
色々直して来て、軽いハンチングもかなり減って、偶にビクンという様な不整脈をおこしていたのもスロットル配線を引き直して収まりましたが、未だにタコメーターがゆらーりゆらーりというのが消えません。
そういや制御ユニット不調が原因の燃料ポンプのチャタリングがどうとか、まだまだ心当たりがあります。E-GASとかGMとかLHユニットとかが手を付けてないぞ、前のオーナーが直しているハズも無いし。じゃあ直してみよう、どれかというより、全部やらないとどうせモグラ叩きになるから、一括でやってしまえというわけで、神経系から脳味噌にも着手です。
で、流石にコレに関しては作業内容を考えると、相手が配線ではなく制御ユニットの基盤と電子部品という精密作業であり、かつ量が多すぎるのと、ミスった時のダメージ(経済的な)がとても大きく、原因特定で迷宮入りしそうなので、プロに任せました。
修理内容としてはコンデンサが経年で液漏れだの破裂だの容量狂いしたのを交換するとか、リレーが焼損しただのを修理すると聞いてはいますが、ユニットを取り出して分解して部品特定して調達して、作業してというその手間がかけられないというのもあります。いや、時間があったら楽しそうなんですけど。平日の日中に秋葉原で電子部品漁るとか、車を整備するとかそんな幸せな時間作る余裕ないんで…。
修理を依頼する業者さんですが、ちょっと調べれば怪しい外車屋の修理部門らしいのから、電気屋さんやら、基盤修理専門のところやら色々出てきます。業者を選ぶにも一苦労ですが、いつも部品を買っているSPEEDJAPANが去年あたりから業者さんと提携してコントロールユニット修理を始めたというので、ソレを試してみます。
申し込みをして入金するとコントロールユニット脱着用SSTが送られてくるので、それを使って脱着します。手でやると端子を曲げるとか怖い事が書いてありますが、SSTを使っても、引っこ抜いた瞬間に外れてドカッと落ちて曲がりそうで怖いです。怖いので友人を呼んで、一人がユニットを持って、一人がSSTで引っこ抜きました。
こういう識別用のカラフルな色分けって大好きなんですよね…。普通はあんまり見ない場所ですが。
ありがたみの無いアルミ筐体入りの各種コントロールユニットです。20年前は夢の最新電子制御のLH、初代プレイステーションどころか、スーパーファミコンに劣るのが時代の流れの残酷さですね。新品の値段はプレステが山ほど買えますけど。
外したコントロールユニットとSSTを梱包材で養生して送ると、1.5週程度でリペアされて帰ってきます。バッテリーを抜いたらサッシレスなドアが開けられないので、地味に不便ですが我慢です。
何かあると怖いので、脱着時もリペア後もユニット分解の類は一切していないので、正直写真のネタがありません…。
ちなみに落とし穴というか、リペアに出す際に脱着用SSTを返却してしまうので、SST無しで「着」をするのが地味に大変というのがあります。簡単に抜けないように板バネが強烈なので、装着時も大変です。自分はエンジンルームの上に立って、コントロールユニットを足で踏んで押し込みました。手でやろうにもボンネットが邪魔で…。
で、肝心のリペア後ですが、「妙な振動が消えた」「燃料ポンプのチャタリングっぽいハンチングが消えた」「信号待ちのウインカーでメーターが暗くならなくなった」「なんかエンジン音に知らない音が混ざった」「エンジンのピックアップが全然違う」「なんか体感で20馬力くらいUPした?」とかそんな感じです。
同乗者も同じ内容に気づくくらいには差がでました。同乗者が「明らかに加速が違う」とか言うなら、自分の思い込みじゃないはずです。その晩はとりあえず首都高に飛び出しました。
ひとしきり感動した所で冷静になってみると、これは性能が向上したというよりも、劣化して性能が落ちていたのが戻っただけという悲しい事実が判明したわけですが。脳味噌はボケてたらしいです。
燃費も良くなったと思うのですが、燃料タンク1回分の燃費走行をする前に、レスポンスが良くなったせいでついついアクセルを踏んでしまい、燃費走行が全然できてません。
これで制御系の修理は一段落…。かな?
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R129 | 日記
Posted at
2015/04/20 23:47:37