コンフォートアクセス導入について、
前回からの経過報告となるが、現在考えているステップは、以下のとおりである。
① 車両へのCA登録とCAキーの入手
② CA関連パーツ準備(CAハードウェア、コネクタ、配線など)
③ 車両へのCAハードウェア導入と追加配線
・ ハードウェア関連: CAモジュール、アウタードアハンドル、アンテナx4個
・ 配線関連: 電源、CAN信号、アンテナ、ドアハーネス接続など
詳細は割愛するが、現在、①の所で、時間が掛かっている状況。一方、②のパーツ関連の準備は、ほぼ整ったところである。そこで、③の導入、配線作業へ取り掛かってもいいのだが、やはり、①が終わらないまま、後続の作業への移行は、ちょっと、気が進まない。。。w
まぁ、そんなこともあり、結構気長に、スローペースで、作業を進めるしかない。進捗が悪のは、マイナス面だけではない。細かい所の調査や確認作業に十分な時間を作ってくれるので、プラスになるところも多々あると思っている。
そんなこんなで、今回は、CA機能について、いろんな角度から調べてみた。
先ずは、こちらのアウターハンドルであるが、結構、巧妙、かつ繊細な作りになっている。内部には、3種類のセンサー、①アンロック、②ロックを検知する静電容量センサー、ハンドルの動きを検知する③磁気(ホール)センサー、そして、キー(IDトランスミッタ)へ命令を送る④アンテナで構成される。どれも、CA機能を実現させるうえで重要な役割を担っている。
ただし、CA機能自体は、元々キーに備えてあるリモートコントロール機能やID認証をドライバーがキーを使って能動的に行うのではなく、キーをポケットなどに入れた状態のままで、車両から近場の距離において、キーを意識せず(パッシブ)に、ドアのロック・アンロックやエンジン始動をイグニッションボタン一つだけで行ってくれるサポート機能なのである。そう、言い換えると実に地味な機能とも言えるのだw
実に簡単そうな機能とはいえ、キーとアウターハンドル含めたCAモジュールの間で行う信号プロトコルは、結構複雑に出来ている。ハンドルを握った瞬間に、ハンドルから125KHz信号で、キーに対して、ID識別信号のリクエストを行い、キーからの315MHzに載ったIDがCAS内部のそれと合致すれば、ロック解除、そして、次にイモビ認証のシーケンスが走り、それが合致できれば、エンジンスタートが可能となる。
モジュールの取りつけや配線、キー登録は、かなり厄介である一方で、キーを操作せずして、ロック解除やエンジンを始動できるのは、正にコンファタブル極まりない環境に浸れると個人的には、ほのかな期待を抱いているw
もうひとつ、気になっているのが、E9xにおけるアウターハンドルのCA操作については、フロントのドライバー側と、助手席側のみで、リアのハンドルは、その機能が無いと言う事。
ネットから見つけた、エンジニアリングドキュメントによれば、車両が大きいかハイクラス(5シリ、X5/X6)になると、CA用アンテナ数も増え、アウターハンドルもリア側(2→4)まで対応している様だ。
また、独自に調査してみたが、3シリーズにおいては、現行のG系から、リアまでCAのオプションが設けられている。想像するに、費用対効果というところもある様だが、G系はLCIになって、また、フロントのみのオプションになっているという記事を書いている人もいたので、やっぱり、原価低減も意識し、ここは、標準装備とはならない方向に傾いているのだろうか。。。
リアシートに孫を載せる際に、CAだと、一旦、フロントのドアを開けて、それから、リアを開けると言った動作になるので、リアもあった方がいいのは間違いないなぁ。まぁ、そういった需要はかなり限定的になってしまうかもしれないが。。。
少し長くなって来たので、今回はここまでw
Posted at 2024/10/16 23:41:29 | |
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