ルパン三世(Part 1)のクルマ #13

▼13 タイムマシンに気をつけろ！
ルパンが運転するクルマの前に、強烈に光るタイムマシンと共に魔毛狂介（まもう・きょうすけ）が現れた。　タイムマシンを発明した魔毛は2874年に自分の一族がルパン十三世に滅ぼされる事を知り、ルパンの一族への復讐を告げる。
魔毛は過去に移動することでルパンの目の前から黄金の仏像や古城を消してみせる。　対向車のトラックの運転手を消し、不二子をさらい、ルパンへの嫌がらせを続ける魔毛。　もはや為す術もなく祖先ごと消されるしかないルパンだったが、妙案を思いつき不二子の救出とタイムマシンの破壊に成功する。

▽ランボルギーニ・エスパーダ (Lamborghini Espada)
ミウラと同じ４ＬのＶ１２ ＤＯＨＣエンジンをフロントに搭載した４シーターのＦＲクーペ。　デザインはベルトーネ社のガンディーニ。　1968年に登場、ランボルギーニが倒産する1978年までの10年間に渡って生産された。


シリーズ１(1968-1969)，２(1969-1972)，３(1972-1978)それぞれでメーターパネルやダッシュボードのデザインが異なる。　劇中のクルマはシリーズ２の右ハンドル。

ナンバープレートやテールランプの上の部分は実車ではガラスになっている。

エスパーダを停めて、これから黄金の仏像を盗みに行くルパンと次元。

一見カッコいいシーンだが、左側に乗っていた次元が右側から出てくる必然性が不明（笑）。　ちなみにエスパーダの全高は1,185mmしかない。

▽メルセデス・ベンツ ＳＳＫ (Mercedes-Benz SSK)
不二子を乗せて出かけるが、いささか荒れ気味の運転。



運転しながら不安に焦っている描写。　タコメーターは10,400RPMを指している。

第２話や第７話では直６エンジンのように描かれていたが、ＳＳＫの直６エンジンのボア×ストロークは100mm×150mmで、この回転数は到底不可能。　具体的なレブリミットは不明だが、レース向け軽量版のＳＳＫＬで最高出力が300HP/3,200rpmという記述があった。
ここではパイロット版(YouTube)の「フェラリーＶ型12気筒エンジンを搭載」という設定のようだ。

▽トラックと１ＢＯＸ（車種不明）

青いトラックが対向車線に出てきてルパンのＳＳＫと衝突の危機。　トラックのドライバーは魔毛に消されていた。

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・本放送日：1972/1/16　再放送日：2016/7/11