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2024年11月10日

レジェンドKB2からKC2に箱替えしてみての雑感(2:走る曲る止る編)

レジェンドKB2からKC2に箱替えしてみての雑感(2:走る曲る止る編) KB2レジェンドからKC2レジェンドへ箱替えしてみての雑感まとめその2。

ADASの次に大きく変わったのが、走る・曲がる・止まる技術の部分。

SOHC V-Tech採用のV6エンジンは気筒休止が追加され、巡行時の燃費が大幅に向上。

一般公道で巡行していると、タコメーターが0を指すモーター走行と、気筒休止走行をキメ細かに行ったり来たりするのがわかって面白い。


■スポーツハイブリッドSH-AWD(3モーター)

いわゆるNSX同等のハイブリッドシステム。
システム最大出力はKB2の309馬力に対しKC2では382馬力へと大幅向上。
燃費面でもKB2の8.6km/ℓに対しKC2では16.8km/ℓへと大幅向上。

今の所、自分の日常移動パターンにおける実燃費でも50%近く改善しています。
パワーアップしていながらこの燃費改善ぶりは凄い!


シチュエーションに応じてモーター、エンジン、両者併用を自動的に切り替えるので、どうしても人工的なフィールは否めないものの、パワーと燃費の両立という観点でよく出来ているし、踏めば恐ろしいほどのパワーで加速し爽快。



■EPB(電動パーキングブレーキ)

渋滞追従ACC実現の為に必須の電動パーキングブレーキ。
慣れるまではその独特の作法に戸惑いがあり、ついついKB1/2時代の癖で無いハズのフットブレーキを空踏みしてしまいます(笑)

Dレンジに入れてアクセルを踏めば自動的にEPB解除されるのは便利だけど、やっぱりフットブレーキの方がアフォーダンス的には正しいと思われ、いつまで経っても慣れません。



■オートブレーキホールド機能

信号待ちの際に「BRAKE HOLD」スイッチを押せば、ブレーキから足を離してもOKというもの。

信号待ち時の負荷が大幅に軽減されてありがたい。



■リアクティブフォースペダル

シーンや速度域に応じて最適なアクセル開度のところで踏み応えが感じられ、無駄にアクセルを開けない様に促す事で実燃費を良くするというアクセルペダル機構。

「ペダルが伝えてくれる、熟練の踏み加減」なのだそうで、その範囲内を忠実に守って運転すると確かに燃費がみるみる向上していくのが面白い。

カスタマイズ画面でペダル反力を「強」にして自分を戒めています(笑)



■電動サーボブレーキ

アクセルペダルから足を離した瞬間から電気の回収が始まり、ブレーキペダルを踏むとモーターによる減速を強めることでさらに多くの電気を作り出し充電するという、高効率な回生ブレーキシステム。

これによって回収し貯めた電気をモーター巡行で有効活用し低燃費につなげると共に、アジャイルハンドリングアシストで前輪内側ブレーキをチョイチョイ掛けるのに使われている様ですが、言われなかったら意識する事のない縁の下の力持ち的機能ですね。



■ヒルスタートアシスト機能

坂道発進を支援するブレーキ機能。AT車であっても坂道発進時には一瞬後ろへ下がってしまう事がありますが、この機能は坂道発進時にフットブレーキから足を離しても1秒間停止状態を保持してくれるというもの。

KB2の6ATでも坂道発進で後ろに下がる心配をしたことは無かったけど、ヒルスタートアシストの場合、下り坂で一旦停止してバック駐車する様なシチュエーションでも前方へ進むのを抑制してくれるのはありがたい。



■AHH(アジャイルハンドリングアシスト)

カーブでハンドルを操作するとき、必要に応じてカーブ内側の前輪に軽くブレーキをかけることでスムーズで狙い通りの走行ラインをトレースしやすくするというもの。

そこそこ攻めた走りをしないと機能しない様ですが、ワインディングを走ってもそのありがたみがよくわからず。
相当攻めないと動作しないのかな?



■VGR(可変ステアリングギアレシオ)

センター付近は通常レシオ、大舵角時はクイックなレシオへと変化させる事で、低速走行時のキビキビ感や車庫入れ時の取り回し性向上を図っているとの事。

これも言われなかったらまず気付かない機能でしょうね。



■SPORTモード

レスポンス優先のエンジン/モーター制御とし、DCTのシフトスケジュールも普段は使わない1速ギア発進&高回転域を積極的に使うスポーティなマップに切り替え、電動サーボブレーキはレスポンスを早めるセッティングに。

さらに、ダウンシフト時のブリッピングやASCの加速サウンドによる演出で高揚感を高めるとの事。

パフォーマンスに全振りした能天気モードは痛快!
箱根のワインディングではSPORTモード一択でゴキゲンな走りを堪能しました。



【まとめ】

パワーと燃費性能の双方がとびきり向上し、
NSX同等のSH-AWD機構によるわかりやすいスーパーハンドリングに乾杯。

EPBとリアクティブフォースペダルは特に旧型KB1/2に対する違いを日常的に感じられる部分。

10年分の技術進化って凄い。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2024/11/10 21:47:03

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この記事へのコメント

2024年11月15日 0:49
直線が1km近くある農道でフルスロットルを楽しんでいたりします。(^_^;)

ホンダの電気式パーキングシステムのリリース時の「キュッ!」ていう悲鳴(笑)は2度ほど部品を取り替えましたが直らないので諦めています。(^_^;)

SH-AWDのインジケーターは秀逸ですね。
長距離ドライブの時は、フロントガラスモニターの情報を確認するのがある意味楽しみになります。
例えば高速道下り坂でのフルトルクオフ状態でも、極めて安定して走行できるのってKC2の優れた走行能力に驚きます。

コメントへの返答
2024年11月15日 10:47
eureaさん、コメントありがとうございます。

私も高速道路への進入時や追い越し時にグイっと踏み込んでますが、電動ターボ?効果で強烈なGに見舞われあっという間に目的を達してしまうので、たぶん「フル」まで踏み込めていないと思います。

ホント恐ろしいほどのパワーとトルク…もはやスーパーカーですよね。
まさにNSXセダン。

EPBの動作音問題はチラホラ見掛けていたので覚悟はしていたのですが、私の個体は作動音が殆ど聞こえず、ちゃんと動作しているのか不安になる位です。

HUDのSH-AWD作動モニターを見ていると、仰る通りかなり積極的にリア左右輪のモーターが介入してきている様子が分かり面白いですね。

SH-AWD完全に黒子に徹していたKB1/2時代からのマインドチェンジぶりに驚きますが、これくらい分かりやすく存在をアピールした方が商品性上はよろしいのかと。

こんなに面白いセダンがこのモデルで一旦潰えてしまったのがつくづく惜しいですね。

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