) 初回エアー抜き作業(Pre-bleeding):エアー抜きしながら4輪全体にブレーキフルードを行き渡らせる。(この時点では、DSC本体のポンプ周辺にはエアーが残った状態)
4) DSCハイドロポンプのエアー抜き:ツール手順に沿って4輪側全て実施
5) DSC初期化とステアリング舵角調整:ハイドロユニット調整前作業
6) ハイドロユニット調整:本作業をもって、全てのDSC系エラーが解除された



エアー抜きの作業ポイントとしては、各4輪のキャリパーからブレーキフルードを流し出す際に、リザーバータンクが空にならないように注意が必要だ。せっかくエアー抜きが終わりに近づいたのに、補充を忘れてしまうとリザーバータンクが空になりエアーがまた入ってしまう。補充のタイミングは、1輪ごとに見ていったほうがいい。



プログラミングの時間やエア抜き作業のDSCポンプ作動をPCツールで行う際は、かなりの時間を費やすので、安定した電圧維持と電力供給が必要になるので、安定化電源の準備は必須だと痛感。今回準備してよかった。



今回のABS問題を機に発生したと思われる、ACCキャリブレーションに関するエラーは、帰宅後、自宅駐車場で、姿見鏡を使った「なんちゃってエーミング」を行って無事解決w。(非公式な手法なので、良い子は真似しないでねw)



そして、無事全てのモジュールが、正常状態を示すようになった。かつみSさん、改めてご協力ありがとうございました〜♪

かつみSさんも昨日の様子を詳細に挙げてくれてますので、ご参照ください!

Posted at 2023/01/30 16:47:53 | コメント(11) | トラックバック(0) | メンテ・洗車 | 日記

プロフィール

「[整備] #3シリーズセダン アライメント調整(フロントロアアーム導入後) https://minkara.carview.co.jp/userid/1217220/car/915829/8148178/note.aspx
何シテル?   03/15 22:04
かれんこパパです。よろしくお願いします。 ノーマル車で購入してから徐々にモディファイ進行中です。。。 みん友登録方法が、フォロー、フォロワー式へ変更にな...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2023/1 >>

123 4567
891011121314
15161718192021
2223 2425262728
293031    

愛車一覧

BMW 3シリーズ セダン BMW 3シリーズ セダン
BMW 3シリーズ セダンに乗っています。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation