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かれんこパパのブログ一覧

2024年10月15日 イイね!

更なるモダナイゼーション・コンフォートアクセス ~その2~



コンフォートアクセス導入について、前回からの経過報告となるが、現在考えているステップは、以下のとおりである。

① 車両へのCA登録とCAキーの入手
② CA関連パーツ準備(CAハードウェア、コネクタ、配線など)
③ 車両へのCAハードウェア導入と追加配線
 ・ ハードウェア関連: CAモジュール、アウタードアハンドル、アンテナx4個
 ・ 配線関連: 電源、CAN信号、アンテナ、ドアハーネス接続など

詳細は割愛するが、現在、①の所で、時間が掛かっている状況。一方、②のパーツ関連の準備は、ほぼ整ったところである。そこで、③の導入、配線作業へ取り掛かってもいいのだが、やはり、①が終わらないまま、後続の作業への移行は、ちょっと、気が進まない。。。w

まぁ、そんなこともあり、結構気長に、スローペースで、作業を進めるしかない。進捗が悪のは、マイナス面だけではない。細かい所の調査や確認作業に十分な時間を作ってくれるので、プラスになるところも多々あると思っている。

そんなこんなで、今回は、CA機能について、いろんな角度から調べてみた。



先ずは、こちらのアウターハンドルであるが、結構、巧妙、かつ繊細な作りになっている。内部には、3種類のセンサー、①アンロック、②ロックを検知する静電容量センサー、ハンドルの動きを検知する③磁気(ホール)センサー、そして、キー(IDトランスミッタ)へ命令を送る④アンテナで構成される。どれも、CA機能を実現させるうえで重要な役割を担っている。

ただし、CA機能自体は、元々キーに備えてあるリモートコントロール機能やID認証をドライバーがキーを使って能動的に行うのではなく、キーをポケットなどに入れた状態のままで、車両から近場の距離において、キーを意識せず(パッシブ)に、ドアのロック・アンロックやエンジン始動をイグニッションボタン一つだけで行ってくれるサポート機能なのである。そう、言い換えると実に地味な機能とも言えるのだw



実に簡単そうな機能とはいえ、キーとアウターハンドル含めたCAモジュールの間で行う信号プロトコルは、結構複雑に出来ている。ハンドルを握った瞬間に、ハンドルから125KHz信号で、キーに対して、ID識別信号のリクエストを行い、キーからの315MHzに載ったIDがCAS内部のそれと合致すれば、ロック解除、そして、次にイモビ認証のシーケンスが走り、それが合致できれば、エンジンスタートが可能となる。

モジュールの取りつけや配線、キー登録は、かなり厄介である一方で、キーを操作せずして、ロック解除やエンジンを始動できるのは、正にコンファタブル極まりない環境に浸れると個人的には、ほのかな期待を抱いているw

もうひとつ、気になっているのが、E9xにおけるアウターハンドルのCA操作については、フロントのドライバー側と、助手席側のみで、リアのハンドルは、その機能が無いと言う事。



ネットから見つけた、エンジニアリングドキュメントによれば、車両が大きいかハイクラス(5シリ、X5/X6)になると、CA用アンテナ数も増え、アウターハンドルもリア側(2→4)まで対応している様だ。



また、独自に調査してみたが、3シリーズにおいては、現行のG系から、リアまでCAのオプションが設けられている。想像するに、費用対効果というところもある様だが、G系はLCIになって、また、フロントのみのオプションになっているという記事を書いている人もいたので、やっぱり、原価低減も意識し、ここは、標準装備とはならない方向に傾いているのだろうか。。。

リアシートに孫を載せる際に、CAだと、一旦、フロントのドアを開けて、それから、リアを開けると言った動作になるので、リアもあった方がいいのは間違いないなぁ。まぁ、そういった需要はかなり限定的になってしまうかもしれないが。。。

少し長くなって来たので、今回はここまでw

Posted at 2024/10/16 23:41:29 | コメント(3) | トラックバック(0) | パーツ製作・導入・交換 | 日記
2024年10月04日 イイね!

