猛獣チャロポン　奮闘記　その３

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はじめに
「猛獣チャロポン　奮闘記」としていますが、内容は闘病記です。
闘病の記録を残したくて始めました。
そういう話を好まない方は、お読みにならないようにお願い致します。

途中から読まれる方のための自己紹介
僕はチャロ君。
８才の男の子だ。
チャロポンと呼ぶ奴がいるが、許してやってる。
僕の事を猫だと言う奴もいるけれど、僕はあくまで猛獣！
漢なんだ！！（玉々は取られちゃったけれど、それは秘密だ！）
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第３回　チャロポン絶体絶命。



２週間後、結果が出た。

残念ながらリンパ腫だった。

血液のがんと言われているものだ。

人間ならよく悪性リンパ腫などと言うが、「リンパ腫に悪性も良性も無い。」とＮ先生に言われる。

よーするに、悪いんだ。(涙）

これからどの様に治療していくか、Ｎ先生と相談する。

と言っても、抗がん剤治療をするか、しないかの二択。

抗がん剤治療は、僕にも、下僕夫婦にも辛く苦しい事になると説明された。

下僕夫婦は、抗がん剤治療をすることを選択。

僕には選択の権利は無かった。

抗がん剤治療は、点滴にて行うとの事。

点滴に時間がかかる事を、覚悟してほしいと言われる。

また、必ず毎週朝一番で来る必要がある事を理解するように言われる。


僕の抗がん剤治療は、ウィスコンシン法プロトコル、と言うので行われる。

色々な薬を順に点滴するとの事。

１週目は主として「オンコピン」と言う薬（大分苦しい）

２週目は主として「エンドキサン」と言う薬（少し苦しい）

３週目は再び「オンコピン」と言う薬（大分苦しい）

４週目は主として「アドリアマイシン」と言う薬（かなり苦しい）

５週目は、エコー検査で状況を見る。

これを４回（４サイクル）行うらしい。

Ｎ先生からは、４回目までたどり着けない子も多い、と言われる。

それだけリンパ腫は余命が短いんだ。

それなりの覚悟が必要だ。

気を取り直して、さあ、来週から治療開始だ。

頑張るぞ！


次回に続く、かな。


最後まで読んで頂き感謝します。

ささやかな僕のニャン生(=^・^=)
明日がもっと良い日でありますように。