更なるモダナイゼーションとベンチ環境拡張~♪



久し振りのブログになるのだが、いつも通り内容がマニアックすぎるので、ご興味の無い方は、速攻でスルー願う。。汗)

愛車のモディネタがそろそろ限界かなと思いきや、実はまだ気になる大物モディが残っていた。それが、コンフォートアクセスである。個人的には、E9x系の純正機能としては、3大モダナイゼーション化の1つだと思っている。

ただし、費用対効果という面では、アフターパーツ的な域を超えており、車両全体へのモディ範囲が広いため実施へ移すには、これまでずっと躊躇してきた。

以下の様に、①、②のモディに関しては、紆余曲折ありながらもなんとか調査しながら導入に無事、漕ぎ着けて来た。

■ 愛車E90のモダナイゼーション化メニュー(大物系)
アダプティブ・クルーズコントロール(ACC, $541) - 導入済み
アダプティブ・ヘッドライト(AHL, $524) - 導入済み
③ コンフォートアクセス(CA, $322) - 未導入

そして、③のコンフォートアクセスに関しては、①のACC同様、数年前までは、必要性を感じなかったが、昨今の車両全般への装備標準化の流れからか存在価値を感じるようになって来た。それは、遠方旅行で使用したレンタカーでの体感が、利便性を高める切っ掛けになったかも知れない。

しかし、CAキーの導入からCAモジュールの追加とそれを中心とした車両全体への配線は、結構大掛かりでもあるし、先立つものも結構大きい。とは、いいながらも思い立ったが吉日、関連パーツの購入を開始し始めている〜(笑)



先ずは、こちらのアウタードアハンドル(助手席側を参考に掲載)。外観から非CA用との見分け方は上部にある5本線。CA用のハンドルは、取付け先端部にコネクターが付いており、ハンドル内部にある静電容量センサー、ホールセンサーの組み合わせで、状態検知を電気信号に変えて、CAモジュールに送っている様だ。



車両側に使用する電気的なパーツは、全て、セカンドハンド品をオクや海外ショップで入手するため、装着前に動作確認をしておきたい。と言う事で、これまでに構築したベンチ環境へ、CA用の機能を追加すべく、CAモジュールや、アウターハンドルのハーネスを追加し可能な限り、センサー動作や接続性の確認を車両実装前に実施する事ができる様にした。



診断機により、CAモジュール(PGS)が認識されたことを確認。これにより、CAに接続されたアウターハンドルが、左右それぞれのスロットにて動作(この時点で詳細は割愛)している事も確認出来た。



また、CA導入にあたっては、直接関係はないが、K-CANバスを介したモジュール間の信号プロトコルを確認できるようにするべく、Arduino(マイコン)にCAN Bus信号をSniffing出来る様な環境も追加してみた。各モジュールに割り振られたCAN ID毎の信号をモニターする事により、モジュールの初動だったりをリバースエンジニアリング出来るので、現在、CICを起動させるのに使用しているCASのエミュレーターもArduinoにより、代替できる可能性が見えて来た。(ただ、既に、CAS+KOMBI接続にてキー解除が出来て、CIC起動が可能となったので必要性は低いがw)



以前、ACCの動作解析をするために使用したCANインターフェイスを流用。ACCはパワートレイン(PT-CAN)用で、500kbpsのCAN信号であったが、K-CANは、100kbpsに設定すればいい。



上図はSniffingのサンプルデータとなるが、しっかりとデーターを吐き出してくれている。

今の流れとしては、CA用のキーの準備と登録、それに伴って、車両へのCAモジュール装着とハーネス追加。ちょっと面倒なのは、左右のドアのアウターハンドルをCA用に交換、そして、信号線と電源のハーネス追加。車両からキーへ無線で信号を受け渡すアンテナは4か所あり、一つは、Exteriaとなるため、リアバンパーの取り外しが必要になってくる。

細かく書くと長くなってしまうので、この辺りは、また、各パートで触れて行きたいと思う。ちょっと息が長いモディになりそうだ。。。汗)

Posted at 2024/10/04 17:51:40 | コメント(3) | トラックバック(0) | パーツ製作・導入・交換 | 日記

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「[整備] #3シリーズセダン アライメント調整(フロントロアアーム導入後) https://minkara.carview.co.jp/userid/1217220/car/915829/8148178/note.aspx
何シテル?   03/15 22:04
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